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SEG講習
SEG「文章表現スキルアップ」講座 受講生アンケート
2001年度 9・10・11・1月
SEGでは、2001年度9・10・11・1月受講生にアンケートを実施しました。一部を抜粋してご紹介致します。
SEG(エスイージー)とは、Scientific Education Groupの略で、「文化としての数学」の普及を目的として1981年に結成された塾です。中1~高3生(2002年10月在籍会員4737名)が、 大学受験にも大学入試後にも役立つ自然科学、語学、社会科学を学んでいます。
月曜クラス(全12回受講生)
私がこの講座を受講したのは、作文が書けなかったからです。特に書きたいテーマもなくて何となく書いているうちにどんどん行き詰まって自分が何を書いているのかわからなくなって、いつも最後は這いつくばるようにして無理矢理まとめていました。作文を書くのは本当につらかったし、くそくらえ! といった感じでした。けれど「文スキ」を受けて、作文に対する観点が180度変わりました。以前までは何の魅力もなかった作文ですが、すっかり魅せられてしまったように思います。言葉のニュアンスによって文全体が違って見えたり、何より作文は音、動き、色などを持てる。こう言うとクサイですが紙の上にドラマや映画を表せるという感じです。
自分の経験したこと、思い描いているものを文章さえうまければ読者にも見せることができるんだと気づいてから、作文はとても面白いものになりました。また、2回の作文提出でテーマを考えたのを通じて、自分の言いたいことは何かを考えたのも、良い経験となりました。全体的にこの講座を通して、自分の個性を再確認させられたと思います。「要約」にしても、文の読み方もスッカリ変わりました。前より整理されてスッキリ入ってくるようになりました。本当に勉強になりました。「SUPER」できたら絶対受けたいです。今までどうもありがとうございました!(雙葉 高1女子)
他の人の文章がなおされていくのを聞いた後でも、私は「一応文章が書ける」と思っていた。内容とくいちがったタイトルをつけるなんて、自分にはあり得ないことだと思っていた。だから先生のコメントがぎっしりと書き込まれた作文が返されたときは、本当にビックリした。自分の体験は、自分の頭の中にあるので、実際に原稿用紙に書いたこととそうでないことをごちゃまぜにして、それで全てを書いた気になっていたのだった。やはり、自分の文章をなおしてもらえると、癖というか、悪いところが次々と見えてきてよかった。
また、「文章表現スキルアップ」を受講して、素晴らしい作品にたくさん出会うことができた。クラスにも、とても文章が上手な人がいて、非常に刺激を受けた。私はいつも家でクラスの人たちの作文を読んで、「おもしろいんじゃない?」と言うにとどまっていたが、文章が上手な人たちは、他人の作品だけでなく、自分の作品をもじっくり読んで、自分の文章のどこに問題があるか授業中に指摘してくれた。文章が上手になるためには、良い作品も悪い作品も読んで、そこから学ぼうとすることが大切なんだな、と思った。
結局、私は二つしか文章を書けなかったが、一回提出して自分がいかに「舌っ足らず」かということを実感した。私はこの講習を受けるまで、自分の文章を他人に読まれるということに対して抵抗を持っていた(恥ずかしく思っていた)が、今では全くそんなことはなくなった。以前は、人の顔色をうかがうような文章を書いていたが、大切なのは「自分がどう思うか、そして感じるか」を書くことだと気付いた。とにかく、この講習を受けたことによって、「書くこと」が好きになった。
松田先生、本当にどうもありがとうございました!!!(学附大泉 高2女子)
文章を書くうえでの基本を教わることができてよかった。自分は文章を書くのが昔から下手だと思っていた。だから、受験だけではなく長期的な必要性を考えて「文スキ」を受講したのだが、その目的は大いに達成された。松田先生が、自分の書いた文章の長所・短所について、具体的でかつ納得のいく説明をしてくれたおかげで、どこを改善していけばいいのかがよく分った。そのことがより良い文章を書こうという意欲をかきたててくれたし、実際に同じテーマでもより良い文章を書くことができた。もし、「文スキ」を受講していなかったら自分の文章力がどうなったのだろうかと考えるとぞっとする。「文スキ」はまさに、私の文章力の恩人である。(筑駒 高2男子)
火曜日は朝早く起きなければならないので、帰りが遅くなるので受講するかどうか悩みましたが、思いきって受けてよかったと思っています。文章を書く時間を思うように取れず、1回しか自分の作品を提出することができませんでした。何回か文章を書いて提出していれば、文章表現能力がアップしたと実感できたかと思いますが、まだあまりよくわかりません。この講座を受講して一番よかったと思ったことは、いろいろなジャンルの本を読むようになったこと、というよりむしろいろいろなジャンルの本をおもしろいと感じるようになれたことです。授業中あまり話をしませんでしたが、けっこう楽しんでいました。(桜蔭 高1女子)
自分の文章が授業で取り上げられて、クラスの人の目にさらされるのは少し気恥ずかしかったけれど、書いたものを批評されるのは不思議とすんなり受け入れられました。先生から言われた注意点などがあまりに図星だったからかもしれません(笑)。学校の後などで疲れている時は結構キツかったです。でも、文章に対して敏感になることうけあいです!! いつもたくさんの手書きのコメントを書いてくださってありがとうございました。それに見合うだけの文章が書けたかどうか分りませんが……。これからもっと本を読んでいきたいな、と思います。(女子学院 中3女子)
作文を書いて提出すればよかったなーとかなり悔やんでいます。書き直しをした人たちの文章が、明らかに上手になっているのを見て、本当にくやしく思いました。とくに、A君ですか? 全然うまくなってますよねー。最初の文章はかなりウケた。
・最初のうちは何やってんだよ、とか思っていましたが、講座が進むごとに、あー何か文章かきたいなーと思うようになりました(結局書いていないんですけど……)。
・文スキのおかげなのか、私の文章が学校の作品集にのりました。別にどうでもいいんですけどね。
・作文を書かなかった理由ですか? 難しいですねー。とりあえず時間がなかったというのもあるけど、自分の納得いく文章が書けなかったというのが、提出できなかった最大の理由だと思います。1週間いつも、何を書こうかなと考えてはいたんですけど(←本当です)、なかなか、上手にまとまらなかったりして……しかも悪いことに? 講座が進むにつれて自分の求める文章のレベルがあがっていってしまうので……そんなこんなで作文が提出できませんでした。
・授業はおもしろかったです。特にその場にいる人たちの文章を読んで、それを批判していくのがgoodでした。(浅野 高2男子)
"何かを書いて人に伝えたい"と思った時に、まず自分自身が素直になることが大切なのだと感じたのが一番印象に残っています。ある事柄について自分がどう感じたのか、どのように読者に伝えたいのか。この講座に通うことによって少しずつ他者と自分との違いを意識して考えられるようになったと思います。そして、ある文章を読んだ時、少しでもその書いた人の内面がわかるようなところがあったら、その文章がぐっとおもしろくなることに気付きました。世の中には色々な人がいて、その人の数だけ色々な思いがあって、その人たちに少しでも自分がふれられ、共感、共有する部分があったらさらに自分の世界はおもしろくなるんじゃないかと希望がもてました。「文章表現スキルアップ」を受けてとてもよかったです。ありがとうございました。(豊島岡女子 高2女子)
「要約」に限らず、読んだり書いたりする力をやしなうために、悪文と思える自分の書いた文章と、先生が見本として配った大人の文章とのはさみうちの原理のような方法はすばらしいと思った。「Reading」と「Writing」は密接なかんけいにあると思った。「作文」や「要約」が上手な人は、自分が上手に表現できなかったり、理解できなかったりした部分をsimpleに書いていて、"この人はちゃんと読めてちゃんと書けているな"と感心させられた。(西武文理 高2男子)
今まで文章を書くことを特に苦手としていなかった(むしろ得意だと思っていた)のに、自分の文を読んでいただいて、いかに自分の文章がだめかということが分りました。これからも、読み手の立場になって書いていきたいと思います。また、私の訳のわからない文章に対して、ビッシリとコメントを書いてくださった先生に感謝します。 (頌栄女子学院 高1女子)