2007-06-04
GMAT受験のために
きのう日曜日、受講生のAさんが「休みの日の教室をのぞかせてください」とみえました。
きっと、ブログで「土日は生徒さんが多い」という記事を見て、興味半分で来られたのだろうと思いました。違いました

事務室の窓から、教室をのぞき「これなら大丈夫ですね」と。
そのときは、12人のクラスでした。
Aさんは、デイタイムコースで現在18回受講しています。
「あと1カ月半で、速読訓練50回を終了したい。できたら80回まで受けてみたい。受講目的は、GMAT(ビジネススクール入学後に、授業についていけるだけの能力があるかどうかを測るテスト)を受験し、その後MBA取得のために渡米する。そのための集中力・記憶力・理解力のための基礎体力作り。きっかけは、外資系企業に勤務していたのだが、大手外資の部長クラスと話しているとき力不足を感じることがあったため。41歳と年齢的にも踏み切るにはラストチャンスと思い、チャレンジしている」
「そのためには、平日の昼だけでは足りない気がしてきた。勉強するための集中力がついてきたが、平日だけに限定すると3日以上空くこともある。コンスタントに受けて、たまに何も考えない日が1日くらいあったほうがいい気がしてきた。そのためにフルタイムに変更したい」
話をうかがうと、以上のような内容でした。
「たまに何も考えない日が1日くらいあったほうがいい」とは、よく考えたコース変更だな、と感心してしまいました。
きっと猛烈な受験勉強をしているんだろうな、と想像しました。
大きなリュックを背負って教室に入ってくるAさんは、いつもこちらの目を見てニコリと微笑み、大きな声で挨拶してくれます。
体験レッスン時、こちらが説明した方ではなかったので、最初は緊張気味だったのですが、当然のように挨拶されるうちに話をする仲になっていたのでした。
「Aさんのような目的意識のハッキリした人には、ぜひ文演を受けてほしかったです。ここを知ったのが1カ月前。次回の文演は、9月からですから無理ですが」
GMATには、作文(ライティング)が2題(30分×2)出るそうです。
Aさんは、ジッと文演の案内を見てくれていました。
真
