2010-04-22
もっと根本的なことから、徹底して取り組んだ
SEG「速読による能力訓練」E2ターム(3/30~4/3)から、新高1生L君についてです。
L君は、外科医を目指しています。
■とにかく驚いた。「速読」というので、本を読みまくって終わりかなと思っていたが、もっと根本的なことから、徹底して取り組んだ。僕にとってはこの訓練の全てが、前代未聞だった。そして、とても楽しんだ。まわりの人も、レベルが高いので、負けじと、くらいついて、追い抜こうと頑張った。ここで、集中するということを学べて、すごく良かった。しかも、集中してやるということは気持ちいいことである。最初は、実は、どうせ自分は頭が元々良くないし、変わんないだろう、と思っていたが、この講習は、みごとにその期待を裏切ってくれた。一度は受けておいた方が良い。断言できる。(T高 新高1男子)
「L君の最終5回目の主なスコア」数字ランダム40・37・39 数字BPシート14-2(1分)、20-4(2分)漢数字一行三→333、一→284、九→100 たて一行ユニット68・54 ロジカルテストC18/21・20/22 スピードボード5×514/18・17/18 イメージ記憶15/40(1分30秒)、29/40(1分30秒)倍速読書7,700字/分・理解度A
以下は、L君の記録カードの分間読字数と理解度、そしてコメントです。
①1,286字A-「自分のバカさが分かった気がする」
②3,000字A 「ついつい本が面白かったのでのめりこんでしまった」
③3,500字A+「本メチャクチャ面白く、我を忘れてしまった。今日はイメージボードがやっと当たりが出てホッとした」
④5,000字A 「昨日帰りに自習室に寄って自習したら集中力が上がった気がした」
⑤7,700字A 「5日間本当にありがとうございました。あと3年、医学部合格にむけてがんばります」
「自分は頭が元々良くない」「自分のバカさが分かった」とか言いながら、「集中してやるということは気持ちいい」と、何より大事なことを掴んでいます。
最終日のコメントの素直さは、育ちの良さというものです。
受講目的は「自分は国語が目立って悪いので、国語ももちろん、全てのことにおいて自分の力を伸ばせたらいいなぁと思い、受講した」と。
ロジカルCを18/21・20/22ですから、数学は相当得意なはず。4日目の初めてトライしたロジカルBも、2回とも2分20秒台で30問終了しています。
好きな分野は? の質問には、「医療系しか読んでないです」と。

L君の効果的トレーニングは、スピードチェック・ロジカルテスト・イメージ記憶。
「スピードチェック:見るスピードがものすごく底上げされ、かつ、広い視野(横方向)もゲットできるから。ロジカルテスト:スピード、論理的思考力、事務処理能力が底上げできた。イメージ記憶:これまで暗記するときはムリヤリつめこんでいたが、これで、何かを連想させることで楽になった」が理由です。
L君はたしか、2日目まで休み時間コミックを開いていました。それが、3日目から配布したプリントに目を落とすようになっていました。
コミックがどうこうというより、関心の幅が広がっていくことが高校生には何よりであります。
真
