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読書速度の目安・平均
1分間に約750字というのが、平均値となります。
クリエイト速読スクールでは、無料体験レッスンの最後に、読書速度の計測を行なっています。
生徒さんの読書速度は、400〜1200字/分の間に分布し、20〜30代男性の平均が約750字/分となっています。
読書速度を上げるための考え方
「読書速度」というものを、単体で捉えようとすると、手の施しようがない感じがします。
そこで、「読書の際に必要となる力を、いったん要素別に分解してみよう」というのが、クリエイトのトレーニングの発想元です。
読書速度を理解するための具体例
「読書速度がどのように決まるのか」については、テストの成績表をイメージしていただくとわかりやすいです。
たとえば、国語・算数・理科・社会の4科目があるとすると、各科目の点数が合わさることで初めて、総合成績が決まります。
当たり前のことですが、総合成績だけを、直接的に向上させることはできません。
その構成要素たる、各科目の点数を上げることが、総合成績を上げる唯一の方法です。
そのため、「得意科目を伸ばしつつ、苦手科目を補う」というのが、当然の判断になります。
読書速度の決まり方
読書速度というのは、自分の頭が、目の前の文章にいろんな処理を加えた結果として算出される、いわば総合成績のようなものです。
「目を動かす→文字を捉える→情報を保持する→内容を理解する」といった、個別の処理にかかる時間を、全て合わせることによって初めて、総合成績としての読書速度が決まります。
読書速度の向上に必要なアプローチ
こうして見てみると、小手先のテクニックやコツだけで、理解度を保ったまま読書速度を上げるというのは、少し無理があるように思えます。
読書速度の向上には、構成要素レベルでの「得意を伸ばしつつ、苦手を補う」というアプローチが必要です。
クリエイトの強みは、読書速度の構成要素を特定し、具体的なトレーニングを用意しているところです。
そのため、各トレーニングのスコアをバランスよく鍛えていくことが、そのまま読書速度の向上につながります。
読書の苦手は克服できる
得意不得意は、自分の中での相対的なものです。
数回授業を受けると、何かしらのトレーニングに、苦手意識が芽生えてきます。
苦手の克服には、時間がかかって当然です。
向き合う時間をとれるだけでも、大きな意味があります。
まずは自分の良いところに目を向けて、トレーニングを積み上げてみてください。
少しずつかもしれませんが、苦手も必ず良くなっていきます。
教材にはその教室の姿勢が表れる
「どのようなトレーニングを提供しているか」が、「そのスクールが読書をどう捉えているか」を表していると、私は考えます。
ひとつ筋の通った、それでいて分厚いトレーニングをご用意しています。
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劉 智秀 1999年東京都生まれ/栄東中学・高等学校/東京大学経済学部卒/クリエイト速読スクール二代目代表