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深い集中は、良い姿勢から
姿勢はすごく大事です。
勉強やトレーニングに集中するうえで、これより大事なことはありません。
極論、しっかりと睡眠をとった頭で、ピシッとした姿勢で座ることさえできれば、他に何がなくとも頭は働いてくれます。
勉強慣れしているかどうかは、机に座ったときの姿勢だけでわかります。
洗練されたフォームは、どこか美しさすら感じさせるものです。
姿勢が悪いと、注意が逸れていく
正しい姿勢で弓を引けない人が、けっして的を射ることができないのと同様に、正しい姿勢で座ることのできない人は、けっして目の前のことに集中できませ ん。
矢が的から外れるがごとく、注意が他に逸れていきます。
姿勢が悪いことのデメリット
姿勢を正そう、というのはけっして精神論ではありません。
姿勢が悪いと
- 呼吸が浅くなる
- 血流が滞る
- 自律神経が乱れる
- 首や肩、背中に負担がかかる
といった具体的な悪影響が生じます。
勉強中に疲れやすい人は、姿勢が原因かも
慢性的な首肩の痛みや、眼精疲労がある場合は、デスクワークの姿勢を見直してみてください。
整体などもたしかに効果的ですが、対症療法にすぎません。
姿勢の改善が必要です。
勉強中の姿勢のポイント
骨盤を立てる
座面に対して、垂直になるように骨盤を立てることを意識します。
腰への負担が減り、長時間座っていても疲れにくくなります。
へその下に力を入れる
へその下は「丹田」ともよばれます。
この部位はちょうど体の重心にあたります。
軽く力を入れてあげることで、下半身が安定し、上半身の力を抜くことができます。
勉強の疲れを解消「舟漕ぎストレッチ」
「舟漕ぎストレッチ」は、肩甲骨周りの柔軟性を高めるストレッチです。
手を表裏と交互に返しながら、腕を後ろに引いていきます。
ちょっとした隙間時間に取り入れることで、首肩周りの疲れの予防・解消ができます。
記事冒頭の動画内で実演を行っています。
イメージが湧かない場合は、あわせてご確認ください。
自分に合った方法を探ろう
いくつかハウツーをご紹介しましたが、自分の体のことは、自分が一番よくわかるものです。
記事の内容はあくまで参考にとどめ、各々で自分に合った方法を探っていきましょう。
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劉 智秀 1999年東京都生まれ/栄東中学・高等学校/東京大学経済学部卒/クリエイト速読スクール二代目代表