1分あたり文字数まとめ。スピーチ・タイピング・読書など | 速読ナビ

基礎学習法

1分あたり文字数まとめ。スピーチ・タイピング・読書など

更新日:2024年4月20日 公開日:2023年7月25日

 決まった時間でのスピーチを任された際、1分間でどれくらいの文字数を話せるかがわかっていると、原稿の準備が容易になるはずです。

 この記事では、1分間で話すことができる文字数を中心に、さまざまな場面における「1分あたり文字数」を紹介していきます。

1分の文字数 -スピーチ-

 スピーチの場合、1分間に約300字が目安となります。

 このスピードは、NHKのアナウンサーが原稿を読むスピードと同じです。

 日常生活での発話に比べると、ややゆっくりとした印象を受けるかもしれませんが、聞き取りやすさを考慮すると、原稿用紙1枚分(400字)にはおさめたいです。

1分の文字数 -手書き-

 手書きの場合、1分間に約70字が目安となります。

 何を書くのか、どれくらい丁寧に書くか、によって多少の変動が考えられます。

 一般的に読みやすいとされる「漢字の割合が3割」の文章を、「誰が見ても認識できる」丁寧さで書いたときの値の目安です。

(2023年7月25日閲覧)

1分の文字数 -タイピング-

 タイピングの場合、1分間に約150字が目安となります。

 これは、個人的な用途でのパソコン利用に問題のない人の値です。

 なお、タイピングの場合は、「1分間に入力したキーの数」を文字数とカウントしています。「タイピング」と入力した場合、キー入力は「taipingu」となり、8字です。

 このカウントの仕方には、KPM(Keystrokes Per Minute)という名称がつけられています。

 タイピング練習ソフト「e-typing」の2023年7月3週目のランキングでは、最高スコアが824となっています(スコア=KPM×正答率の3乗)。

(2023年7月25日閲覧)

1分の文字数 -読書-

 読書の場合、1分間に約750字が目安となります。

 クリエイト速読スクールでは、無料体験レッスンの最後に、読書スピードの計測を行なっています。

 生徒さんのスコアは400〜1200字/分の間に分布し、20〜30代男性の平均が約750字/分となっています。

処理速度は鍛えることができる

 スピーチや手書きのスピードには限界がありますが、タイピングと読書は、訓練によって処理速度を鍛えることができます。

タイピング

 タイピングを速くするコツは、ブラインドタッチでの練習を継続することです。

 毎日10分だけでも、2週間ほどで成長を実感できるはずです。

 多くのタイピングソフトがありますので、ゲーム感覚でチャレンジしてみましょう。

読書

 読書スピードが速い生徒さんとお話ししてみると、読書の習慣があり、文章を読み慣れているケースが多いです。つまり、読書量が多い人は、読書スピードが速いのです。

 読むのが苦痛だといって読まずにいれば読書の習慣はつかず、読むことはますます苦痛になります。それを乗り越えるためには、結局たくさんの本を読むしかないのだとしたら、これはとんだ悪循環です。

 クリエイト速読スクールのBTRメソッドは、この悪循環を断ち切る処方箋としてお役に立てるはずです。

この記事のタグ