2024-02-06
初級朝トレが速読のターニングポイントになりました
Kさんは、20代後半男子です。
先端IT企業に勤務しています。
クリエイトは瀧本さんの本で。
「読みたい本が多くあり、読み切る前に人生を終焉しそうであるため」と、体験受講アンケートに記入しています。
体験レッスンを受け、その場で入会しました。
まず、Kさんの体験レッスンスコアと入会時アンケートです。
「Kさんの体験レッスンの主なスコア24/1/16」たてサッケイド16 数字ランダム17・11 漢数字一行〇→156、三→95、一79 たて一行ユニット35・46 スピードチェック20・22 ロジカルテストAタイプ16/16(3分)・18/18(3分)イメージ記憶18/40(2分)34/40(1分30秒)初速706字/分・理解度A-
「Kさんの体験レッスン(入会時)アンケート24/1/16」 ・「体験感想」目の動きが思うようにいかず絶望したが、筋トレのように継続と回数で伸ばせることだと実感した。・「入会を決めた理由」雰囲気が良かった。学生を思い出す塾のような空気を感じ、初心に返って技能を得ようという思いになれた。・本好きが集まっているような気持ちで、生徒と一緒に頑張れる気がしたから。
以下は、Kさんの受講10回目アンケートと、最新スコアです。
「Kさんの受講10回目アンケート24/2/1」
マイナス・周りが気になってしまう。
・ブログでも同じような悩みを抱えている方がいて安心したが、周りの音に影響されてしまう。ロジカルで自分より早く終る人が出てくると悔しい気持ちからか、一瞬頭の中がリセットされてしまう。これは長年の課題であり、克服できずにいる。学生時代に受けた各種試験でも同様で、イレギュラーなことが起きると、一瞬手が止まってしまい、手が止まった自分と対話を始めてしまう。ただ、これは自分にとって乗り越えるべき良い課題だと捉えているので、自分で乗り越えたい。
プラス・黙読を乗り越える 頭の中の文字の音声化を止めることができず、読書スピードが遅くなってしまうことが長年の悩みでした。トレーニングを10回経た今では音声化する暇がないほど、大量かつ効率的に文の内容を頭に入れる読書ができております。文字を見て頭が音声化する前に、目と意識が次の文へ飛ばされて、イメージとして内容が頭にインストールされていく感覚です。それでもまだ意識的に速読を行わないと音声化してしまいますが、「音声化せずに読書する」という行為は不可能であると決めつけていた過去の自分と比べると、読書に対する意識は大きく変わりました。
認知視野の変化(拡大) ページを開いた時に飛び込んでくる文字とそれが意味する内容が増えたため、文章の構造把握がスムーズになりました。これにより論文を読むスピードが上がったことを実感してます。例えば、括弧書きが始まると読書スピードが落ちてしまっていたが、今では括弧書きが終わる部分までを瞬時に捕まえることができるようになりました。括弧書きに限らず、論文のようにお作法が決まった文は構造が決まっているので、余計スムーズに内容が構造化されて頭にインプットされます。
目の動き 入会前は一文を読むのに文を撫でるような一瞥が必要だったが、今では連写するカメラのように、目線がパチパチ切り替わるようになりました。ブロック単位で文が頭の中に飛び込んできているのだと思います。文の下までたどり着いたら、自動で文頭に切り替わるようになったのが面白いです。頭の中で時計の針の音が聞こえてくるような感覚で、カチっと目線が切り替わるようになったのはサッケイドが身についたのだと思います。当初はこの変化に気づいてから、少し怖くなって、本を閉じてしまいました(笑
集中力の変化 集中して脳に汗をかく感覚を得られました。スポーツをやっていた時の感覚を速読で思い出すことになるとは思わなかったです。水泳に例えると、ラスト50メートル本気で水を掻けば記録更新! みたいな息切れしながら自分と格闘する感覚があります。普段仕事や勉強をしていて、ここまでゾーンに入ることができているのか、内省する良いきっかけになりました。
マインドセットの変化 クリエイトに来て競争心を取り戻しました。大学生になってからの自分の人生を振り返り、受験に疲れ、「マイペースでいいや」で何事も済ませていたことが自身の成長を阻んでいたことに気づかされました。最初の数回は少しずつではあるがスコアが伸びていくことに満足して、トレーニングというより体操で終わっており、大きな変化を感じれずにおりました。ただ教室に通い続けていると、周囲に引っ張られる形で姿勢に変化が持たらされました。何事にも本気になれず競争心を失っていたが、教室に来ると周りが自分のスコア(または目標とする人)と毎回真剣勝負しており、悔しがっている姿に圧倒されて、自分も負けたくないという思いに駆られ、毎回真剣勝負をするようになりました。
トレーニングへの納得 最後の倍速トレでは、毎回課題が浮き彫りになります。「今の所イメージできたらつっかえずに読めたな。次回はイメージ記憶頑張ろう」「ここの対比をスムーズに頭に入れられたら速く読めたな。次回はロジカル頑張ろう」「目と意識をもっと早く次の行へ飛ばせたら、もっと速く読めたな。次回はサッケイド頑張ろう」といった具合に、課題に気づくと同時に、トレーニング内容が課題への対策になることを気付かされます。そのため、毎回の講義に明確な課題意識を持って取り組むことができています。真剣でトレーニング内容を実践すればするほど、半強制的にPDCAが回される仕組みに驚きました。もっとも気づくまでに初級朝トレ1回と通常講義8回を費やしましたので、ブログを読み込んでおけばもっと早く気づけたのかなとも思います。
自己肯定感の向上 ブログに出てくる人たちが偉人すぎて、常に劣等感を否めなかったが、毎回スモールステップのごとく記録が伸びていることで自己肯定感が担保されてます。今では、ブログの偉人たちも目標ロールモデルとなり、早く追いつきたい! 仲間入りしたいという気持ちでいっぱいです。次の10回20回でどこまでスキルが伸びるのか(良い意味で)怖いです!(というより伸ばします!)
【番外編】ターニングポイント 初級朝トレが速読のターニングポイントになりました。受講回数6回目で参加した初級朝トレは内容も然り、受講タイミングも然り、本当に良かったです。正直最初の数回は、トレーニングは面白いが、どう速読につながっていくのかが分からず不安でした。「朝トレ」受講以後、トレーニング前半を質から量に振り切ることができて、スコアが飛躍的に伸びました。じっくり文字を見ないと済まない性格を矯正し、苦しみながらぼんやり全体を眺めるように意識し始めて以降、ようやく9回目あたりで、文字が頭に飛び込んでくるような感覚を得ることができました。本当に感動的で、トレーニングの効果を記録以外で実感する初めての体験になりました。スコアはまだまだですが、伸ばし方と伸ばす意義が分かってきたので引き続き頑張ります。
「Kさんの受講13回目の主なスコア24/2/4」たてよこサッケイド9 数字ランダム35・30・38 漢数字一行〇→3,400、一→528、三→1,302 たて一行ユニット60・46 スピードチェック32・33 ロジカルテストBタイプ25/30(2分20秒)・26/30(2分29秒)スピードボード4×429/30(2分29秒)・30/30(2分27秒)イメージ記憶16/40(45秒)29/40(45秒)倍速読書『天国はまだ遠く』3,000字/分・理解度A-「ロジカルはいったん正確さを落としてスピードを重視してみた。自分で自分に負荷をかけるのが重要なのかな。漢数字一行「〇」がスラスラ目に入ってきて気持ちよかった。ランダムシートでも同様の感覚を得たい! と強く感じた」※スピードチェックは、前回のスコアです。
月別受講回数は、1月9回・2月4回の計13回。
「どう速読につながっていくのかが分からず不安」で放棄しないのが、「瀧本さん」を知って入会した人たちの共通点。
「「中途半端なヤツが一番苦労する」」と、瀧本さんは言っていたようです。
1/28の第59回初級朝トレでのKさん記録カードは「目トレを100回! 前半のトレが重要と理解。ゾーンに入るということを初めて理解できた。倍速の時、文字からの情報のインプットの多さに圧倒された初めての感覚! 一目での情報量がこわかった」でした。
Kさんは初級朝トレの内容に納得したのか、朝トレ終了後に文演を申し込んで帰りました。
「実は、司法試験予備試験の勉強をしています」とのこと。
「受講10回目アンケート」でこれだけの量を書いて、逸れていかない表現力は、論文式に向いているのではないでしょうか。
短答式などでアチコチに手をのばさず、しばらくはクリエイト一本で突き進めばよいかと思います
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真
※2月11日(日・祝)・12日(月・振)は、教室お休みとなります

※クリエイト速読スクールHP
