2006-12-09
文演最終回
今日は、これから第42期文演の最終回です。
この日のために、文演があるようなものです。
「自分の表現したい事柄を、他人に伝えることがこんなにも困難だと思いませんでした。いや、正確に言えば、受講前は、私の文章は『わかる人にだけわかればいい』というものでした。人に伝える努力や注意を払っていなかったのです。受講後は、相手にわかりやすい文章を書くように強く意識しています」
「私は『大学院入試用の英語小論文作成のため』という具体的な目的を持って、文演を受講しました。しかし、私が得たのは、文章を書くための小手先の技術などではなく、文章に対する意識の変化でした。受講以来、私は、文章表現だけでなく、口語表現においても、人にわかりやすく伝えるように意識するようになりました。相手に自分の意見を聞いてもらうためには、謙虚に、わかりやすくを心がけなくてはいけない、といつも心に留めています。今後、私が自分の意見を表現する際のすべての基礎となる経験でした」
上記のコメントは、前期第41期に受講した男性のコメントです。米国MBA取得のために勉強している方でした。
文演が、少しでも力になってくれれば、これ以上の喜びはありません。
今日も、場合によっては、多少きつい指摘があるかもしれません。しかし、貶めるためのものでは全くありません。一所懸命汲み取っていただけたらと願わずにはいられません。
千秋楽はお祭りです。
真
