
クリエイトの速読は、頭の基礎体力づくり
BTRメソッドは、<Basic Training for Readers method>の略です。
これは、クリエイト独自の速読トレーニングシステムの呼び名であり、〈読書する人のための基礎的訓練〉を意味します。
なぜ「基礎的訓練」なのでしょう? それは、クリエイトのトレーニングが、頭の基礎体力づくりを意図しているためです。
スポーツの世界では、どのような種類のスポーツであれ、走りこみやストレッチ、筋力トレーニングといった基礎トレーニングを、技術習得の前に必ず行います。なぜなら、体力不足のままでは、高度な技術の習得などできないからです。
スポーツでは当然とされている基礎的トレーニングが、脳を酷使する勉強やビジネスではまだまだ不足しているのではないか。そのようなトレーニングがあれば課題達成が可能になるのではないか。これがBTRメソッドの出発点です。
速読トレーニングの目的
吉田沙保里選手のタックル、井上尚弥選手のジャブ、大谷翔平選手の素振り。
私は、アスリートの洗練された動き、とくに基礎動作を見るのが好きです。
特殊な技術を披露されるより、基礎の違いを見せつけられる方が、対峙する相手は苦しいはず。
簡単な本だけ、一度読んだ本だけ、ビジネス書だけ、とか言いません。どんなものでもばったばったと読み倒していける力をつけます。
そのための基礎的トレーニングです。
「頭の回転」や「地頭」は鍛えられない?
「頭の基礎体力」は、よりカジュアルな言い方をすれば、「頭の回転」や「地頭」といった表現になりますが、こちらの表現ですと、努力ではどうしようもないといったニュアンスが出てきます。
たしかに、幾分か先天的な要素があることは否定できません。しかし、訓練によって改善していけるというのもまた事実です。
自分からは、飄々と仕事や勉強をこなしているように見える誰かも、往々にして、こちらの想像力が及ばないところで、努力を重ねているものです。
クリエイトは、スタートラインの位置に関わらず、頑張ろうとする人の背中を、全力で押す教室です。
心当たりのある方は、一度飛び込んでみてはいかがでしょうか。
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劉 智秀 1999年東京都生まれ/栄東中学・高等学校/東京大学経済学部卒/クリエイト速読スクール二代目代表