活字とは? 仕事や勉強における活字慣れの重要性 | 速読ナビ

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活字とは? 仕事や勉強における活字慣れの重要性

更新日:2025年2月12日 公開日:2025年2月12日

勉強がつまらないと感じる原因

 「勉強や読書をしてもなかなか集中できない」 「すぐに疲れてしまう」 といったお悩みはありませんか。

 その悩み「読むことが苦しい」のが原因かもしれません。

 読書や勉強そのものがつまらないというケースよりも、それに対する心理的ハードルが問題になることの方が、はるかに多い気がします。

 読むことに苦痛を感じる状態では、勉強や読書のやる気がでないのも無理はありません。

勉強が楽しいと感じる人の特徴

 逆に「読む作業にスッと入っていけるため、勉強や読書に抵抗がない」という人もいます。

 「勉強が楽しい、本がおもしろい」と話すのは、こういうタイプの人たちです。

 なかには、読書が習慣化し、文字を読まないと落ち着かない、何かしらの文章を常に読んでいたいと感じる人もいます。

両者の違いは「活字慣れ」

 両者の違いは「活字慣れ」にあります。

活字とは

 活字とは、印刷に使用するために、金属や木で作られた字型のことです。

 活版印刷の時代は、一文字ずつを組み合わせて文章を作成するため、字型が必要だったのです。

 現在では、デジタル化が進み、活字そのものを使うことは少なくなりましたが、「活字離れ」などの表現で、「文字が印刷されたもの」を意味する言葉としても使われています。

活字慣れとは

 活字慣れとは、文章を読むことに慣れ、スムーズに理解できる状態を指します。

 日常的に本や新聞などを読む人は、活字に対する抵抗が薄く、スムーズに活字を処理できる傾向にあります。

活字慣れによる好循環と悪循環

 活字慣れしているか否かで、次のような好循環と悪循環がでてきてしまいます。

 まずは、好循環。 読むのが楽だと、勉強や読書が楽しくなり、内容理解に集中できるから、ますます読むのが楽になる。

 その一方で、悪循環。 読むのが苦しいと、勉強や読書に苦手意識が生まれ、内容理解に集中できないからこそ、ますます読むのが苦しくなる。

 このように、活字と共にある私たちの生活は、活字に対する集中力に、大きく影響を受けるのです。

活字慣れのトレーニング

 活字慣れは、幼少期からの読書量の蓄積で決まります。

 学校や仕事があるなか、読書だけで追いつこうとするのは大変です。

 これを訓練で効率よく鍛えることで、学習のサポートができないだろうか。

 これがクリエイト速読スクールが提供するメソッドの出発点です。

活字慣れは、長時間集中の土台

 一言で活字慣れといっても、たくさんの要素があります。

 これを個別に分解して、複数のトレーニング教材をご用意しています。

 かりに10倍速で読めたとしても、読む作業が苦しいままでは、長時間の集中には役立ちません。

 読むことの苦しさを取り除くからこそ、あらゆる場面で役立つ速読が実現するのです。

活字に対する集中力を上げる

 勉強も仕事も、活字と向き合う時間が、もっとも大きな割合を占めるはずです。

 クリエイトのトレーニングは、活字に対する集中力を底上げします。

 趣味の読書だけでなく、勉強や仕事にも役立てることを想定したカリキュラムです。

クリエイト速読スクールの特長

 受験や資格のためだけでなく、日々の仕事を、楽に効率的にこなすために、ビジネスマンの方が多く通っているのが、クリエイトの特長です。

 読むことに抵抗があるという方は、書籍または教室で、ぜひ一度ご体験ください。

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劉 智秀 1999年東京都生まれ/栄東中学・高等学校/東京大学経済学部卒/クリエイト速読スクール二代目代表