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SEG講習
SEG「文章表現スキルアップ」講座 受講生アンケート
2002年度 I・II・Ⅲ・Ⅳ期(4・5・6・9・10・11月)
SEGでは、2002年度I・II・Ⅲ・Ⅳ期受講生にアンケートを実施しました。一部を抜粋してご紹介致します。
SEG(エスイージー)とは、Scientific Education Groupの略で、「文化としての数学」の普及を目的として1981年に結成された塾です。中1~高3生(2002年10月在籍会員4737名)が、 大学受験にも大学入試後にも役立つ自然科学、語学、社会科学を学んでいます。
月曜・土曜昼クラス(前後期全16回受講生)
毎回の授業全てで得るものがありました。「私なりの文の書き方」なんて誰も教えてくれる人はいなかったけど、『文スキ』でそれが学べたと思います。16回でたくさんのことを学んできましたが、これは、まだきっかけのような気がします。私の中で文章の世界が見ちがえるほど広がりました。いろいろな資料のおかげで、本を読まなかった私が本を読むようになりました。また、毎週いただけるプリントは本当に面白かったです。(雙葉 高1女子)
文章を書く上で大切なことを学んだと思います。客観性、論理性、多様性……。言葉にしてみれば平凡なことですが、他人の文章という具体例があることで、よりたやすく理解することができました。特に後期は皆もより上手になって、文章を読むだけで楽しかったです。「要約」は、みんなのもうまいな、と思って読んでたけれど、大人たちのはその一歩先を行く感じで、私のふだん読んでいる小説より、「要約」なのに個性があってすごいなと思いました。(桜蔭 高2女子)
後期になるとみんなの文章表現が前期よりずっとうまくなっていました。でも、さらにうまくなるように授業をしていたのが印象深かったです。初めて作文を書いて授業で取りあげられた時は緊張しました。まだまだ、他人から見てわかりやすく、面白い文章にはほど遠いなということがよくわかりました。みんなの文章について聴くのも勉強になったけど、今日自分の文章を取り上げられて初めて文章を書く楽しさがわかった気がしました。自分より文章がうまい人はたくさんいるので、その人たちぐらいになれるように、また作文を書きたい。(山脇学園 中3女子)
みんな前期と後期では文章の質が全く違うことに驚きました。今考えてみるとすごく短かったように思います。以前は本当に「作文」という文字を見ただけで吐き気がするほど文章を書くことが嫌いでした。でも近頃は「あっ、なんかこのこと作文に書けそう、書いてみたいかも」と思うことがしばしばあって、自分でも驚いています。人の作品も参考になったけれど、やはり自分の作品の時は一味違いました。最初は自分の作品を批評されることが心配で、正直休みたいと思ったけれど、今はたった2つ(要約含めれば3つ)しか見てもらえなかったという気持ちです。(西武文理 高1女子)
文章の難しさがわかった気がする。ほとんど穴はないだろうと思って提出した作品を、こうもあっさりひっくり返されてしまうとは……。受けて自分の文章の盲点が見えた。「要約」もとても役に立った。どう勉強したら良いのかよくわからなかったが、他人の作品をどう検討すべきかわかったし、そのポイントもつかめた気がする。(海城 高2男子)
今まで文章を書いていて、下手であることは十分自覚していましたが、一体どこをどう踏みこんで考えれば良いのかわかりませんでした。先生にアドバイスをいただき、自分に何が足りないのかがわかりました。そのおかげで一文一文を深く考えるようになりました。他の人の作品などを読んで、文章の書き方の知識を増やすこともできました(いい刺激を受けました)。今、書き直しをしている所なのですが、先生に指摘された文章部分をどう直せばよいのか、なかなか納得できる表現までいきません。でも、そういうことをするようになったのは、私に、一文一文を考えさせる方法を教えてくれたからだと思います。できたらまた、お願い致します。(白百合 高2女子)
自分の書いた文章を後々見てみるとずいぶんぬけている所が多いということに気が付いた。客観的に見るというのは、いかに難しいかが分かった。また、「要約」をする時は、生半可な読みでは、しっかりしたものが書けないのだということを知った。先生の誠意が感じられムリなく受けられることが良かった。自分の文章をここまで詳しく読まれたのは初めてだったので、うれしいような悲しいような……。でも最終的には良かったです。ありがとうございました。(高輪 高1男子)
私もあのSEGのパンフの生徒と同じように「受けてよかった」と思っている。自分の文章をきちんと読んでくれて、批評をしてもらう。初めて自分の作品を取り上げられた時は、"なにくそっっ"とも思ったが、"あぁ、なるほど"と納得することの方が多く、自分が書く文はまだまだ勉強がたりないなぁと思った。これからも文を書いて、松田先生に見せに行ってボロボロに言われて、そして、書きなおそう。(吉祥女子 高1女子)
私は、自分の書いた文章を生まれて初めて他人の前で文句(?)を言われました。最初はすごく抵抗がありました。でも、授業が進んでいくうちに自分のいけない部分がたくさんでてきて、驚きました。文章を書く上で私の視野が狭いということは今まで全然気が付かなかったことです。また、この講座ではプリントをたくさんもらえ、しかも面白いものが多かったので家族に無理やりに読ませることもありました……。学校の小論文テストで、良い結果がかえってきました。(十文字 高1女子)
資料を読み、それを写して作文を書いていくという、少しずるい感じで僕は書いていた。だが、大切なのは読者に対して何を言い、理解させるのかということを自分で考えるということがわかった。自分よりもうまく書く人の作文を読み、その良い所と悪い所を発見するというのもよい勉強になった。自分に足りないものを見つけたと思う。(攻玉社 中3男子)
今までとは文章の読み方が変わったのは事実。書くことに関しては、今まで気軽に、気の向くままに書いていたのが、どこかで松田先生が目を光らせているかと思うと気軽には文章が書けなくなったのも事実です。先生ではなくても、WさんやMさん、さらにはFさんのような人がどこにいるかと思うとやはり怖いです。学校で、冊子に載せるので修学旅行と部活をテーマに書いてくれと言われ、気軽に書いたものが、友達の親から「すごい」と言われるくらいにはなりましたけど。(立教新座 高2男子)
自分の文章のあまさが改めて分かった。僕の文章は、全体的にいつも浅く広く書いてしまう傾向があったため、テーマが明確にされていない問題点があった。その点について十ニ分に注意された。(世田谷 中3男子)
気分・感情で文章を書いていた。もっと文章構築にはロジックをとり入れ、つくり上げていかないと駄目だと思いました。プリントによって面白い本・作家を知ることができました。(巣鴨 高1男子)
作文を書くときに、昔のような、冷や汗をかいて頭からしぼりだして書くような感じはなくなった。どういうところを重点的に書けばよいのか分かった。ちゃんと構成だとか、書き出しを気にするようになった。高3ということで、初めはどうしようかかなり迷ったが、アンケートなどを読んでいてどうしてもやりたくなってこの講座をとった。自分は文章が下手だということは知っていたが、それほど危機感をもっているわけではなかった。しかし、この講座で他の人たちが鋭く指摘しているのを見るたびに、危機感がつのった。今回で終わってしまうのはさみしいけど、そんなことも言っていられないので、受験勉強に専念しようと思う。先生にセンスが良いと言われ、かなり嬉しかった。ありがとうございました!(富士見 高3女子)
自分の作品を読まれるときは、こわかったが、終わるとスッキリした。四月から比べると、文章に変な(確実性のないような)ことを書いてはいけないと分った。「要約」はどこが大切なのかを見抜くことは難しかったが楽しくできた。人によって、こんなに違うのかと思った。(頌栄女子 高1女子)
みんなの前で、自分の作文が読まれるのは本当に恥ずかしかったけれど、授業はおもしろかったです。本当に上手な作文を書けるように、努力しようと思いました。(晃華 中3女子)
やはり、自分の作品が一番勉強になりました。私の要約は切り張りでした。もっと精進したいと思います。(桐朋女子 中3女子)
前期の間は注意ばっかであんまりおもしろいなとは思えなかったけど、他の人の書く文章を読むのが楽しかったので後期もやろうと思って、とったら今度は、先生が注意、指摘する理由が何となくわかって、自分でもそーだなと思えることがいっぱいあって楽しかったし、嬉しかった。途中休むことがあって授業受けなかったことをすごい後悔してます。ちゃんと出ればよかったと、終わりが近づくにつれてすごく思いました。(豊島岡 高2女子)
初めて作品を提出した時、これで結構うまくいったんじゃないかと思っていたところ、授業でボコボコに言われました。2回目に書き直しをする時は、期限がせまっていたこともあり、先生が指摘された部分を二重線を引いて消し、上書きしたところ字数が多くなり過ぎたので思い切って最後の段落を削除して提出したところ、意外にも1回目ほどには攻撃されずに済みました。なぜ攻撃されなかったかを考えていくうちに、少なくとも自分が文章を書く上で大切なことは説明を本当に本当にくわしく書き、そして矛盾を完全になくすという点ではないかと思うようになりました。とここまで書いて、今ここに書いていること自体、とてもわかりにくい文章で構成されていることに気付きました。やはりまだ自分は修業が足りません。(麻布 中3男子)
初めの頃は、先生が授業で悪い部分を指摘するのを聞いているだけで、あまり収穫がないように思っていた。しかし、夏休み中に書き直し、提出した作文を先生が読んで、「とても伸びているよ。」とVサインを出してくださった時、自分では気付かない間に上達したのかなと思い、うれしかったです。毎回授業を受けるたびに、他の人の文章能力に圧倒され、自分ももっと文章が上手に書けるようになりたいと思い、授業が楽しみになりました。(晃華 高2女子)
他人の作品を読んでも、なんとなく……しか私は分からないのに、クラスの人は、それぞれ自分の視点を持って具体的に思ったことを発言していて、途中まですごい不安でした。でも、今は自分でも分かる所が出来て良かった。今週の木曜に、学校でタバコについての作文(自分で書いたもの)を読みました。以前よりは、柱がしっかりしてた気がします。(恵泉女子 中3女子)
9月から入ったからなのかは分かりませんが、周りの人たちの文章の上手さに本当~に驚きです。完璧では! と思える文章に先生がメスを入れていくので、文章って奥が深いんだなあ……と改めて感じました。個人的に「夢浮橋」にすごく魅かれました。作者(女子)も何だか格好いい人で、作品はその人を体現するんだ……と実感しました!(桜蔭 高2女子)
他の受講生は凄いなあと思った。要約をあれほど丁寧にするとは思わなかった。学校で「要約」のプリントが役立った。新聞がよくプリントに印刷されているのを見て、新聞に興味を持ち、毎日読むようになった。(浅野 中3男子)
自分の書いたものをぼろくそに言われると非常に頭にきますけど、皆言われているので、恥ずかしいことはないです。でも、人の書いたものにいろいろ文句をつけたくなるクセがつきました(笑)。国語教師が書いた要約とか、けなしたくなりました。結局、この授業で実際に力が付いたかどうかは私にはわかりませんが、「推敲」が大切だ、ということは身にしみて感じました。それが力なのかもしれませんが。(立教女学院 高1女子)
文章の要約の仕方が分かった。自分の文章のどこが悪いかということを知った。(立教新座 中3男子)
皆おもしろい文章を書いていた。読んで楽しい文章がいっぱいあった。「要約」は奥がふかい。(世田谷学園 高1男子)
去年よりもキッツイなーと思いました。でも、去年より分かりやすかったです。得たものは、と聞かれても、得たものが分かれば、書き直しする時に困りませんて。だけどつくづく思うのは、誰が読んでも分かるように、客観的に書くということが何より難しいということでしょう。私は元々主観的な人間なので、一回目から今まで、いつもこれに苦しめられてきました。まぁ、一回目に比べれば、よっぽど良くなっているでしょうが。でも、やっぱり、ものすごく客観的に書いてある文章とかうらやましいです。「要約」は2回目ですが、考えれば考えるほどドツボにはまります。つまらなくはないです。自分の要約と相手の書いていることがかっちり噛み合った時の喜びは至上のものですが、次を書き進めていってそこをどうしても解体せねばならない時は断腸の思いです。要約力は、読書力があってこそのものだと今日とっても思いました。しかし要約にはなんて時間がかかるんだ。(白百合 高2女子)