2007-01-12
第42期文演アンケートより〈4〉社会人女性編
第42期文演アンケートの続きです。
ラストは、社会人女性編です。
Q.3の宿題についてはアンケート〈2〉〈3〉同様省略します。
Q.1受講目的
A 仕事をしていても、メール等でわかりにくいメールを読むたび、どうにかならないものか、と思っていました。また、仕様書も自分達にはわかっても客先にはわかりにくいというケースが多かったので、何が悪いのか把握したいと思ったため。「案内」を見て、「大変勉強になる」とあり、その脱皮感(目からウロコの感覚)を味わいたいと思ったため受講しました。
B 出席した方が面白いと勧められたから……が理由なので、明確な目的はありませんでした。すみません。
C 文章をうまく書けるようになりたかったから。会計士試験で、論文式試験に役立つと思ったからです。
D 文章を読んでいる途中で、わからなくなったり、読み返したりすることが多い。ていねいに読もうとするとすごく遅くなる。言いたいこと書きたいことがまとまらない、などなどの理由から文章の構造や基本、読み方、書くさいの注意点を学びたかった。
Q.2文章への印象
A 「要約」とは、筆者の重要と主張することを抜き出す作業で、それほど難しいことではないと思っていたが難しいこととわかった。
B きちんとした書き手の文章には、構造や漢字の使い方にも意味があるのだということを意識するようになりました。悪文に、自分を合わせる必要がないことも感じました。
C 文章を読むときの深さが、初めの数回受講しただけで今までと全く変わりました。
D 難しい文は苦手だが、構造を考えながら読んだり、言いたいことを考えながら読むことで抵抗がなくなってきた。
Q.4全体的な感想
A まだ大きなウロコが落ちた感覚がないので落としたいです。NGのところを言ってもらえたところがよかったし、人の文でNGのところもわかるようになれたのは進歩だと思います。会社であまりにも意見の食い違いばかりなので、何か日本語の解釈がおかしいかと思ってましたが、文章を読むのは大体OKと言われ、ものすごくホッとしました。
B 気取った文章は分かるようになってしまいました。自分を大きく見せようと、カッコつけている文章に気づくようになってしまったというか……私ますます鼻持ちならない人間になってしまいそう。だから、私がヒーヒー言いながらもできないことを、あっさりやってしまう生徒さんが集うクリエイトに通って、上には上がいることを確認しておかないと……と思うわけです。
C 今までずっと、あまり本を読むことを楽しく思ったことがなかったので、ほとんど本を読んだことがなかったのに、今はそれが楽しくてかなりの時間を費やしています。書店で買ったり、立ち読みしたり、インターネットで面白そうな本を探したり、近くの大学図書館に行ったり。会計士の勉強が手薄になってしまっているくらいです。
D 1回目の授業でグチャグチャに絡まっていたものがほどけていくような気持ちになった。なるほど! と思うことばかりだった。「こんなふうに読み取れるのか」「こんなところに矛盾があるのか」と文章を正確に読めていない自分に毎回気づかされた。18人もの人がいるので、自分の気に止まらなかったところがいろいろ指摘されて面白かった。
文演の授業には、読み書きに関しての最低限のことが詰め込まれています。
真
