一度学ぶことで、誰にでも意識できること | 教室ブログ by クリエイト速読スクール

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2013-04-27

『文演』情報

一度学ぶことで、誰にでも意識できること

 第59期文演13/1/12~3/9アンケートです。

 きょうは、司法試験予備試験受験生のEさんです。




       
Eさんの文演アンケート




 
Q.1 当講座をどんな目的で受講しましたか?
  A.1 資格試験の勉強に役立てるためです。勉強では多くの文章に目を通します。文章を読む際のポイントを学べれば、学習効果も上がると思い、受講しました。


  Q.2 「文演」を受講して文章への印象で変わったことがありますか?
  A.2 
世に出る文章は、とてもよく工夫されていることを知りました。しかも、それらの工夫は共通したものです。一度学ぶことで、誰にでも意識できることだと思います。


 
Q.3 宿題の「要約」はどうでしたか?
  A.3-1 「授業前」
 作成に手を着けたのは提出日の2日前でした。短い時間で書き上げる訓練にしようと思っていたからです。結果、提出時間のギリギリまで悪戦苦闘していました。ただ、自分の要約の出来は60点位だと思っていました。
 しかし、他の受講生の要約を見たとき、自己採点は30点に一気に下がりました。最大の失敗は、課題文の構造を正確に把握できていなかったことです。課題文の構造上、不可欠な文を抜き出すことができていませんでした。また、自分の要約は文章の読みづらさが目立っていました。一方、他の受講生の要約は推敲を重ねており、かなり読みやすいと思いました。以上の理由から、私は大きなショックを受けました。最終回の授業開始まで、要約集を手にすることができなかったほどです。

 
A.3-2 「授業後」 授業では、指摘していただいたことを素直に受け止めることができました。松田さんが、生徒の心情を害さないように、抑えた表現を用いていらっしゃったからです。抑えた表現の中には、それぞれの要約の課題がはっきりと現れていました。結果、自分の番が回ってくるまでに、予想より多くの改善点を見つけることができました。
 自分の番では、指摘していただいた内容が、予想していた通りで少し安心しました。文演を通して、文章を見る目が少しは養われたのかなと思いました。


  Q.4 全体的な感想をお聞かせください。
  A.4 
文章を学ぶことの厳しさと楽しさの両方を学べました。出来が悪い文章は他人から厳しい目で評価されることを、授業を通して具体的に知りました。おかげで、アンケートの作成も気が乗りません。一方で、文章を見る目が養われたため、漠然と文章を読み流すことが減り、著者の意図を汲み取ることができるようになってきたと思います。結果、勉強の進行状況も随分改善されました。
 文演は私自身の予定などもあり半分は諦めていましたが、受講できて本当によかったと思います。ありがとうございました。

 松田さん
 春になり、随分暖かくなりましたが、時折寒くなる日もございます。ご自愛ください。 

 Eさんは、一度延期となった第57期文演申込者。

 延期後日程には合わず、文演受講は見送りとなってしまいました

 今回Eさんが受けてくれたことで、第59期文演の目的のひとつが達成した思いです。

 

 要約集」とは、提出した18名全員の要約だけをひとまとめにしたものです。

 第2回に宿題の発表があり、第6回が締め切り。第7回授業終了後に「要約集」が配布され、最終第8回目に各個撃破というスケジュールです。自分の書いたものへの評価よりも、他人が書いたものへの興味関心から自身の過不足を学び取るというのがミソとなります。 

 「おかげで、アンケートの作成も気が乗りません」は、たぶん全員です

 不特定多数の読者を想定した文章を書くことは大変です。アンケート記入がもう一つの宿題といってもいいかもしれません。 
   

   

 

 

           ※クリエイト速読スクールHP

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