全く同じ文章を同じ条件で苦労して書いたからこそ、他人の要約を読むのが面白く感じた | 教室ブログ by クリエイト速読スクール

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2015-03-23

『文演』情報

全く同じ文章を同じ条件で苦労して書いたからこそ、他人の要約を読むのが面白く感じた

 第63期文演15/1/10~3/7アンケートです。

  第1回は、銀行員のTさんです。

  メガバンクで融資を担当しています。




        
Tさんの文演アンケート



 
Q.1 当講座をどんな目的で受講しましたか?
  A.1 読みやすく分かりやすい文章を書けるようになりたいと思って受講した。仕事で資料を作ったりメールを書くときに、どことなく読みづらくて分かりにくい文章を書いてしまい、どう直したら良いのか分からないことが多い。何をどう勉強したら文章を書くのが上手くなるのか、半分諦めていた。



  Q.2 「文演」を受講して文章への印象で変わったことがありますか?
  A.2 
丁寧に練られた文章に当たると注意して読むようになった。おっ、これは、と自然に嬉しくなってしまうし、全体の段落構成や改行のつけ方、 一文一文の言い回し、内容の展開の仕方などを噛みしめ、良い部分を吸収したくなった。
 
毎回の講義で、題材の文章と向き合って必死に考えたからこうなったんだと思う。知識として知らないことを手探りで考えたので結構疲れたが、その分得られたものも大きかった。



 
Q.3 宿題の「要約」はどうでしたか?
  A.3-1 「授業前」
 正直なところ、最初はどこを拾うべきなのかよく分からず、本当に困った。仕方ないのでまず課題の文章を何度も何度も読み込んで、筆者が大事に考えているであろうところに線を引き、要するに各段落で何を言いたいのか書き出した。それから意味が通るように部分部分をつなげ、何とか要約を書くことができた。
 しかし、最初に提出したものは指定の半分の文字数で書いてしまっており、その後急いで書き直した。何だか要約を2回書いたような気分になった。

 
A.3-2 「授業後」 参加者全員の要約を読むことができて良かった。一人ひとり違う視点で書かれており、とても参考になる。自分が書くときに困った部分を鮮やかに書き上げているものがあり、最初読んだときに思わず唸ってしまった。全く同じ文章を同じ条件で苦労して書いたからこそ、他人の要約を読むのが面白く感じた。
 
自分の要約では、そもそも拾うべきところを拾えていなかったので悔しかった。間違えて短い文字数で書いたものを指定の文字数に直すときに、単純に水増ししただけの部分があり、そのせいで重要な部分が抜けてしまった。一文一文が課題の文章中でどれぐらい重要なのか考え抜くことが必要だった。



  Q.4 全体的な感想をお聞かせください。
  A.4 
受けることができて本当に良かったと思える講義だった。毎回あるテーマに基づいて行われ、全く知識がないところを手探りで考えていくので結構疲れた。集中して考えている分、あっという間に1講義が終わってしまう。全8回、いたるところに松田さんの企てが仕込まれており、毎回文章に対する新たな視点が得られるのでどれも欠席できなかった。
 
その他、時折話される松田さんの過去の経験談や講義終わりに配られるおまけのプリントが面白かった。文章のこと以外に、社会生活で大事なことも学べるので、毎週土曜に頑張って通うモチベーションになった。
 改めまして、全8回講義して下さりありがとうございました。

 文演などにあまり関心がなさそうで、受ければ喜んでくれそうな、Tさんのようなタイプに勧めています。

 そして、受けたみなさんのアンケート、肉声が、また次のひとにつながっていきます(アンケートを提出して終了ということになります)

 SEGが20年も続いたのは、ただただ中高生の声のリレーにあります。文演も同様です。

 

 Tさんは、2014-03-13普段、仕事に集中し易くなった2014-08-31後で内容をあまり覚えていないことが多い」で登場しています。  
  

   



 

              ※クリエイト速読スクールHP    

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