
集中力が続かない原因
私たちのアタマは優秀です。ありとあらゆる処理を行うことができます。
しかし、この万能さが、かえって一つのことに集中する難しさを生んでいます。
集中している状態とは
集中している状態というのは、いろんなことができる自分のアタマを、うまく制御して、目の前のことだけを考えている状態です。
目の前のことに、自分の注意を振り向ける力が、その土台にあります。
読書や勉強においても、目の前の活字から、注意がそれてはいけません。
1分で終わる短距離走ではなく、1時間、3時間、10時間と続けていくマラソンであるからこそ、長く集中していられる力が必要です。
集中力を高めるには
では、集中力を高めるには、どうすればいいか。
短い時間であっても、全力で集中する経験を、積み重ねることです。
このアプローチが、もっとも直接的であり、それゆえに効果的であると、私たちは考えます。
子どもだけでなく、大人であっても、1時間集中し続けることは難しいです。
長時間、惰性で作業を続けたとしても、集中力は高められません。
まずは短い時間で区切ったうえで、全力で集中する経験を積み重ねることです。
やがて、集中した状態を、身体が覚え、いつ、どこでも再現できるようになります。
集中力を高めるトレーニング
クリエイトの速読トレーニングは、1分から3分の短いトレーニングの積み重ねによって、構成されています。
それぞれが異なる目的をもつトレーニングですが、どれも集中しなければこなせないという点では、共通しています。
短い制限時間の中で、全力の集中を繰り返すことで、集中する感覚を養います。
集中する経験を積み重ねる
トレーニングを通じて、集中する経験を積み重ねることが、やがて、仕事や勉強にも活きてきます。
短いトレーニングの中で、繰り返し、集中の限界を探っていきましょう。
教室は、目の前のことだけに全力で集中できる環境です。
講師の声かけに身を委ね、無理をしようとチャレンジしてみてください。
受講生の声
週1回しか来れないが、1日に2回から3回クリエイトの授業を受けると、集中力を使い果たす。なんとなく集中力の限界値みたいなものが高まった感覚がある。結果的に、以前より長時間本を読むように(読めるように)なっている。
(研究者 Mさん)
図書館に定期的に通うようになりました。元々速く読むことよりも、大量に読むための集中力と読書習慣をつけたかったので、それは達成できました。これからコンスタントに通えるようになれば、より加速すると思うので楽しみです。
「速く読める」というはもちろんとして「集中時間の持続」という面で効果がより出ていると感じている。そもそも、1時間半のトレーニングが、そのまま「集中すること」の練習になっているのだが、そのうえで、ワーキングメモリが鍛えられ負荷に強くなる→集中しても疲れない→集中時間が持続する、ということかな、と勝手に納得している。
基礎学力のさらに下の基盤となるような能力をトレーニングできる機会は他ではなかなか提供してもらえない。非常に貴重な存在である。現在でも様々な資格を持っているが、さらに高度な資格を取得してみたいという欲がでてきた。メールの処理、書類の作成等の事務処理は本当に速くなった。
速読に通って集中力が身につき、読書をする面倒臭さがなくなったおかげで、寝る直前の時間の使い方をいとも簡単に変えることができた。よく構造化された訓練を重ね、スコアを少しでもあげようと頑張る中で、自分をコントロールする感覚が育っていったことも、良い習慣づくりに寄与していると思う。
読書量がぐっと増えた。週1回ペースで図書館に行き、10~15冊借りて読んでいる新聞に目を通す習慣がついた。仕事のとき、必要な情報の文章中から拾うのが拾うのが早くなった。トレーニング40回を越えたあたりから、周りの音が気にならなくなってきた。
仕事上のメール処理や思考の速さはとてもあがったと思います。1日の中で仕事に費やす時間はかなり短くなり、その分様々なトレーニング(日々の読書や運動)、自分のやりたいタスクに打ち込む時間が増えました。
(新聞記者 Sさん)
以前よりも集中力が上がった気がします。トレーニングを通じて短時間に集中するコツをつかんだように思います。また、集中力が上昇したことで、電車の中などのちょっとした時間にも気軽に本を読めるようになり、読書の効率が上がりました。
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劉 智秀 1999年東京都生まれ/栄東中学・高等学校/東京大学経済学部卒/クリエイト速読スクール二代目代表