2006-12-03
クリエイトの読書速度
11月半ばに入会した学生さんの初速は、4,000字/分。
通常は、700字/分前後ですから、彼女は、すでに一般人の5倍速で本が読める状態でのスタートでした。
クリエイトは、体験レッスンと入会後の1回目レッスンの間にレッスン0(入会手続き後)という1コマを設けています。
『もう一度、おさらいしてから本格的な訓練に入りましょう』という親切設定です(というか、「体験」は、やはり緊張していて本来の力を出せないため、再計測したりして「教室」に馴染んでいただくわけです)。
そのレッスン0のときの速度です。
担当講師は、「いろんなことがよく出来るひとだが、初めてにしてはあまりに速くページをめくるので心配になった
」そうです。
間違いなく、きっちりと内容を理解していました。証拠がありますから。
彼女は、大学4年生。
3年4年と旧司法試験の「択一」に合格し、来年も旧司にチャレンジするとのことでした。
受講5回目ですが、すでに、9,000字/分までいっています。
現在読んでいる本は、純文女流作家の小説です。もちろん、初見・未読の本です。初速が高いからまだ2倍にしかなっていません。
しかし、平均の700字/分から比較すると10倍を超えています。
彼女はもう初見・未読10,000字/分を到達しようとしています。
おそらくこの方は、30,000字/分までいくはずです。ひょっとするともっと速く読めるようになるかもしれません。
こういう方は、これまでに膨大な読書の蓄積(学業も含む)があります。そういう頭脳に、BTRメソッドの直截的な刺激を与えると、一気にあふれてしまうためです。
これほど最初から速く読めるひとがなぜ、クリエイトに通うようになったのか
それは、
大学の先輩たちと話す懇親会のようなものがあり、
隣に座った人間の話に魅かれ、
ネットで検索したらここが出てきて、
そのひとのインタビューまであり、
それでこうなってしまった、とのことでした。
彼女は、文章演習講座で文章の書き方の基本を学びたいがために、入ったそうです。
「要約とか、あらすじを取るとかは、どちらかといえば得意だと思っていたんですが、文を積み上げていく、作文に対する基本的な考え方が分かっていないのでは……」と、文演の案内や体験記を読んで感じたそうです。
また、司法試験にも実績を出しているから、速読も受けた方がいいと。
無駄な疑い方をしないのは、SEG生をはじめとする優秀なひとたちの共通能力です。
彼女ほどではないにしろ、こういうひとたち、クリエイトには結構います



ただ、いままでこういうひとたちの数字をあまり外に出していないだけです。
理由は、誰もが10,000字/分、20,000字/分ラクに到達できるなどと誤解されたくないためです。
真
・上記の女性は、2008-11-22「16年連続35名、祝! 旧司法試験合格」に登場する司法試験合格者の吉田麻里子さんです。
