2013-12-25
翌朝の5時まで眠ることができなかった
第60期文演(13/9/28~12/7)アンケートです。
きょうは、エネルギー関連メガ団体に勤務するFさんです。
Fさんの文演アンケート
Q.1 当講座をどんな目的で受講しましたか?
A.1 仕事において提案書・報告書を作成する際に、上司に分かりやすく正確に記載事項を伝えるため、文章の書き方をより学ぶ必要があると考えたため。
Q.2 「文演」を受講して文章への印象で変わったことがありますか?
A.2 文演受講前までは、文章に対する評価の視点として、論理性(話が繋がっているか)しか持っていなかった。また、評価の視点として論理性しか持っていなかったため、表現力も問われる小説に対する評価の視点を持っておらず、小説の文章に対して好き嫌いの感覚自体がほとんどなかった。
文演受講後は、文章に対する評価の視点として、様々な視点(省略)があることを学ぶことができた。今後は、小説に対しても好き嫌いができ、その理由を具体的に言葉で表現することができるようになると考えている。
Q.3 宿題の「要約」はどうでしたか?
A.3-1 「授業前」 要約作成にあたって最も気をつけた点は、筆者の主張を誤って書かないこと。筆者の主張を誤って書くことは、故意でなくとも、筆者を裏切り・読者を欺く行為と同じと考えた。また、授業で松田さんが指摘していたことを、実行するように心がけた。
要約を作成し始めると、どうしても、筆者の主張が理解できず巧く要約できない箇所や授業での指摘事項を反映できない箇所が、できてしまった。提出締め切り日(11月16日)の自宅出発準備をしなければならない時間(16時)いっぱいまで、修正を試みたものの、直せないままメールにて提出した。
要約提出時には、厳しい指摘を受けることを覚悟した。文章の書き方について素人である自分が指摘を受けることは当然であるとともに、かつ指摘を受けることが重要だと考えた。
A.3-2 「授業後」 要約添削(第8回授業)時は、自分自身で納得できないまま要約せざるを得なかった箇所について、案の定、松田さんから指摘を受けた。全受講生の要約に対して松田さんが指摘していった事項は、第1〜7回の総復習に該当するものであった。授業後は、それらの指摘事項が頭の中をぐるぐる駆け巡り、翌朝の5時まで眠ることができなかった。各指摘事項を理解しようと懸命に頭が動いていた。
Q.4 全体的な感想をお聞かせください。
A.4 授業中に松田さんが行う質問は、その意図を理解することも、答えに該当する箇所を探すことも、私には難しかった。一方、適切な答えを素早く返すことができる生徒もいた。その差異は、速読による読解能力の差から来ているものだと感じた。速読の有効性を改めて認識した。
文演は、研究論文などの技術文書だけでなく小説などの表現力も問われる文書を含めて、良い文章とはどのようなものかについて、気づくきっかけを与えてくれる貴重な講座であった。また、今後、より良い文章を書くために必要な練習方法を示唆してくれる講座であった。小学生のときに文演を受講したかった。講座で教わった事項について、まだ腑に落ちていないものも多いため、何度も資料を読み直し、自分のものにしていくつもりだ。
完璧に近い要約でした。
これからFさんと、2013-03-13「工夫しながら辛抱強くやっていくだけだ」 のMさんが中心になって勉強会を開くようです
「翌朝の5時まで眠ることができなかった」は、事の善悪を超えてよかったという思いでいます。
中学生・高校生のときにとはよく言われてきましたが、「小学生のときに文演を受講したかった」は初めてです
2013-12-18「体系的トレーニングとしてのBTRメソッドを体で理解することが出来た」のKさんが、18人目の文演受講者になってくれました。
変則日程で多少時間がかかりましたが、第61期文演はきのうで満席となりました。
Merry Christmas






真
