- ホーム
- 提携パートナー
- SEG講習
- SEG「文章表現スキルアップ」講座案内
- 2002年度 I・II期(4・5・6月) 受講生アンケート
SEG講習
SEG「文章表現スキルアップ」講座 受講生アンケート
2001年度 第Ⅰ期(受講4回)
SEGでは、2001年度第Ⅰ期(受講4回) 受講生にアンケートを実施しました。一部を抜粋してご紹介致します。
SEG(エスイージー)とは、Scientific Education Groupの略で、「文化としての数学」の普及を目的として1981年に結成された塾です。中1~高3生(2002年10月在籍会員4737名)が、 大学受験にも大学入試後にも役立つ自然科学、語学、社会科学を学んでいます。
月曜・土曜昼クラス(前期全8回受講生)
僕は文章を書くのが好きなので、それなりに書くことに対して知識があるように思っていたが、講座をうけていると目からウロコが ボロボロと落ちていくのが 自分でもわかった。楽しい。楽しすぎる。塾に来ている、という感覚がしない。数学と英語しか受けていない人はもったいない、と思う。実際僕はこの講座を受けるためだけにSEGに入ったのだ。それだけの価値があった。全16回というのが非常に惜しい。あと12回か。はぁ……。(開成 高2男子)
自分が、いかに日本語の文章が書けないか、思いしらされました。しかし、今はショックより興味の方が先行しています。「奇想天外」な内容というより、「当たり前」の内容でした。しかし、その「当たり前」で誰でもわかることが、実は誰もが気付かないことだとわかりました。受講前の文章が、恥かしくて読めなくなりました!(慶應志木 高3男子)
自分で読んで、「これのどこを直すんだろう」と思った文章がどんどん批評され、直されていくので、初めのうちは、ぼうぜんとしているばかりでした。また、「要約」は、今まで何をどうやったらよいのか全く分からなかったのですが、今は、少しはどうにかなりそうです。今年度、学校で、6回の作文(エッセイ、小論文、鑑賞文etc.)の課題があります。この間、1作品提出したのですが、推敲している時に、この授業が役に立っていることが実感できました。これからも、がんばって来ます。(桜蔭 中3女子)
自分で読んでも欠点がわからない文章を松田先生がどんどん変えていくのを見て、目からうろこがおちる思いだった。自分たちの文章の欠点の多さを改めて自覚した。また、思いきってぜい肉をそぎおとしていく「要約」も感動に近いものを覚えた。(麻布 高1男子)
「文章表現スキルアップ」は、はじめあまり乗り気ではなかったが、今は、自分の欠点が他の人の作品を通して見えてきたり、はっとさせられるような表現が発見できたりと、おもしろくなってきた。多分、今もう一度何か書いたら、はじめて書いたものとは全く違ったものが書けると思う。4回だけで、これだけ様々なことに気付けるなら、1年後の自分が楽しみだ。(白百合学園 高1女子)
文章を書くときに注意するところが具体的にわかった。テーマを意識しつづけて書くなどの全体的なことから、文中に多く使いすぎるとよくない語などの細いところまで。(青山学院 高1女子)
文章を書く時に必要なこと 、不必要なことがよく分かり、4回にしてもう文章表現がスキルアップしたような気がする。うちの父親は編集者で、この授業でやったようなことを仕事にしている。こんな大変なことをよくやるな、と感心した。(暁星 高1男子)
「要約」の取り方は非常に参考になりました。また、僕は文章を書く時に、ついつい、同じ言葉を使ってしまうことがあったので、それに気を付けることが出来るようになったと思います。たぶん。文章を書く時のルールは知らなかったことも多く、これからの僕の文章も変わるでしょう。(筑駒 中3男子)
本当の(?)文章の書き方、自分の主張の述べ方などとても勉強になりました。実際に想像していたのとは少し違いましたが、とても楽しかったです。特に「要約」が大の苦手な私にとって、「要約の取り方」はとても勉強になりました。色々と文章を読んでいく内に初めの頃には分からなかったことが分かってきたのも嬉しかったです(自分がいかに未熟だったか思い知らされました……(笑))。(桜蔭 高3女子)
今までは、文を組みたてると思うだけで頭がこんがらかりましたが、文章を書きたい気になってきました。話し方も、上手になった気がします。相手の気持ちを考えて、相手が分かりやすいように話せるようになったと思います。(桜蔭 高1女子)
今まで自分が書いていた作文などが、いかに変な文章であるかがわかった。文章の基本的なことがぬけていた。(早稲田 高2男子)
今まで文学作品以外の、一般の人の文をこんなに深く読んだことはなかった。自分の文の悪い所が見えたような気がした。(光塩女子 高2女子)
文章の良くないところをはっきりと言っていく授業が最初はきついとか恐いと思ったけど、そういう意見を聞く機会ができて良かった。読みものプリントが配られて読んでみるとおもしろかった。今まで文章を読んだりすることが嫌いだったのに抵抗を感じなくなってきて、興味がわいてきた。同学年の人だけじゃないのが意見の幅が広がっていいと思った。(都立富士 高1女子)
本をたくさん読んでる人は鋭い意見を持っていてとても参考になり、松田さんの解説も同感できるものが多々ありました。(吉祥女子 高2女子)
作文を3月のうちに書いて提出しなかったことを後悔しました。書いていたならこの4回の講座でもっとよく自分の欠点がわかっただろうと思いました。これから書きます。(桜蔭 高2女子)
自分でもいろいろと悪文を書いていたんだなぁ、と思うことがいくつもあって勉強になった。これからはましな文章を書いていけそうな気がする。なんだか数学の授業より面白かったような気が……。「要約」は少し苦手。でも勉強になったと思う。(都立富士 高1男子)
中学に上がった時母親から「なんだこの作文は?」と言われました。改めて見ると確かにおかしい……。でもどこをどう直せばいいのかわからなかったりして、気付けば放っておいてしまっていました。これからの授業で、自分の文章に何が必要で、どこが余分で変なのかを探していきたいと思います。(渋谷教育渋谷 中3女子)
ハマリやすい悪例をたくさん出してくれてわかりやすい。(女子学院 高2女子)
「スキル」という言葉をたいへん意識させられる授業でした。今までは、文章を読む上で私が重要視するものはその文の内容以外になかったのですが、いくつかの新しい視点から文章を読めたところが面白かったです。(学芸大附 高2女子)
自分の文章に手前勝手な表現が多いような気がしてきた。接続詞の使い方も問題があるかもしれない。さらに中身もやばいかもしれない。うう……(麻布 高1男子)
本は好きで読んではいるけど、「 」や……などの使い方にも気づかずにいたので、受講後は読書するときも細かいことが気になるようになった。私の場合、学校で書く作文にしろ感想文にしろ、言いたいことがまとまらず、長くなりすぎてしまっていたので、要約について学べたのもとても良かった。(青山学院 高2女子)
「テーマ」というものが大事なのがわかった。自分が文章を書く時、どうしても、言いたかったこととズレていくことが多い。だから、今後は「テーマ」の持続ということを念頭において文を書いていきたい。また、文章表現が良いか悪いかを検討することによって論理的な考え方もできるようになった気がする。(城北 高2男子)
この4回でいろいろな作品を読んできてこの言葉は、この作品に適切かどうかなどが少しわかった。今度は自分で書いてみたい。(鴎友学園女子 高1女子)
まわりの人が自分よりずっと深く読みこんでいるように感じてしまいます。これから先、自分は本当に文章をうまく書けるようになるのか不安です。(普連土学園 中3女子)
授業をうけていくうちに、自分の文章がいままでいかに適当に書かれていたのかと思うととても恥ずかしいような気がした。(武蔵工大付 中3男子)
文の基礎は分かったと思うけど、ある文を読んで、コメントしていくのがよく分からない。どの文もよく思えてしまう。「要約」は、けっこう短くして、びっくりした。学校で要約する時に役に立った。(共立女子 高1女子)
今まで勉強してきたはずの、基本的なことが、あまりわかっていなかったことを知り、少しびっくりしました。ちょっと難しく、ついていくのが大変ですが、とても勉強になり、受講してよかったです。(女子学院 中3女子)
文章を書くのが好きだった僕は、自分の文章力を向上させるためにこの講座を選択した。今までたくさんの文章を書いてきても、その書き方についてしっかりと学んだことがないということに、受講して気が付いた。考えてみれば当然のことでも、それをはっきりと認識できるようになったのは非常に大きな収穫だった。(筑駒 高2男子)
前から文章を読んだり書いたりするのが好きだった。でも国語での「要約」はいつも上手くできなかった。書くのも書き方がいいかげんで学校ではほめられたことはなかった。母のすすめでこの講座をとってみたら、知らなかったことをたくさん知ることができた。他の人の意見もきけていいと思った。(東大附 中3女子)
授業で扱った文に対する、自分の周りの生徒の感想や厳しい批評に驚かされっぱなしだった。私よりも文章の読み取りが上手いなあと思った。同時に私は読めてないなぁと思った。だから文章も書けないのか……なんて思ったりもした。これから続けていったら、自分の言いたいことが一読で読んでもらえるのかなぁ? と思ったりもしている。「要約」の取り方は役に立っている。英語の要約はやらされたことがあったけれど、短いし、英語は文章の配列のしくみが要約向けだからなんとかなっていた。でも、日本語の場合はうまくいっていなかったから、少しわかった気がする。結局、文章をちゃんと読めないとどうしようもないし、読めれば何やらされても大丈夫なんだろうと思う。(県立千葉 高卒女子)
悪例を指摘していくのが楽しかった。しかし、自分の作文が返ってきた時に、1行目を読んで何を書いているんだ! とはずかしくなった。しかしこれは過去の自分。作品について何を言われるか今から楽しみ。(都立富士 高3男子)
どんなに自分がいいたいことがあっても、誤解されるような書き方をしてしまってはもったいないと思った。次に文章を書くのがちょっと怖い。でも批判されてもいいから書かなきゃはじまらないと思った。(吉祥女子 高2女子)
おもしろい授業でした。自分の意見を言う人がたくさんいて、すごいと思いました。私は緊張して何も言えなかったですが、このような場に接することができてよかったです。要約の取り方は勉強になりました。(光塩女子 高2女子)
意見をあまり言えなかったので事前にもう少し読んで考えてこようと思った。たくさんの悪例を見て、だんだん悪い部分に気づくようになってきたが、言われてみて初めて、どうして私はそこにひっかからずに読んでいたのだろうと不思議に思うことがあった。今度から、作文を書くときに、自分の作文を推敲するのが楽しみだ。(光塩女子 高1女子)
具体的に書けない自分がもどかしいが、自分の書き方にかなり多くの影響を与えたのは確かだ。いままでずっと、ゲームシナリオばかり書いていたので、ふつうの文に久々に出会えた(ゲームの場合、文字ウィンドゥに収まるように3行以内で書かなくてはいけないので活字におこすと不思議な文になる)。シナリオの方にも、少しずつ表れてくると思う。(本郷 高2男子)
第1回目の授業は、知っているというか普段から気をつけていることしかやっていなかったので、「もしかしたらそんなに勉強にならないかも……」と思ったりもしたけれど、2回3回と回数が増えるにつれて内容が濃く、深くなってきたのでとてもおもしろかった。(吉祥女子 高1女子)
普段学校で受ける現代文の授業では決して指摘されなかったようなことを説明してくれた。(桜蔭 高2女子)