なぜつまらないのか、説得力に欠けているのかを具体的に指摘できるようになった | 教室ブログ by クリエイト速読スクール

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2009-09-24

『文演』情報

なぜつまらないのか、説得力に欠けているのかを具体的に指摘できるようになった

 第50期文演(4/18~6/27)アンケートです。

 大学生3名のコメントです。

 Aさんは女性、B・Cさんは男性です。 

 質問は、Q.1受講目的 Q.2文章への印象 Q.3宿題について Q.4全体的な感想の4つです。


  Q.1受講目的 

  A (1)就職活動やゼミなどで文章を書く機会が増えると思い、文章の基本を身につけておこうと思ったから。(2)小説やエッセイなどの文章を読むことは好きだが、実際に自分で文章を書こうと思うと、自分の伝えたいことがはっきり伝えられないもどかしさを感じていたから。

  B 
資格試験で、論述式の問題が課される。論述式の問題では、問題文を読んで、その内容や意図を読み、その答えを自分の文章にのせて、相手に伝わるように書かなければならない。自分は今まで、文章を書く勉強をしたことがなかったので、これを機に、受講を決めた。

  C
 昔から「読み、書き、そろばん」と言われている。「書き」が社会で通用する程度、できるようになりたいので。できるきっかけになればと思ったため。


  Q.2文章への印象

  A 自分の書いた文章を読み手に伝えたいと思う気持ちから、無意識のうちに強い表現を多用していて、逆に伝わらなくなっているということに気がついた。また、この人の文章はつまらない、説得力に欠けていると漠然と感じていたことが、授業を受けて、なぜつまらないのか、説得力に欠けているのかを具体的に指摘できるようになった。

   B 文章の捉え方が少し変わったように感じた。・文章を書く際、読み手に伝わるよう意識して書くようになった。これに伴って、人と会話するときも、言葉を吟味して使うようになった。

  C 文章を作成する上での、自分が使っている言葉の曖昧さを痛いほど思い知らされた。

 
  Q.3宿題について 

   「授業前」みんなに見せるものだと思い、気合を入れてやった。最初につくった要約文が、900字くらいになってしまい、どこを削るか悩んだ。

    「授業後」
一番にやるとは思わず、驚いた(笑)。実際に要約してみると、1回目から7回目までに学んだことを生かすことができていなかったな、と思った。十分に書かなければならないところを削ってしまったりしていた。全体のつめも甘く、まだまだだな、と感じた。


   B「授業前」
かなり大変だった。周りが優秀な人たちなので、自分の要約の粗が目立ってしまうのではないかと思い、非常に不安になった。

   「授業後」
最後の要約はテーマが絞られていたので、皆ほとんど同じようなものになると思っていた。しかし、実際は各々で重要と考える所がさまざまで、参考になることが多かった。・自分が必死で書いた文章にダメ出しされるのは辛いと思っていたが、必死になった分、ダメ出しが身に沁み、改善すべき点が明確になった。

 
 C「授業前」
あと数回、要約をやり直したいという気持ちでいっぱい。しかし、要約をすることによって、文章の流れをつかんだ感じがした。

   「授業後」
(未提出)


   Q.4全体的な感想

     A 3か月間があっという間だった。1回目の授業は、緊張してほほが引きつっていたが、松田さんが「緊張しなくても大丈夫です。楽しい授業ですから」と言っていたとおり、今まで知らなかったことを知ることができ、本当に楽しかった。文演が終わると思うと、さびしさがこみあげてきた。この授業を受けて、多読の大切さを改めて感じた。
  
   B (全文削除。授業の流れのなかで、オオッ! という感じで知っていただきたいので。いい文章なので、残念です。ただ、この文演アンケートではよくあることです)

   C 
授業の題材で使う文章を通して、大人の人たちの率直な意見を聴ける数少ない機会を戴きました。誠にありがとうございました。


 Aさんは、弟さんがSEGで速読を受けてクリエイトを知ったとのことでした。「弟は受験なので、とりあえず私が受けてみたい」と。SEGの速読を「強い表現を多用して」絶賛していたようです。

 「楽しい授業ですから」は、ワッハッハは期待しないでください。「今まで知らなかったことを知ることができ」る知的な興奮です。のはずです。たぶん。きっと。…… 

 B君は不動産鑑定士受験生。論理的でとてもよい要約でした。「必死になった分、ダメ出しが身に沁み、改善すべき点が明確になった」は、B君だからこそというところがあります。 

 C君は、初回欠席。来週からだと思っていたと。うっかり屋なんですがニクメナイところが彼の美点です。「大人の人たちの率直な意見を聴ける数少ない機会を戴きました」などは、C君の大いなる成長というものです。



 クリエイトの文演を受ける社会人にはびっくりするほど「優秀な人たち」がいつもいます。「優秀」とは、それぞれ個別の課題への対応力や理解力です。表現力です。

 大学生や高校生のうちに、遥か上にいる人間を皮膚感覚でヒリヒリと実感できることはとてもよいことです。



 
あさって、26日土曜午後7時より、第51期文演がスタートします。

 持参物は、頭脳だけです。

 筆記用具などもとりあえず、こちらで用意しています。「緊張してほほが引きつ」ることもないものです。

 このブログをご覧の第51期生のみなさんは、とくに安心しておいでください。    

 

                   ※クリエイト速読スクールHP

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