
自分の時間がない?
読書や運動、趣味、自己投資のための勉強などは、時間が空いたときに余裕があれば、となりがちです。
しかし、それではなかなか上手くいかないものです。
理由は二つです。
自分の時間は、守らないと奪われる
第一に、真っ先に犠牲にできてしまう時間だからです。
時間が空いたときに余裕があれば、というのは、言い換えると、優先順位が低いということです。
空き時間というのは、学校や仕事場での時間と違って、他から強制されることなく、自分の裁量で扱えます。
であるからこそ、強い意志とともに、この時間を守り抜こうとしない限りは、砂粒ほども残りません。
仕事の穴埋めや、そんなはずじゃなかったという浪費に回されます。
時間を決めておかないと、余計に疲れてしまう
第二に、突発的なエネルギーの発散では、継続ができないからです。
趣味や勉強というのは、継続することが何より大切です。
決められたタスクを遂行するのとは、根本的に性質が異なります。
積み上げることでしか、高みを目指せません。
打ち上げ花火ではなく、炭火のようなネチッコさが必要です。
思い立ったときに、突発的に、というのは、継続との相性が悪いです。
くわえて、一回一回の挑戦で気張ってしまい、精神的に疲れます。
スケジュールを事前ブロックしよう
解決策は一つです。
読書の時間、運動の時間、勉強の時間を、事前にスケジュールに入れておきましょう。
自分のために使う時間は、とっても大切です。
全身全霊をかけて、その時間を守るために、あらかじめスケジュールをブロックしてしまいましょう。
自分の時間も、仕事や家事と同じくらい、優先順位をあげても良いはずです。
自分の時間を守る技術
自分自身が守ろうとしない限り、空き時間は、スマホに、仕事に、他人に、奪われます。
どこにいようと、SNSで他人と繋がり、パソコンで仕事ができる時代です。
自分の時間を守る技術を、身につける必要があるのではないでしょうか。
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劉 智秀 1999年東京都生まれ/栄東中学・高等学校/東京大学経済学部卒/クリエイト速読スクール二代目代表