2007-06-29
プロの永井さん
きのう、午後1時からのレッスンに永井郁子さんがギリギリに見えました。
ふだんは0時40分あたりには席に着くようなペースですから、アレッ
と思ってしまいました。あと2.3分でスタートするような時間でしたから。
その永井さん、
「アッ
松田先生、ブログ読ませていただきました。あんなによく書いていただけるなんて……何回も読んでしまいました」と、いきなりおっしゃいました。
「え
クリエイトのブログなんてチェックするんですか? 読まないと思っていました
じゃあ、あれで問題ないですよね。なんか微妙なことを伝えなければならないという内容でもありませんでしたから、実名での登場でいいかなあーと判断してしまいました」
「いえいえホントにありがとうございます。また新しい本が出ますのでぜひまたガンガン言ってください」というようなことをニコニコとおっしゃいました。
永井さんはプロの絵描きです。ちゃんと絵でごはんを食べています。プロの永井さんは、耳障りのいい言葉よりも、「ハッキリいってくれた」り、「こんなことに違和感を持った」というような本音をとても好みます。
そういう考え、見方もあるのかという感じで自分の幅を拡げようとしているのかもしれません。
自分の至らない点なのかもと、とりあえず素直に受け入れてしまうのかもしれません。
ただ、プロのプロたる所以はここからです
一般人の素朴な疑問や意地の悪い評論家のきつい指摘を、何段も高みに持ち上げて昇華させ「作品」に結実させ提示してきます。
結果、こちらもちゃんと言ってよかったということになります。
面と向かってなら、嘘でなければ何を言ってもかまわないというのがプロフェッショナルの世界なのかなと思います。
永井さん、 また新しい本が出たらこのブログで紹介させていただきます。ただ、(本について)「もっときつく言ってください」はやめてくださいね。こちらがいいと思ったときは言えませんので
真
