楽に読めることの重要性 | 速読ナビ

速読訓練法

楽に読めることの重要性

更新日:2025年5月10日 公開日:2025年5月10日

すでにできることを、より楽にできるように

 「できないことをできるようにする」のは素晴らしいことです。

 しかし、それと同じくらい、あるいはそれ以上に、「すでにできることを、より楽にできるようにする」ことも重要ではないでしょうか。

楽にできることを目指す

 たとえば、掃除。

 やったほうが良いと分かっていても、面倒に感じて、後回しにしてしまうことがよくあります。

 読書も同じです。読むことは誰もができますが、気力を消耗します。

 「本を読まなきゃ」と頭では理解していても、気力が湧かず、なかなか手につかないものです。

 そこで、より楽に読めることを目指して、目と頭を鍛えていこう、というのがクリエイトの速読トレーニングです。

読むことの苦痛を取り除く

 速さというのは一定の単位で区切らなくては、算出ができません。

 そのため、読む速さとなると、多くの場合は、1分あたりの読字数を計算するわけですが、読書だろうと仕事だろうと、1分で終わることはなかなかありません。

 1時間、2時間、3時間、仕事ともなると8時間というように、長時間、集中していられる力が重要となります。

 スピードが上がったとしても、読む作業が苦痛なままでは、使い物になりません。

 こうした考えから、クリエイトでは、読むことの苦痛を取り除くことを、最初のゴールとしています。

 参考:もっと読むことに集中したい人のための速読教室です

日常を楽にするためのトレーニング

 楽に読めることの効果は、読書だけに留まりません。

 メールや資料、教科書や参考書など。

 日常生活の多くの場面で、私たちは活字を処理しています。

 楽に読める力というのは、こうした日常の情報処理全般に、影響してくるのです。

 面倒ごとを後回しにせず、すぐに行動できる体質になると、仕事や勉強の効率が上がるだけでなく、精神的な余裕が生まれてきます。

 「日常を楽にするために、頭をハードに鍛える」という考えに共感できる方は、ぜひクリエイトの速読トレーニングをチェックしてみてください。

まずは、抵抗をなくすことから

 分間読字数の変化を、実生活で実感するまでには、時間がかかるものです。

 トレーニングの効果は、まず活字への抵抗が薄れることに現れてきます。

 学校終わりや仕事終わりであっても、本に手が伸びるようになれば、しめたものです。

 教室の外では、急いで読もうとする必要はありません。

 ゆっくりと読書の時間をとってみてください。

 参考:濫読とは。速読の自主トレは、濫読をしよう

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劉 智秀 1999年東京都生まれ/栄東中学・高等学校/東京大学経済学部卒/クリエイト速読スクール二代目代表