第44期文演アンケート(6)司法試験社会人編 | 教室ブログ by クリエイト速読スクール

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2007-09-25

『文演』情報

第44期文演アンケート(6)司法試験社会人編

  第44期文章演習講座のアンケートです(44期アンケート、まだ続いています

 今回は、司法試験の論文対策のために受講した社会人のお2人です。

 Q.1どんな目的で受講しましたか?  
    A.1 文章を速く、正確に読み、それと同時に文章を素早く正確に伝えることのできる技術を身につけようと受講を決めました。

   A.2 ロースクール入学を希望しているので、適性試験対策、ステートメント対策。そして、卒業後の新試験までも見据えて受講しました。 


 Q.2文演を受講し、文章への印象が変わったことなどありますか?  
    A.1 同じ文章の作者とは思えないほど、文章構成や表現方法を考えて書けば、上達するものなのだという印象を受けた

 A.2 今まで、文章を読むとき、勝手な憶測とか予見が入ることが多かったのですが、文章に書いてあることだけにしぼって読むことができるようになりました。また、文章を書くトレーニングをすることで、あるいは書き方を知ることで、「言いたいことを正しく伝える」ことができるとわかりました(一人の方の文章の上達する過程をみて)。


 Q.3宿題の「要約」については、いかがでした?  
    A.1-1 「授業前」筆者の伝えたいことは何かを意識的に読み、無駄な部分や削ってもよいと思える文章を削ることによって要約が可能であると考えていた。

 A.1-2「授業後」要約で削除した部分に重要なキーワードがあった。自分の理解力、要約力の不足に気づくとともに、文章の修行をこれからもしていかなければならないと感じた。
 

   A.21「授業前」松田さんのお手本を何度もくりかえし見直して、どこを抜き出しどこを省くかに大部分を費やしました。なるべく原文にさわらないように心がけたのですが、最後は字数合わせのため、自分の言葉におきかえてしまい、その点で不本意でした。もう少し時間をかければよかったと後悔もしています。

  A.2-2「授業後」提出したとき気づかなかったミスがいっぱいあり、文章の悪いクセがわかりました。ほんの少しのことで劇的によくなるということがわかりましたので、細かなところまで気を配って文章を書いていきたいです。


 Q.4全体的な感想をお聞かせください。

 A.1 ひとりの作者の文章の要約が、読者によってこれほど異なった理解による要約となるものだという驚きを強く受けた。

 A.2 もっと人生の早いうちにこの講座を受講したかった 

 A.1のMさんはこちらと同年代の男性です。公務員の仕事をしながら司法試験にチャレンジしています。趣味ということではなく、数年前から明確な目的を持って勉強しているとのことです。Mさんは具体的に書いても「かまわない」と言いましたが、相当プライベートなことなので書けません。頭が下がるような取り組み方です。

 Q.4の回答の「読者によってこれほど異なった理解による要約となるものだというところは、Mさんとしては、半分いい意味で書いていただいたんでしょうが、講師としては内心忸怩たるものがあります。

 どういうことかというと、原文を書いた人の主張・意見はひとつのはずなのに、要約者によって違ってくる。それは、指導者の教授法に問題があるということでもあります。この辺については、齋藤孝さんも似たようなことを書いていました。


 A.2のIさんは、ご自分の要約について謙遜していますが、実は骨格のしっかりしたものでした。

 つい4、5日前突然、Iさんは「速読」の説明をしてあげてくださいと大学時代の友人を連れてこられました。今度、お母さん(Iさんのお友達)と、豊島岡女子に通うお嬢さんの2人で体験レッスンを受けることになりました。ありがたや、ありがたや。

 とくに、クリエイトのBTRメソッドは新しいものなので「お話」だけではわからないようです。

 薦めてくれる生徒さんのつながりで受講する方たちは、2段も3段も「大丈夫かな?」という不安のバーが低いのですが。

 Q.4の回答の「もっと人生の早いうちにこの講座を受講したかったというのは、文演に対しての一番のほめ言葉かもしれません。

 土曜までには、第44期文演受講生アンケートのラストになる、新旧の司法試験に挑戦している大学生・大学院生の4名のアンケートをアップしたいと思います   

   

 









                  

          ※クリエイト速読スクールHP

 

 

 

 

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