
すでにできることを、より楽にできるように
「できないことをできるようにする」のは素晴らしいことです。
しかし、それと同じくらい、あるいはそれ以上に、「すでにできることを、より楽にできるようにする」ことも重要ではないでしょうか。
楽にできることを目指す
たとえば、掃除。
やったほうが良いと分かっていても、面倒に感じて、後回しにしてしまうことがよくあります。
読書も同じです。読むことは誰もができますが、気力を消耗します。
「本を読まなきゃ」と頭では理解していても、気力が湧かず、なかなか手につかないものです。
そこで、より楽に読めることを目指して、目と頭を鍛えていこう、というのがクリエイトの速読トレーニングです。
読むことの苦痛を取り除く
速さというのは一定の単位で区切らなくては、算出ができません。
そのため、読む速さとなると、多くの場合は、1分あたりの読字数を計算するわけですが、読書だろうと仕事だろうと、1分で終わることはなかなかありません。
1時間、2時間、3時間、仕事ともなると8時間というように、長時間、集中していられる力が重要となります。
スピードが上がったとしても、読む作業が苦痛なままでは、使い物になりません。
こうした考えから、クリエイトでは、読むことの苦痛を取り除くことを、最初のゴールとしています。
日常を楽にするためのトレーニング
楽に読めることの効果は、読書だけに留まりません。
メールや資料、教科書や参考書など。
日常生活の多くの場面で、私たちは活字を処理しています。
楽に読める力というのは、こうした日常の情報処理全般に、影響してくるのです。
面倒ごとを後回しにせず、すぐに行動できる体質になると、仕事や勉強の効率が上がるだけでなく、精神的な余裕が生まれてきます。
「日常を楽にするために、頭をハードに鍛える」という考えに共感できる方は、ぜひクリエイトの速読トレーニングをチェックしてみてください。
まずは、抵抗をなくすことから
分間読字数の変化を、実生活で実感するまでには、時間がかかるものです。
トレーニングの効果は、まず活字への抵抗が薄れることに現れてきます。
学校終わりや仕事終わりであっても、本に手が伸びるようになれば、しめたものです。
教室の外では、急いで読もうとする必要はありません。
ゆっくりと読書の時間をとってみてください。
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劉 智秀 1999年東京都生まれ/栄東中学・高等学校/東京大学経済学部卒/クリエイト速読スクール二代目代表