2010-02-15
2月いっぱいで実家のある新潟に帰ることになり
1週間前の8日・月曜、4時30分からのレッスンでHさんは50回(75時間)のコースを終了しました。
Hさんは30代男性。
10年ほど前に、VHSビデオが主体の速読通信教材の購入経験があるとのことでした。
「20万以上した」と言ってましたが、そんな高額なものは購入時点に疑わないとダメです
「Hさんの体験レッスンの主なスコア08/10/15」 たてサッケイド16 数字ランダム14、9 漢数字一行〇→120、三→73、一→62 たて一行ユニット32、33 スピードチェック20(1分)、19(1分)ロジカルテストAタイプ14/15(3分)13/14(3分)イメージ記憶28/40(2分)、38/40(2分)初速1,059字/分
過去に速読トレーニングを行なったにしては、イメージ記憶以外、スコアがもうひとつです。
「Hさんの受講50回目の主なスコア10/2/08」たてサッケイド40 数字ランダム32、33 漢数字一行四→864、三→840、一→620 たて一行ユニット55、56 スピードチェック35(1分)、39(1分)ロジカルテストBタイプ21/25(3分)23/30(3分)イメージ記憶14/40(30秒)、28/40(30秒)倍速読書『この世でいちばん大事な「カネ」の話』4,500字/分 理解度A-「ついに最後の授業になってしまいました。スピードチェック40問いきたかったです。くやしい……」
たてサッケイド、数字ランダムは50回目のレッスンで実施していなかったので、直近48・49回目のスコアです。
以下、Hさんの10回・20回・40回・50回アンケートのマイナス編(困っていること)とプラス編(よくなってきた)です。
「受講10回目アンケート08/12/07」
マイナス・サッケイドシートや、たて一行ユニットなどの基礎訓練の数値が上がってこないので焦りを感じます。
プラス・読むスピード、視野が少し広がってきたと感じ、新聞を読むのが以前より苦痛でなくなってきました。今後も地道にトレーニングを続けていきたいと思います。
「受講20回目アンケート09/1/14」
マイナス・トレーニングの数値が横ばい気味なのが少し気になります。向上心・継続・リラックスを大切にしてトレーニングを続けたいと思います。
プラス・本を読み始めてから集中した状態に至るまでの時間が短縮されました。
「受講40回目アンケート10/1/25」
マイナス・ありません。唯一あるとすれば、2月いっぱいで実家のある新潟に帰ることになり、教室に通って訓練することができなくなることです。
プラス・以前ブログで読んだことがわかった気がします。“優秀な人ほど反復継続の重要性を理解している”という言葉ですが、正直、最初はわかっていたとはいえない状態だったと思います。私の場合、一定のペースで通っていたかと思うと、平気で4か月位、間が空いてしまったりと不真面目な生徒でした。でも、前より能力が上がった実感はあります。あと残り8回ほどになりましたが、気負わず一定のペースでやっていきたいと思います。
「受講50回目アンケート10/2/08」
マイナス・今後、物理的に通学ができなくなりトレーニングをどのようにしていくべきか悩みます。ユーキャンの通信教育も考慮しようかと……。
プラス・50回の受講を終えての正直な感想は、受講してよかったという思いと、もう少し短期間で一定のペースで来るべきだったという反省と、さらに受講を続けたいのに東京を離れてしまい通学できなくなりそうで「う~ん、困ったどうしよう」という気持ちでいっぱいです。
改めて思うのは、速読は本当に筋力トレーニングに似ているなと思いました。真剣に継続的にトレーニングすれば個人差はあるにせよ理解力をともなった速読が可能になると実感しました。今までどうもありがとうございました。
Hさんが、50回を終了したら郷里に帰ってしまうと知っていたため、ラストのトレーニング終了後、事務室でちょっと話をしました。
面白いことをポンポン言っていたので、それをいま書いてくださいとお願いしたものが下記
の感想文です。
ちょっと、文章になったら本音が隠れてしまった気がしますが、やはり面白いです。
「これからクリエイト速読スクールで速読を学ばれる方、または学ぼうとお考えの方へ」真剣に集中して楽しくトレーニングに打ち込めば、必ず今より理解力をともなった速読ができるようになると思います。しかし、テクニカルな面ばかりに関心を払い、教室でトレーニングを受けさえすれば自然と速読ができるようになるという気持ち、態度では速読能力の向上は望めないと思います。特にカウント呼吸法やサッケイドシート、ランダムシートなどの授業の最初に行なう基本の訓練をいかに真剣に全力で(例えば必ず前回の数値を1回でも越えるという強い集中力をもって)取り組むかが非常に重要で、速読能力の向上の成否がここにかかっているといっても言い過ぎではないと思います。
私自身、50回のコースの終盤になってやっと上記に気づいた鈍感で出来の悪い生徒ですが、みなさんには少しの悔いも残さぬよう1回1回の授業を全力で楽しみながら受講していただきたいと思います。
39回目が2009年9月20日。
40回目は2010年1月25日。
50回目が、2月8日ですから、40から50回はほとんど毎日通っていたことになります。
新潟に帰らねばならなくなってからの気持ちの劇的変化が、トレーニングに大きな影響を与えています。それもよいほうに自分を変えていっています。
Hさんが言うように、最初はカウント呼吸法からたて一行ユニットが大切になります。
ここまででレッスン終了、あとはオマケと考えてもいいほど最初のうちは重要です。
「筋力トレーニングに似ている」ことは確かですが、筋トレは手抜きをすると怪我をすることがあります。
このプログラムがまだ甘いのは、手抜きをしても怪我をしないことかもしれません
ただ、よく考えてみれば手抜きをしなかった生徒さんたちがのちのち大きな果実を収穫しているわけですから、いい意味での天網恢恢疎にして漏らさず状態にはなっているようです。
Hさん、これからも頑張ってくださいね
真
