2025-12-28
小説家は天才だなと感動しながら読書が楽しめるようになった
第89期文演(2025/10/18~12/13)アンケートです。
きょうは、大学生のKさんです。
2025-05-22「2回目を無意識に流してしまう」のKさんです。
Kさんの文演アンケート
Q.1 当講座をどんな目的で受講しましたか?
A.1 ・社会人になって上司やお客様に文章を見られる機会が増える前に、正しい文章の書き方を知りたいと考えたため。
Q.2 「文演」を受講して文章への印象で変わったことがありますか?
A.2 ・文章を書くときに緊張するようになった。今まではデスマスとダデアルを混ぜないで書く程度のことにだけ気を配って、深く考えずに軽い気持ちで書いていた。文演で文章のタブーを知ったことで気にすることが増えた。最近は少し怖いと思いながら気合を入れて書くようになった。
Q.3 宿題の「要約」はどうでしたか?
A.3- 1 「授業前」 ・一度目の提出で指摘されたように、自分の表現が多くなりがちで、要約ではなく感想文になってしまうことが難しかった。また削りすぎると字数が不足し、全ての具体例を入れると字数を超えるので、どの部分をどの程度まで残すか判断することも難しかった。作者が言いたいことは何なのかを原文に線を引きながら繰り返し考えた。要約がこんなに難しいものだとは思っていなかった。
A.3-2 「授業後」 ・自分の考えを理解してもらうにはまず、この人の意見なら聞いてもいいなと思われるような振る舞いが必要だとわかった。そのためには細かいことに丁寧に取り組まなければいけないと納得した。これまでは自分の考えを主張することが何よりも重要で細かいことは後回しでいいと思っていた。提出した要約には、要点がとれていれば細部で間違いがあってもあとはわかってくれるだろうという自分の甘えた考えが現れていた。誤字脱字のような準備すれば減らせるミスがあると内容の良し悪しを見極める段階にも到達できない。そして準備不足の状態では結局、内容も正確に把握できていないと実感した。
Q.4 全体的な感想をお聞かせください。
A.4 ・日本人でも日本語が正しく書けるわけではないということを理解できる面白い体験だった。色々な文章の良い点や悪い点を知ったことで、小説家は天才だなと感動しながら読書が楽しめるようになった。また、自分が書いた文章を客観的に指摘してもらうことで、考え方の癖や弱みに関する自己理解が深まった。最終回で、基礎ができていないのに我流にこだわっているのが私の課題だと理解することができた。来春から新入社員として働くうえで、オリジナルを出す前にまずは基本に丁寧に取り組もうと肝に銘じた。
Kさんの要約は、幹は十分に取っているのに、一行不足や余分な葉っぱがあったりするもったいないものになっていました。100点超を目指すという課題ではもう少しでしたが、必要不可欠な部分は取り逃がさないチカラを示していました。
何よりも、上記アンケートで、本気になったときの能力の高さを見せつけてくれました✨
前にも書きましたが、伸び代広き人。手抜きさえしなければという地点にいます。

Kさんがこれからすべきことは、受講33回(25/5/21)で止まっている速読トレの再開です。
あと17回。
もうすぐ年も改まります。
心機一転、「新入社員」までに通いきってほしいです。 マツダ
