感覚に頼らない速読。処理能力を数値化する訓練法 | 速読ナビ

速読訓練法

感覚に頼らない速読。処理能力を数値化する訓練法

更新日:2025年10月15日 公開日:2025年10月15日

 

 クリエイト速読スクールでは、受講生の方に書いていただいた感想を、教室ブログでご紹介しています。

 そのブログの中の言葉を引用しながら、今回は「数値化」について書いています。

 カギカッコで囲われた表現は、いずれも受講生の声です。

 リンククリックで、原文をご確認いただけます。

感覚頼みではなく、結果を「数値」で見る

 速読と聞くと、感覚的なセンスを磨くものとお考えの方もいるかもしれませんが、クリエイトのトレーニングはその逆です。

 他の速読とクリエイト速読スクールの違う点は、個別のトレーニングに関しての数値が夥しく登場することにあります。

読む作業を因数分解するアプローチ

 「本を読むという行為をいくつもの動作に分け、それぞれを的確に数値化する」アプローチです。

 一つひとつのトレーニングの数値が、自分の能力の輪郭をつかむためのデータとなります。

 「個人の基本的能力を可視化・定量化」するからこそ、最適な負荷をアタマにかけることができます。

 これはスポーツの世界では当たり前となっている考え方です。

 しかし、頭脳を鍛えるとなると、とたんに右脳や潜在思考といった、感覚頼りのメソッドが横行してくるわけです。

頭の基礎体力づくりを

 バクチ的手法とは真逆の、ごまかしの利かない具体的な教材をご用意しています。

 一度受けるだけで、急激に伸びることはありませんが、さまざまなマシーンの記録を上げていって基礎体力を総合的に鍛え上げるという、ジムトレ的考え方が腑に落ちます。

 教室でもオンラインでも、ぜひ一度ご体験ください。

速読が上達していく人の共通点

 では、実際にトレーニングを始めてからは、何が大切になってくるか。

 具体的な数値として表れる自分の能力を受け入れ、とにかく目の前のトレーニングに全力でぶつかることです。

 「速読に限らず、極めるにはまず集中力」です。

 トレーニングですから、受け身で伸びていくことはありません。

 「もっと能動的に受けるべきだった」の反省を繰り返し、どんどん前のめりになるのが、唯一にして最大のコツとなります。

膨大な受講生の声があります

 その手助けとして、熱心な他人の取り組みを覗くことができる、教室ブログがあります。

 具体的な数値としてのスコアと、そこに至るまでの過程や思考が、無数に公開されています。

 「ライバルや仮想敵」として、「ブログに掲載されている皆さんを勝手に目標に」してみてください。

 数値で成長を確かめながら、自分の限界を更新していくメソッドです。

 仕事や勉強をはじめとする、自己目的の達成に、これまで以上にご活用いただければと思います。

劉 智秀 1999年東京都生まれ/栄東中学・高等学校/東京大学経済学部卒/クリエイト速読スクール二代目代表