勉強中の姿勢が集中力を決める。疲れにくい姿勢のポイント2選 | 速読ナビ

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勉強中の姿勢が集中力を決める。疲れにくい姿勢のポイント2選

更新日:2024年12月24日 公開日:2024年12月16日

深い集中は、良い姿勢から

 姿勢はすごく大事です。

 勉強やトレーニングに集中するうえで、これより大事なことはありません。

 極論、しっかりと睡眠をとった頭で、ピシッとした姿勢で座ることさえできれば、他に何がなくとも頭は働いてくれます。

 勉強慣れしているかどうかは、机に座ったときの姿勢だけでわかります。

 洗練されたフォームは、どこか美しさすら感じさせるものです。

姿勢が悪いと、注意が逸れていく

 正しい姿勢で弓を引けない人が、けっして的を射ることができないのと同様に、正しい姿勢で座ることのできない人は、けっして目の前のことに集中できませ ん。

 矢が的から外れるがごとく、注意が他に逸れていきます。

姿勢が悪いことのデメリット

 姿勢を正そう、というのはけっして精神論ではありません。

 姿勢が悪いと

  • 呼吸が浅くなる
  • 血流が滞る
  • 自律神経が乱れる
  • 首や肩、背中に負担がかかる

 といった具体的な悪影響が生じます。

勉強中に疲れやすい人は、姿勢が原因かも

 慢性的な首肩の痛みや、眼精疲労がある場合は、デスクワークの姿勢を見直してみてください。

 整体などもたしかに効果的ですが、対症療法にすぎません。

 姿勢の改善が必要です。

勉強中の姿勢のポイント

骨盤を立てる

 座面に対して、垂直になるように骨盤を立てることを意識します。

 腰への負担が減り、長時間座っていても疲れにくくなります。

へその下に力を入れる

 へその下は「丹田」ともよばれます。

 この部位はちょうど体の重心にあたります。

 軽く力を入れてあげることで、下半身が安定し、上半身の力を抜くことができます。 

勉強の疲れを解消「舟漕ぎストレッチ」

 「舟漕ぎストレッチ」は、肩甲骨周りの柔軟性を高めるストレッチです。

 手を表裏と交互に返しながら、腕を後ろに引いていきます。

 ちょっとした隙間時間に取り入れることで、首肩周りの疲れの予防・解消ができます。

 記事冒頭の動画内で実演を行っています。

 イメージが湧かない場合は、あわせてご確認ください。

自分に合った方法を探ろう

 いくつかハウツーをご紹介しましたが、自分の体のことは、自分が一番よくわかるものです。

 記事の内容はあくまで参考にとどめ、各々で自分に合った方法を探っていきましょう。

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劉 智秀 1999年東京都生まれ/栄東中学・高等学校/東京大学経済学部卒/クリエイト速読スクール二代目代表