【速読Q&A】速読ができる人とは? | 速読ナビ

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【速読Q&A】速読ができる人とは?

更新日:2025年3月27日 公開日:2025年3月27日

速読は特別な能力?

 速読と聞くと、それは特別な能力で、努力で身に付くものではない、と考える方もいるかもしれません。

 もしあなたのゴールが、世界一の速読家を目指すことにあるのだとしたら、たしかに才能が必要です。

 見たページを瞬時に暗記するくらいはできないといけません。

 しかし、今の自分の読むスピードを、着実に伸ばしていきたい、という目標でしたら、どなたであっても達成可能です。

速読はスポーツトレーニングと似ている

 アタマを使うか、身体を使うか、という違いはありますが、速読はスポーツの世界と似たところがあります。

 100メートルを10秒台で走るとなると、よほど恵まれた才能が必要でしょう。

 努力だけでたどり着ける境地ではありません。

 しかし、陸上の素人が、今の自分のタイムを数秒縮める、ということであれば、才能など関係ありません。

 よく考えられたトレーニングを、一定期間継続しさえすれば、間違いなく達成できます。

トレーニングの量が大切

 読む速さのスタートラインや成長速度が人によって違うことは、事実です。

 しかし、それは才能の違いというよりも、過去の勉強経験や読書経験の差であることがほとんどです。

 速読は、特殊技能ではなく、トレーニングの積み重ねで習得可能なスキルです。

 これは、過去の私のように、遅読に悩む方にとっては、勇気づけられる事実のはずです。

情報処理能力を高めていく

 では、そのトレーニングは、難しいのでしょうか。

 読むうえで必要な、情報処理能力を鍛えていきますから、簡単ではありません。

 どれも集中しなくてはこなせないものばかりです。

 しかし、ひたすら目を動かす、同じ文を繰り返し読む、といった退屈さはありません。

 思わず熱中してしまう、やりごたえのある教材に、全身でぶつかっていただきます。

 教材は、書籍にて公開しております。どうぞお確かめください。

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劉 智秀 1999年東京都生まれ/栄東中学・高等学校/東京大学経済学部卒/クリエイト速読スクール二代目代表