2011-12-05
講師とベテラン受講生と新人受講生の三位一体
きのう12月4日(日)2限は、生徒さん2人でした。
1人は、2011-10-03「斜め左の席の方があまりにも速くて、驚きました」のAさん。受講74回目。誰もいないので最前列の席に。
もう1人は、11月6日(日)に体験を受け、その場で入会して帰ったKさん。受講3回目。受講証を受け取ったとき、『きょうは一番前に座ってください。机別ですが、何でもできる生徒さんと一緒です。いいもの感じ取ってください』とKさんに。定刻の11時45分に現れました。
まずは、最近の最高スコアを叩き出し始めているスーパーAさんから。
Aさんは慶大生。瀧本さんが審査員をしているOVAL関係の口コミで入会した学生さんです。
「Aさんの受講74回目の主なスコア11/12/4」たてサッケイド大49 かなランダム80、85、81 数字BP228‐8(2分)漢数字一行〇→15,300、六→5,760 漢字二行口→1,325、夏→1,950 たて一行ユニット660、666 スピードチェック40(36秒)、40(33秒)ロジカルテストEタイプ29/30(1分31秒)57/60(3分)イメージ記憶15/40(20秒)、29/40(20秒)イメージ読み88(20秒)倍速読書『探偵はバーにいる』30,000字/分 理解度B+「イメージ記憶が普段の感じに戻ってきた。人が少ないとけっこう集中できる」
たて一行が12回目に入っています。1回終わることさえ最初は難儀な「たて一行」を11回終了したということです。すべてにおいて、歴代クリエイトトップをAさんは目指しているはずです。
回数が多少前後↑↓しますが、Aさんの受講70回目アンケートです。
「Aさんの受講70回目アンケート11/11/5」
マイナス・特にないです。
プラス・難解な本を速読できている・以前は序盤のトレーニングのスコアに自分の中で限界を設け、やや抑え気味にやることが多かったが、最近は序盤から集中し、己の限界に挑戦するようになった。この結果、中盤・終盤のトレーニングに集中して臨めるようになった気がする。・イメージ記憶のトレーニング中に記憶のすぐ後に本を読むなど別の行為をするという方式を講師の方からススメられ取り入れてみたところ、スコアは少々下がってしまったが、より鮮烈なイメージを短時間で生成する作業を意識するようになり、結果的にスコア向上につながっている。
次は、クリエイトではまだ新人さんのKさんについて。
Kさんの体験レッスン受講目的は、「・読書を通じて、自身の能力を向上させたいから。・読書を通じて、考える幅を広げたいから」。
「Kさんの体験レッスンの主なスコア11/11/6」たてサッケイド20 数字ランダム17、17 漢数字一行〇→230、三→105、一→94 たて一行ユニット40、37 スピードチェック18(1分)、20(1分) ロジカルテストAタイプ19/21(3分)19/20(3分) イメージ記憶20/40(2分)、34/40(2分) 初速1,565字/分
「Kさんの体験レッスンアンケート11/11/6」
・瀧本さんの本で紹介されたので体験に伺いました。「体験レッスンを受講して」・普段使用していない脳みそが刺激されて、心地良い疲労感を覚えました。・トレーニングはゲーム感覚みたいで、前よりもよいスコアをとろうと頑張れました。「受講の目的(今後の目標)」・より多くの読書により、多様な考え方に触れ、自分の能力を向上させることです。・自分のポテンシャルを高めて、将来の可能性を拡げていきたいです。・これからお世話になります。ご指導のほどよろしくお願いいたします。
Kさんは、メガバイオ企業の研究所に勤務する若き研究員。
大学・大学院と京大で、「キャンパスで数回、瀧本さんとすれ違ったことがありまして……」と、入会時、上記のアンケートを書きながら話していました。
いわゆる、気難しさと背中合わせにある「研究員」とは思えない、実直な物言いをするひとでした。
「Kさんの受講3回目の主なスコア11/12/4」 たてサッケイド大22 かなランダム15、22、19 数字BP20‐7(2分)漢数字一行〇→780、三→270 漢字二行口→61、夏→45 たて一行ユニット51、38 スピードチェック27(1分)、30(1分)ロジカルテストAタイプ22/26(3分)22/26(3分) イメージ記憶12/40(2分)、27/40(2分)イメージ読み78(2分30秒)倍速読書『家族はチーム~』4,000字/分 理解度A-「隣の席の人(Aさん?)のスピードが凄くて驚きました。刺激を受けたので、もっと頑張りたいと思いました」
教室を出て、Kさんはエレベータ前で。
「イヤー、ホント凄かったです。いままで2回、疲れたーとか思って帰りましたが、なんか甘かったです。気持ちよかったです。もっともっと来て、努力します!」
10代の男の子のような、キラキラした表情で、こちらに。
クリエイトの伝統のようなものですが、教室は、つねに講師とベテラン受講生と新人受講生の組み合わせ。
教室で、毎回、自己紹介的交流があるわけではないのですが、この三位一体で、新しい生徒さんは伸びていっている気がします(教材が十分に用意
されているため、「交流」が時間のムダになる危険性大。そういうロスは、クリエイトとクリエイトの生徒さんにはなじみません)。
さらに、いまはこのブログがあります。
まずは、他人の鍛錬したスコアや、他人の書いた「声」をよく読むことから始まります。自分以外のスコアなどに関心をもつことから始まります。
きのう2限には、クリエイトの古典的な姿がありました。いまはよくできるAさんにしても、きっと最初のころは、周囲の生徒さんからたくさんの刺激を受けていたはずです。教室とはそういうものです。敏感に感じ取り、手探りで真似る場所です。
真
