2015-02-28
ただおもしろいねと人に読んでもらうのもいいが、
第62期文演(14/9/27~12/6)アンケートからです。
2014-05-29「勉強する上での基礎だと思うようになったので」のSさんです。
Sさんの文演アンケート
Q.1 当講座をどんな目的で受講しましたか?
A.1 自分の文章の欠点を知るために、ものを書いてみて、厳しく指摘してもらえる場がほしかった。クリエイトのイメージ読みや、かなひろいで、納得したものを書けた覚えがなかった。せっかく速読のおかげで、目に飛び込んでくる情報量は増えたのに、その内容を的確にアウトプットできないのでは、まずいのではないかと頭を抱えていた。ましてや、文章そのものを、実は正確に読めていないのではないかと不安になってきていた。
Q.2 「文演」を受講して文章への印象で変わったことがありますか?
A.2 文章を読んでいて、書き手の個性を気にするようになった。何を大事にしていて、何を伝えたいのか。そのためにどのように表現するのか、受講前よりも敏感になった。読むのはまだいいが、自分で人に読んでもらう文章を書くときには、こんなにエネルギーを使うようになるとは思わなかった。自分の表現のクセを気にしつつ、どうすれば自分の思っていることが読み手に伝わるのかを考え出すと、ますます筆が進まなくなったかもしれない。
Q.3 宿題の「要約」はどうでしたか?
A.3-1 「授業前」 ただでさえ表現に非の打ち所がない原文を削るのはもったいない気がした。話の流れの矛盾や論理的におかしいところがないように努めた。
A.3-2 「授業後」 「要約」そのものを誤解していた。文章を読み取る際のピントがずれていたことを痛感した。読めているつもりとはまさにこのことだった。読解の理解度を妨げている原因に、自分の好き嫌いでものを読む態度が、大きく占めていたのではないかと考えている。書き手が伝えたいことなのに、こちらの好き嫌いで知らず知らずのうちに大事な部分を読み落としては、読む行為はただの自己満足にすぎなくなってしまう。
Q.4 全体的な感想をお聞かせください。
A.4 松田さんの授業は、毎回どきっとするような一言があって背筋が伸びた。半ばその一言と、お土産のプリント目当てに通っていた部分も否めない。
もちろん文章は何たるか、できるだけ自分にとって多くの新しいことを吸収し尽くそうと通い詰めていた。最終回になってようやく自分自身の文章の欠点がみえた気がした。欠点は、毎時間松田さんに個人的に指摘されるのでなく、最後の最後のわずかな時間に、さらっと的確に言われてしまうあの時間だからこそ身にしみた。
文章は一人だけでは上達しないように思う。ただおもしろいねと人に読んでもらうのもいいが、18人で、検討課題について共に意見を出し合い、要約を書き合って見せ合う、緊張感のある文演のあの雰囲気が貴重だった。
毎週楽しみにしていた土曜の夜がなくなると寂しい限りです。大変有意義な時間を過ごさせていただき、松田さんがお誘いしてくださったことには感謝しています。また近いうちに教室に顔を出せるように頑張ります。ありがとうございました。
Sさんは不動産鑑定士試験受験生でした。
現在は、学校の先生になりたくなったと、通信制大学で勉強しています。
真摯なひとです。
ぜひ、希望する教壇に立ってほしいです。
第63期文演はきょうが第7回でした。全員出席。
来週が最終回です。
久しぶりの18名全員出席となるのでしょうか。ちょっと期待しています
真
※クリエイト速読スクールHP
