2009-06-06
若い頃に叩き込まれた人は大人になってから花開くものだと思う
第49期(2009.1.17~3.14)文演アンケートです。
今回は、外資系企業で要職に就く50代Eさんと、若き銀行員I(アイ)さんです。
まずEさんから。
Eさんの文演アンケート
Q.1 どんな目的で受講しましたか?
A.1 文章力UPのため。速読コースを完了したものの、文章力については長年悩んでいた。若い頃、あまり文章力のいらない部署で仕事をしてきたが、ある日論文を書くことになり、文章力のなさを痛感したことがある。
Q.2 文演を受講し、文章への印象が変わったことなどありますか?
A.2 作家は、血のにじむような努力で小説を書いていることがわかり、文章を書くということを軽く考えてはいけないと思った。
また、新聞の見方が変わってきた。まさに不特定多数の人達に読まれるということでは、記者はかなりの常識を求められる。ただし、過去に非常識な文章もいくつか発見したことがあった。
Q.3 宿題の「要約」はどうでしたか?
A.3-1「授業前」 内容はわかったが、いざ要約となると難しい。作者が使っていない表現を用いてしまった。
この質問の答えではないのですが、他人の話を要約するのは難しい。特に、その人の文章が高度な場合、レベルの低い人が内容を理解し、要約できるものか疑問である。行間を読まないといけない文章についても要約は難しいのではないか。
Q.4 全体的な感想はどうですか?
A.4 こういう演習(繰り返しおこなう)の重要性を再認識した。また、基礎訓練も必要であり、これが若い頃に叩き込まれた人は大人になってから花開くものだと思う(イチローは良い手本)。
次はIさんです。
I(アイ)さんの文演アンケート
Q.1 どんな目的で受講しましたか?
A.1 ・文章の基本を学び職場で活かすため・現時点での文章力を客観的に判定するため・正しい読解力を身に付けるため
Q.2 文演を受講し、文章への印象が変わったことなどありますか?
A.2 ・文章に対する認識の変化
受講前までは、難解な文章が理解できないのは、自己の読解力の欠如に原因があると認識していましたが、「文演」を通じて書き手の表現方法に問題がある場合も多いことを知り、分かりやすい文章で表現することの大切さ意識するようになりました。
Q.3 宿題の「要約」はどうでしたか?
A.3-1「授業前」 ・字数制限内での要約はほとんど経験がなかったため、難解で手間がかかりました。特に、文章の全体感を損なうことなく筆者が最も伝えたかった部分に焦点をあてることの難しさを実感しました。なんとか字数制限内で完成しましたが、自分の要約が最終回にどんな判定をされるのかとても心配です。
Q.4 全体的な感想はどうですか?
A.4 ・読み手を意識
自分の文章にはひとりよがりな文章表現が多かったことに気がつき、反省すると同時に恥ずかしい思いがしました。「文演」を通じて読み手に配慮することの大切さを実感できたことが自分にとって一番の収穫だったと思います。
前回2009-06-04 に続き、今回もQ.3 宿題の「要約」はどうでしたか? A.3-2「授業後」が未着です。
いままでこういうことがなかったため、こちらの伝達ミスになります。話の仕方で、伝わるものも伝わらなくなります。
反省。
Eさんは、2006-12-18「クチコミの力」のO(オー)さんの紹介で入会された「ケース3 会社の同僚」氏です。
真
※クリエイト速読スクールHP
