
目次
速読の効果は持続する?
速読トレーニングをやめると、読む速さも元に戻りますか、と質問を受けることがあります。
頑張ってトレーニングを続けても、その効果がすぐに失われるのだとしたら、これより辛いことはありません。
速読トレーニングが無駄になることはない
結論、速読トレーニングが無駄になるようなことはありません。
この回答は、速読トレーニングだけに限らず、他のジャンルのトレーニングにおいても、共通するはずです。
筋力トレーニングの例
筋力トレーニングを一例に挙げます。
筋力トレーニングの効果が持続する根拠
私たちの身体は、トレーニングを継続すると、徐々に筋肉が鍛えられていきます。
逆に、一度ついた筋肉であっても、トレーニングを中断すると、少しずつ衰えていきます。
では、トレーニングをサボってしまったら、それまでの全てが無駄になるのでしょうか。
そうではないという回答の根拠になるのが、マッスルメモリーです。
マッスルメモリーとは
マッスルメモリーとは、一度到達した筋肉量や筋力を、身体が記憶する現象です。
ブランクによって筋肉が衰えたとしても、トレーニングを再開すれば、短期間で元の水準に戻すことができます。
過去のトレーニング経験は、必要になったときにすぐに引き出せる貯金として、身体の中で眠っているのです。
クリエイトの速読は、頭の基礎体力を鍛える
クリエイトの速読トレーニングは、いわば、頭の筋力トレーニングのようなものです。
教室は、頭に汗をかくための場所です。
このようにして鍛えられた能力は、勉強や読書の習慣さえあれば、なかなか衰えることはありません。
半年や一年であれば、ブランクを感じない方もいらっしゃいます。
かりに衰えたとしても、トレーニングを再開すれば、すぐまた回復する力として、私たちの中に積み重なっていきます。
受講生の声
不安が残るという方は、ぜひ教室ブログをのぞいてみてください。
再入会の方や、教室を追いかけてきた元SEG生の記録は、その確たる証拠のはずです。
一度身につけた速読の力は失われない
「元に戻りますか?」という質問は、入会前にしか聞かれることのないものです。
実際にトレーニングを続けていくと、無駄にならないことが、体感としてわかります。
自転車の乗り方を忘れないのと同じ理屈です。
教室では、頭をフル回転させて、教材と格闘していただきます。
全身でぶつかっていきながら、鍛える力だからこそ、読書以外にも応用がききます。
この記事のタグ
劉 智秀 1999年東京都生まれ/栄東中学・高等学校/東京大学経済学部卒/クリエイト速読スクール二代目代表