即座に切り替えられるもの | 教室ブログ by クリエイト速読スクール

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2024-01-31

教室から

即座に切り替えられるもの

 2023-12-17朝トレが節目となってスコアが伸びているのYさんについて。

 霞が関のお役人。

 「TOEFLは111/120」のアラサー男子です。

 
まずは、Yさんの体験レッスンスコアと入会時アンケートコピーです

     
「Yさんの体験レッスンの主なスコア23/1/7」たてサッケイド21 数字ランダム1415 漢数字一行〇→173、三→107、一95 たて一行ユニット3040 スピードチェック15
22 ロジカルテストAタイプ22/22(3分)・24/24(3分) イメージ記憶19/40(2分)37/40(2分) 初速1,333/分・理解度B+

                  「Yさんの体験レッスン(入会時)アンケート23/1/7」
「体験感想」頭のリソースを使う感じがした。もう少しやりたいと感じた。・目の訓練は苦手。・記憶は意外といけた。「入会を決めた理由」読書のスピードを上げるため。

   以下は、Yさんの受講100回目アンケートと、最新スコアです。

                   「Yさんの受講100回目アンケート24/1/13」・100回という節目なので、これまでを総括的に振り返ることとしたい。

   <総論> ・元々、自分は読むことに苦手意識を持っており、読むスキルを向上させることが長年の課題であった。大学生時代から専門書を含め、中身がある本を読みこなすことが得意ではなく、自分の知的作業の中で一番のボトルネックとなっていた。文書を書くことに苦手意識はなかったため、文書で「ごまかす」ことでこれまで乗り切ってきたが、付け焼き刃でやってきたという感覚が拭えないでいた(正直に言えば、大学受験、大学の試験、公務員試験、大学院、その後の業務も取りあえず「それっぽい」文書を書くことで乗り切ってきた)。

   ・この問題意識を再び強く意識させられるようになったのは、今の部署に異動になってから。目先の業務をただこなすだけではなく、過去70年以上の様々な事例、それに対応する中で積み上げられた整理、国際社会及び国内で一般常識とされている法的知識が複合的に求められる中、知の巨人のような上司、同僚に劣後しないためには、大量の文書を読んで自分のものにするしかないわけだが、読むべき文書が山積みであり、読む能力が根本的に足りないと思っていた。

   ・1年間、100回通っただけなので、まだ発展途上であり、十分な能力には達していないとの自覚はあるが、最低限、モノを読めるレベルにはなってきたと思う。一般的に速読は精読と反比例の関係にあると思われがちだが、全体の論理構造を掴んで物事の骨格を理解するという点では速読の方が精読より優れている。加えて、速読と精読は互いに排他的な関係ではなく、即座に切り替えられるもの。重要なのは、速読も「できる」ことと感じる。そういった感覚が得られたのが大きい。

   ・このトレーニングの良いところは、回数をこなせば伸びること、そしてそれが経験的に実証されていること。物事は上達するという実感と確信がないと継続できない。また、トレーニングの方法を模索している中で効果的なトレーニングを探すことばかりに意識が割かれ、時間を失うというおそれが常にある。そのような点で、既に十分な実績があり、過去の経験則に照らして効率的なトレーニングが用意されているので、あとは回数をこなすだけで良い。何もしなくても王道を進める、こんなに楽なことはない。

   <個々のトレーニングについて> ・自分は目が文字をキャッチして認識するまでのタイムラグがまだあり、特に前半のトレーニングが思うように伸びてはいない。その点、ランダムシートやたて一行ユニットに関しては、これから大いに伸びる余地があると思う。個別のトレーニングをする際に、瞬間瞬間で感覚的に頭の中で文書を読むことなく、文字の形が意味と してそのまま頭に入ることがあり、その瞬間、一番処理能力が上がる。問題は、このような感覚を掴める瞬間がまだ限られていることと、このような処理をできる情報量が限られていること。今のところは、たて一行ユニットの1ブロックが限度で、上下2ブロックを同時に認識できない。上下2ブロックをいかに同時に認識できるかが今度の上達の鍵だと思っている。

   ・中盤は苦戦している。平均よりできるのだろうが、上達の速度を見ても中の上くらいの位置付けで、若干の劣等感を感じながら、少しでも上に行けるようにもがいているところ。特に、イメージ記憶は苦手意識がある。文章を読む際に目が上滑りしてしまい、内容が頭に入らないと思うことが多々あったが、一つ一つの意味が頭に残っていないということかと思う。頭の使い方、記憶への引っかけ方をもう少し工夫していく余地があると思う。

   ・読書トレーニングに関しては、60回目からは英語を取り入れている。50回は英語の速読をすると決めたので、あと7~8回は英語を継続し、110回目以降は英語と日本語を交互にやっていこうと思っている。英語の速読は、意味を頭に入れるという意味で日本語以上にタイムラグがあり、かつ認識できる視野が中々広がらないが、それでも業務上の文書を読む上でも英語の読みやすさは格段に違う。スコアに明確に現れているわけではないが、文書の処理しやすさは大分変わったと感じる。ただし、 その結果、日本語の読字数が十分に伸びていないので、それは今後取り組んでいきたい。

   <今後の目標> ・まず当面の間目標にすべきは、かなランダム50~80、数字ランダム180~200、たて一行ユニット180~240、ロジカルGタイプ到達、イメージ記憶20秒/20秒で2030以上、英語読語数1,200~1,500words、日本語読字数20,000字。100回でこれ位なら到達している人が多く、くじけそうになるが、地道に目指していきたい。

   <教室への要望> ・教室への要望としては、二つだけ中期的なものとして挙げたい。一つ目として、英語の本の常備。自分で本を用意しているが、自分の興味関心に強く偏ってしまう。また、毎回持参する労力を減らしたい。本棚の横一列だけでも良いので検討をお願いしたい。もう一つは、通った回数ごとのブログの整理。大体自分と同じような回数をこなしている人が、どれくらいのスコアに達していて、その後、どう取り組んでどうスコアが上がっていったかが分かると励みになるので、簡単に検索できるようにしていただけると嬉しい。

   <結語> ・色々書いたが、結論としては、凡夫は粛々と通うのみ、これに尽きると思う。淡々と続けていきたい。

        Yさんの受講104回目の主なスコア24/1/27」たてサッケイド160 数字ランダム130103 数字BP41-8(2分)漢数字一行〇→10,3306,390、一→1,554  たて一行ユニット132123 スピードチェック36/4048秒)・36/4050秒ロジカルテストFタイプ25/302分44秒)・24/302分53秒)スピードボード6×625/30(3分)・23/27(3分)イメージ記憶5/40(30秒12/40(30秒)『Plan of Attack』748words/分・理解度少し疲れて調子が良くなかった。イメ記スコアにわかりやすく出る。国会も始まりまたハードになるので体調を管理しつつ、テンポ良く通ってスコアを伸ばしたい

  月別受講回数は、1月12回・2月8回・3月7回・4月10回・5月8回・6月11回・7月8回・8月8回・9月6回・10月7回・11月5回・12月6回・2024年1月8回計104回です。

  <教室への要望>に関して。「英語の本の常備」については、ユウ代表がSEG古川先生にメールしたようです。次の日に返信があり「ダンボール何箱必要ですか? とあって驚きました」とのことです。近いうちに「本棚の横一列」が洋書になります

 「通った回数ごとのブログの整理」は、クリエイト入会前の2日間で主だったブログに目を通したユウ代表が整理してくれるはずです。とりあえずは、カテゴリ「クリエイト早分かり」に登場する生徒さんを読破していくのがよいかと思います。

 「100回でこれ位なら到達している人が多く、」はないです。「100回で」なら5人いるかどうかです。ただ最近は、ブログをシラミ潰しチェックして自分の限界はまだまだ先という生徒さんが増えてきていますから、これからは跳ね上がっていきそうです



 昨年、Yさんの「会社」に、クリエイトの某生徒さんが入省したことを知りました。

 もう卒業した生徒さんです。

 激務についていけないようなことがあったら、また復活すればよいのではないでしょうか


 いまは、ほぼYさんのスコアのほうが高くなっています。 








          ※クリエイト速読スクールHP   

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