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勉強をしようと思ってもなかなかモチベーションが上がらない。このような悩みは、誰しも経験があるかと思います。
この記事では勉強のモチベーションが上がらない原因と、それを克服する具体的な方法をご紹介します。
勉強のモチベーションが上がらない原因
目標が決まっていない
目標を立てずに勉強を始めてしまうと、勉強すること自体が目的になってしまいます。
見通しが立たず、ゴールすら見えない状態で努力し続けるのは困難です。
何を勉強するのかが曖昧
勉強の目的が定まっていても、何を勉強するかが明確でないことがあります。
具体的な勉強計画がないと、そのたび何を勉強するのかで悩んでしまいます。
勉強する内容を決めるのにエネルギーを消費し、勉強に使うべきエネルギーを浪費してしまう、というのはよくある事例と言えるでしょう。
成績に反映されない
頑張って努力を重ねても、それに伴う結果が成績に表れてこないと、勉強のモチベーションは下がってしまいます。
成績が良い人ほど、勉強のモチベーションが高いのは、勉強を通じて達成感を得ることができるためです。
環境が整えられていない
勉強に向けて整えられた環境がないと、勉強以外のことに気を取られてしまいます。
次のような状態で勉強に集中するのは難しいでしょう。
- スマホや漫画などの誘惑がある
- 悩み事がある
- 疲れている
勉強に取り組むにはエネルギーが必要です。
心身ともに集中できる環境を整えましょう。
勉強のモチベーションを上げる方法
ここからは、勉強のモチベーションを上げる方法を3つご紹介します。
目標を立てる
勉強をする目標が決まれば、何のために勉強をするかが明確になります。
ポイントは、長期目標と短期目標の2つの目標を立てることです。
長期目標は、長い期間をかけて目指す目標で最終的に実現したい目標です。「大学受験に合格する」「TOEICで900点をとる」などがあたります。
短期目標は、長期目標の実現のための経過点として設定する目標です。長期目標が大学受験合格であれば、定期試験や模擬試験の順位等が該当します。
コツは、長期目標と短期目標の間につながりを持たせることです。
たとえば「毎年学年上位◯人が自分の志望校に合格しているから、定期テストでは◯位以内を目指す」といった具合です。
勉強計画を立てる
目標設定ができたら、続けて計画を立てていきます。
ただ目標を定めただけでは、日々の勉強が変わることはありません。
目標をもとに、勉強計画を立てることで、はじめて日々の勉強に変化があらわれます。
目標から逆算して、いつまでに、どの勉強を、どのくらいするか、を明確にしてみましょう。
勉強に集中できる環境を整える
勉強中は、スマホやマンガなど、勉強に必要ないものを手の届く範囲に置かないようにしましょう。
誘惑を断ち切ることでモチベーションが低下するのを防ぎます。
勉強のモチベーションを維持する方法
モチベーションを上げるのと同じくらい重要なのが、上がったモチベーションを維持することです。
ここからは、勉強のモチベーションを維持する方法を3つご紹介します。
決まった時間に勉強をする
毎日決まった時間に勉強することを習慣化しましょう。
予定した時間に勉強を行うことで、日々達成感を得ることができ、これがモチベーション維持につながります。
勉強の記録をつける
勉強量を毎日記録するようにしましょう。
自分が1日頑張ったことを可視化してみてください。
数週間、数ヶ月、数年と積み重ねることができれば、必ずあなたの自信の源になります。
休憩をしっかりとる
一度に集中できる時間は限られています。
集中力が切れた状態では、勉強を続けることが苦痛になってしまいます。
45分勉強したら5分休むなど、適度に休憩を取ることを意識しましょう。
うまく休憩をとることが、長く勉強を続けるための何よりのコツです。
勉強に集中できない方へ
以下のブログでは、勉強に集中するために必要な力についてに考察をしています。
ぜひご一読ください。
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劉 智秀 1999年東京都生まれ/栄東中学・高等学校/東京大学経済学部卒/クリエイト速読スクール二代目代表