2022-06-29
特にラスト2回の授業で、
第79期文演(22/4/2~22/6/11)アンケートからです。
きょうは、アラサー突入男子Tさん。
2022-04-21「見開き全体が目に入るように」のTさんです。
Tさんの文演アンケート
Q.1 当講座をどんな目的で受講しましたか?
A.1 ・SNSやネット記事で意味不明な文章を目にすることが増え、身だしなみの整った文章を書くことは、社会で生きてゆくためのマナーであると改めて感じたため。また、正しく書くことは、正しく読むことにもつながると思ったから。
Q.2 「文演」を受講して文章への印象で変わったことがありますか?
A.2 ・文演を通して、プロの作家が書いた文章は、表現一つひとつに個性とこだわりが見られ、言葉の芸術品だと実感した。その結果、個々の表現に気を配り、細かく読む姿勢が身につき、文章の深みを味わえるようになった。また、良い文章の特徴を知ることにより、要点の把握が今までよりも正確にできるようになった。
Q.3 宿題の「要約」はどうでしたか?
A.3-1「授業前」 ・課題文が読みやすかったため、重要だと思う箇所に線をひき、それらをつなぎあわせれば要約はすぐ完成するだろうと楽観視していた。しかし、実際はじめてみるとなかなか思うように進まない。指定字数を大幅に超えてしまい、論理展開もぎこちない。完成した要約を読んでみても、読後感があまり良くなくしっくりこない。直せば直すほどドツボにはまってゆく。そもそも本当に課題文を正しく読めているのか。まだ読みが甘いのではないかと思いはじめた。
そこで、松田さんが重要だと仰っていた朗読を繰り返した。朗読は、ただ声に出すだけではなく、文章に込められた筆者の想いを感じとりながら繰り返し行なった。すると、要点と論理展開が次第につかめ、要約作業もスムーズに進んだ。文系にもかかわらず昔から国語が苦手だったが、そのわりには健闘出来たと思う。
A.3-2「授業後」・指定行数を超えるという初歩的なミスや、要約に必要なキーワードを書かず不要な部分に字数を割いてしまうなど、あまりいい出来ではなかった。ほかの受講生の方の要約を見ると、どれも個性的で、それぞれに自分の要約にはなかった長所があり、特に自分で上手く書けなかった部分で参考になる点が多々あった。自己採点は70点。自分の性格的な欠点である、詰めの甘さが出てしまった。
Q.4 全体的な感想をお聞かせください。
A.4 ・受講前から、自分には文章を読み書きするための基礎がないことはわかっていたので、毎回の授業でたくさんの収穫があった。特にラスト2回の授業で、自分の文章読解力が上がっているのを実感できた。また、普段の速読を受講してきた中で読むスピードは上がったが、読書を楽しめるようになったかというと、正直そこまででもなかった。しかし、文演で学んだことを普段の読書で活かしてみると、以前より深く文章の内容を理解することができ、それによって読書が楽しくなった。本を読むのがイヤで仕方なかったころを考えれば、大きな変化だ。
読み書きの技術だけでなく、文章の奥深さを知ることができ、充実した時間が過ごせた。2か月間ありがとうございました。
Tさんの最初の入会は中3の10月。
偏差値70の私大附属中高に通いながら、高3の6月まで通っていました。50回、キッチリ受けました(キッチリがこの人の美点
)。
「自己採点は70点」ということですが、ちょっと厳しいです。85点です。
「特にラスト2回の授業で、自分の文章読解力が上がっているのを実感できた」は、後半に入るほどにTさんの発言が増えました(通常は前半饒舌、後半寡黙です)。
まだ速読が残っていますから、つねにイマの倍速で「読書を楽し」んでいけるようになってほしいです。
「本を読むのがイヤで仕方なかった」から離れていくのが文演。
そのため、中高生にススメルわけです
真
※クリエイト速読スクールHP
