2013-04-24
こんな記録、見栄をはっても出なかったと思う
SEG春期講習D3ターム(3/23(土)~3/28(木))アンケートからです。
初速が驚異的に高い、新高1生S君と新高2生Tさんです。
まずは、S君から。
■読むのも速くなりましたし、なにより授業がおもしろかったです。たしかにトレーニングはつらかったものもありましたが、成果が出たのであまり気にならなかったです。
「授業がおもしろかった」は和気藹々と進んでいくからではなく、思わず集中してしまう自分を見つけてしまうからです。たぶん。
「S君の最終5回目の主なスコア」数字ランダム34・37・42 数字BP16-3(1分)26-4(2分)漢数字一行三→1,620、一→1,280、九→902 たて一行146・134 ロジカルテストC9/13・11/12 スピードボード5×57/13(3分)・8/12(3分)イメージ記憶12/40(45秒)、31/40(45秒)倍速読書32,200字/分・理解度A―S高 新高1男子―
以下は、S君の記録カードの分間読字数と理解度、そしてコメントです。
1. 4,000字A-「トレーニングは目や頭がつかれたが、読書は好きなのでつづけられそうだ」(スピードチェック27・26・23・28)
2. 6,000字A-「あまり調子がでなかった。もっと長く寝ようと思う」
3.14,000字A-「イメージボード、連勝がおわってしまったのは残念。が、他はそれなりの記録が出たかなと思う。でもまだ満足できない」
4.21,700字A 「伸びの良いものと悪いものの差が出てしまった。最後の1日もがんばりたい」
5. 32,200字A 「成果が出てよかった。こんな記録、見栄をはっても出なかったと思う。でも苦手なのもあるからがんばりたい」
イメージボード16戦15勝で、イメージ読みも73個(1分)。
S君の受講目的は「読書が好きだったので、もっと速く読めるようになりたかったから」。
効果的トレーニングはロジカルテスト。
理由は、「僕はこれが苦手でしたが、それなりにできるようになって気持ちが楽になったから」。S君、「苦手」と書きながら、初めてのロジカルAが26/29(3分)で、2回目が29/30(2分54秒)でした
受講前の速読への印象は、「なにか超人的な能力を鍛える、ある意味うさんくさいものだと思っていた」。
中央最前列で、こちらの話をクビを振りながら聴いていました。子どもぽさがない男子でした。
S中高生といえば、いつも思い出すのは、2009年春期講習受講のP君です。
次は、Tさんです。
■おもしろかったです。興味深いという点と、楽しかったという点で。ただ読むだけじゃないんですね。確かに、『速読による能力訓練』 なのだなと感じました。もちろん以前に比べ、格段に読むスピードは上がりましたし、そういう点では速読なんだなと思います。ですが、様々な訓練を通して普段の生活にも何となく変化があらわれてきたような気がします。例えば力学の問題を解くとき、もちろん問題文を読むときにその速さに気づきます。そして、その後きちんと整理された図が頭にすっと浮かんでくるのです! おかげ様で苦手な物理に好感を持てるようになってきました(笑)。 本当に勉強になりました。ありがとうございました!
「Tさんの最終5回目の主なスコア」数字ランダム57・50・60 数字BP27-1(1分)48-4(2分)漢数字一行三→1,539、一→896、九→730 たて一行156・224 ロジカルテストC11/16・10/12 スピードボード5×512/14(3分)・14/14(3分)イメージ記憶24/40(30秒)、39/40(30秒)倍速読書25,900字/分・理解度A―G高 新高2女子―
以下は、Tさんの記録カードの分間読字数と理解度、そしてコメントです。
1. 3,600字A 「自分のおきたいところに目線をもっていけるようになったと感じました。自分は数字の識別が苦手なのかなと思いました。目がチカチカします」(数字ランダム22・27 スピードチェック33(1分)・37(1分)・37(1分)・34(1分))
2.10,200字A-「手汗がひどいです(笑)そして、イメージ記憶がすごく楽しくて、もっとたくさんできたらいいのにとか思ってます。どうしてロジカルはこんなにできないのでしょう。さびしいです。昨日いただいたプリント、とってもおもしろかったです。すぐに読み終わってしまったので、これももっとたくさん頂けたらなあとか欲張っています」(ロジカルA17/18・19/19 イメージ記憶24/40(1分)40/40(45秒))
3.21,700字A- 「手汗とともに今日は緊張しっぱなしでした。そして安定してロジカルテストができません。どうしましょう……。本を読むスピードがさらに上がってきました」
4.24,500字A-「スピードチェックで、だんだん丸が雑になってきました(笑)そしてロジカルにはまったく変化がみられません。倍速もそこまで伸びが感じられず……。このままでいいのか私。ちょっと焦りを感じています」(ロジカルB16/18・18/20)
5. 25,900字A 「安定のロジカルのひどさで(笑)やっぱり、思ってたより伸びなかったです。くやしい……。イメージ記憶もあと1つだったのに!ちょっと悔しさの残る最終回でした。でも、とっても充実した5回でした。ありがとうございました」
イメージボードは16戦15勝で、イメージ読みも76個(1分30秒)。
Tさんの受講目的は「私は本が好きです。もともと読むスピードにはちょっと自信があったので(笑)そんな自分がどこまで伸びるのか試してみたかった。というのと、好きだからこそもっとたくさんふれあえたら、どんなにすてきだろうと思ったからです」。
効果的トレーニングはサッケイド・ランダム・漢数字一行・スピードチェック・イメージ記憶・倍速読書。
理由は、「自分の思うところにきちんと目をおけ、数字にもひるまず、パッと自分の見たい語を見つけ、すぐに本の中身を具体的に+より鮮やかに描けるようになったからです。特にイメージ記憶は、私事ですが、まったく関係のない2コを、つなぎあわせていくのが楽しくって、全部これだったらいいのに……と思っていました。倍速読書は、細かく時間を区切ることで常に集中した、万全な状態で挑み続けることができ、自分のモチベーションもあげられました」。
Tさんは最終日ばかりでなく、毎回いちばん遅くまで残ってこちらとふたこと三言話して帰りました。
この講習はお父さんのポケットマネーからなんだそうです。
「父は長崎青雲の出身で……」と、毎回こちらの気をそらさない話をして帰りました。
S君はお母さんのススメで、Tさんはお父さんのススメ。
本好きで、最初から猛烈に速く、つねに他人の話をよく聴き、記録カードへの記入漏れもないという共通点の多い2人でした。
真
※クリエイト速読スクールHP
