速読は目に悪い?
「読書好きはメガネをかけている」「本ばかり読んでいると目が悪くなる」というイメージは、事実関係はさておき、広く浸透しています。
速読のトレーニングのせいで、目が悪くなることはないんですか? という質問の背景としては、 「普通の読書でも目が悪くなるんだから、速読なんてなおさらでは」 といったところでしょうか。
スマートフォンが普及し、ブルーライトによる眼精疲労に注目が集まるようになってからは、めっきり聞かれなくなりましたが、以前は多かった質問です。
クリエイト速読スクールの見解
この質問については、「視力への悪影響はないだろう」というのがクリエイトの回答になります。
事実、1984年の創業以来、大人から子どもまで、幅広い年代の生徒さんが、何万人と受講していますが、目に関するトラブルがあったという事例はございません。
トレーニング内容は、どれも目に優しい
クリエイトの速読トレーニングは、紙教材が中心ですから、光による刺激はありません。
また、眼球運動に主眼を置いたトレーニングは、長いものでも2分で終わりますし、合間合間には目を休める時間もあります。
授業中は、強制的に電子機器から離れることができますから、デジタルデトックスにもなります。
目が悪くなるどころか、むしろ目に優しいとまで言えるかもしれません。
なかにはプラスの声も
教室の生徒さんのアンケートでは、視力があがったという旨のコメントが散見されます。
読書以外の面でも、プラスを感じていただけるのは嬉しいことです。
クリエイトの序盤、目のトレーニングがよい刺激になるのかもしれません。
しかし、こちらから視力回復を謳うことはありません。
今後も変わることのない、むかしからのスタンスです。
目には適度な休息を
眼球の後ろから脳へと繋がる視神経は、約120万本の神経繊維で構成されています。
さながら、配線だらけのケーブルテレビ。
理科の教科書で、初めて目の模式図を見たときの衝撃を、今でも覚えています。
仕事柄なかなか目を休めることが難しい、という方も多いとは思いますが、目は大切にしていきましょう。
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劉 智秀 1999年東京都生まれ/栄東中学・高等学校/東京大学経済学部卒/クリエイト速読スクール二代目代表