2007-04-11
週刊東洋経済4/14号
週刊東洋経済の最新号に、『速読らくらくエクササイズ』が掲載されていました。
毎週購読している雑誌ではないので、もちろん生徒さんに教えてもらったものです
今週号の特集は、畑村式数の極意&超学習法27というもの。
特集の中では、「あの海陽学園も頼る数学教育の『名門』」として、 SEG(エスイージー)が大きく(P52)取材されていました。
その特集のラスト(P82、83)に「ブックレビュー 大人の勉強法本ガイド」なる2ページがあり、そこに『らくらく』が小さく。
ビジネス書の世界にも「勉強法本」が増殖中。はたして、その効用はどれほどか? 書店で目立つ社会人向け勉強法本を4ジャンルに分け、辛口レビュー!
これがリード部分。
4ジャンルとは、カリスマ講師系、スピード系、脳ミソ強化系、マルチタレント系だそうです。
カリスマ講師系では、『夢をかなえる勉強法』伊藤真 サンマーク出版。『できる人の勉強法』安河内哲也 中経出版。
スピード系では、『速読らくらくエクササイズ』、『超高速勉強法』椋木修三 経済界。
脳ミソ系では、『脳の仕組みと科学的勉強法』池谷裕二 ライオン社。『ザ・マインドマップ』トニー・ブザン ダイヤモンド。
マルチタレント系では、『大人のための勉強法』和田秀樹 PHP新書。『不可能を可能にする最強の勉強法』吉田たかよし PHP文庫。
『速読らくらくエクササイズ』に関するところ。
「人より短時間でマスターできる」という効能をうたった勉強法本も枚挙にいとまがない。
読書スピードよりも読書習慣の改善を主眼とする『速読らくらくエクササイズ』は、評者の見る限り良心的な部類に入る速読指南本だ。従来の速読術にありがちな、無意味な記号の羅列を目で追う肉体訓練的なプログラムではなく、論理的な思考力、記憶力などまでをカバーした、かなり奥行きのあるメニューになっている。
ただ、効果の客観的なモノサシがない点は、他の速読術と一緒。そもそも「そんなに速く読んでどうするの?」という疑問は最後まで残る。
という、紹介です。
「読書スピードよりも読書習慣の改善を主眼とする」から「良心的」という観点で『らくらく』が取り上げられているはずなのに、「そもそも『そんなに速く読んでどうするの?』という疑問は最後まで残る」は、本書に対してか、速読術なるものに対してかよく分からない「辛口レビュー」になってしまっているのが、ちょっと残念なところでしたが
真
