
速読には理解力の強化が必要
目が速く動こうが、視野が広がろうが、脳内音読が解消されようが、それは理解の手前のプロセスが簡略化されたに過ぎません。
勉強や仕事で通用する、実用的な速読を身につけるためには、読解プロセスの最後に待ち受ける、「理解」の力を鍛える必要があります。
内容を理解するとは
では、具体的に理解するとはどういうことか。頭の体操をしてみましょう。
これから、全部で240文字の文を画面に表示します。 読むことができない文字はひとつもありません。
しかし、ただ目を通すのではなく、文章内容を理解してください。
文章をカタマリで読んでも、一字一句すべてを読んでも、脳に焼きつけても、つまり、どんな手段を使ってもかまいません。
時間を測りながら挑戦してみてください。それではどうぞ。
はい、お疲れさまでした。時間はどのくらいかかりましたか?
初めて挑戦すると、この10問に2分半ほどかかります。
これは読書速度に換算すると、分間約100字という数字になります。
参考:BTRメソッドとは
内容を理解してこその速読
素早く目を動かそうと、カタマリで読もうと、一字一句すべてに目を通そうと、あるいは脳に焼きつけようと、何も「問題」は解決しません。
問いに答えてこそ、読んだ! わかった! と言えるからです。
文字の上っ面をただ見ていくことが、速読ではありません。理解してこそです。
そのためには、当然、理解力向上のトレーニングが必要になります。
クリエイトの中盤「脳のトレーニング」では、ただ目を通しただけではわからない文章への耐性をつけていきます。
国家試験や資格試験において、唯一無二の実績を挙げているのは、理解力向上のための分厚いトレーニングがあるためです。
参考:BTRメソッドとは
具体的な速読トレーニングをご用意しています
「理解を置き去りにして、何が速読だよ〜」
メディアでおもしろおかしく取り上げられる速読を横目に、不信感を募らせてきた人は多いのではないでしょうか。
知人の紹介でもない限り、疑ってかかる方が正常です。
むしろ、そういう方にこそ、一度体験していただきたいです。
ボリューム満点の教材で、頭に衝撃を与えます。
「これだけ頭を使うのか」という納得感があるからこそ、忙しいはずの大人や受験生が通っています。
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劉 智秀 1999年東京都生まれ/栄東中学・高等学校/東京大学経済学部卒/クリエイト速読スクール二代目代表