2021-08-24
なんとか自分のタガを外していきたい
2021-05-03「全体として知的持久力を底上げしていっている」のSさんについて。
まず、Sさんの体験レッスンスコアと入会時アンケートコピーです。
「Sさんの体験レッスンの主なスコア21/4/18」たてサッケイド12 数字ランダム17・18 漢数字一行〇→164、三→125、一96 たて一行ユニット30・30 スピードチェック22・24 ロジカルテストAタイプ14/14(3分)・14/15(3分)イメージ記憶15/40(2分)29/40(2分)初速857字/分・理解度A-
「Sさんの入会時アンケート21/4/18」 ・「体験感想」来校前に本をざっとみてなんとなくの内容は知っていたが、教室に来て先生や他の生徒がいる中で教えていただくと分かりやすく、また状況としてとても集中しやすかった。家で自分でやろうとしても気が散ってしまっていたと思う。・初めてのトレーニングなので、勝手が分からず、「速度を上げる」というのに至らず、言われたことをただこなすだけだった。・90分と聞いていたが、あっという間で驚いた。初めてのことづくしというのもあったと思うが、時計をみるごとにハリがどんどん進んでいてビックリした。・「つらい」中がんばる、というイメージをして来たが、ゲーム的な感じで、思っている以上に楽しかった。・「入会を決めた理由」学びたいことがあったり、仕事をよりテキパキこなしたいが、集中力とスタミナがいつも足りず、はがゆい思いをしていたので、そのカイゼンを目指して。
体験レッスンのスコアとしては、平均的な地点からのスタートです。
以下は、Sさんの受講20回・30回目アンケートと、最新スコアです。
「Sさんの受講20回目アンケート21/5/16」
マイナス・「丁寧に」から「ラフに」という転換にまだまだ慣れない。どうしてもブレーキをかけてしまう。だが前回アンケート時点(10回目)からは徐々に変わってきてはいると思う。よく先生方は「目がかすったら」と仰るが、この「かする」という感覚、認知が意識に上る少し手前の段階で、次へ次へと進むことに慣れていきたい。
また、「とにかく全力を尽くす」ということの重要さを感じている。まだまだ90分間、絞り尽くせていないことが多い。筋肉の場合は、簡単に言えばより重いものを持ち上げることで肥大するわけだが、速読も同様だと感じる。筋トレでは、過剰な重さを扱うと負傷する恐れがあるが、速読の場合、思い切って速度を上げても怪我することはない(恐らく)ので、臆せずどんどん飛ばしていきたい。ブログでもどなたかが述べられていたが、最後の倍速読書はオマケくらいの気持ちで、最初の60分、イメージ記憶までで全エネルギーが枯れるくらい注げると理想的だと思う。また、十分な負荷をかけるためには「授業前にラムネを食べると良い」という意見もブログで拝見した(さらに遠くへ行ける - クリエイト速読スクール公式ブログ)。
その負荷を定量化するのが各種目のスコアだが、その日の心身状態によってスコアは大きく上下すると感じるし、そもそも全力を尽くす気になれるかもコンディション次第とも言える。準備が大切で、教室に入る前から物事は始まっているとも言える。所与のコンディションの中で全力を尽くすのがもちろん大前提ではあるが、その90分間の密度を更に高めるためには、例えば日々の睡眠や食事は大きな要因となると感じている。より良い暮らしのために教室に通い始めたわけだが、最近は、より良い教室体験のために暮らしを整える、という感じになってきていて可笑しい。
プラス・さっぱり掴めなかった漢数字一行が、「〇」と「四」という二つの文字については見えるようになってきた。「三」や「一」などはあいかわらずまだ掴めない。だが、一部でも「こういう体験なのか!」という参照点を得たのは、他への転用という意味でも良いし、また、自分は進歩しているという手応えを感じ前向きな気持ちになれる。
私は優柔不断で立ち止まってしまう性格だと自認するが、「思い切る」ということができるように少しずつ変わってきていると思う。例えばスピードチェックでは先生が仰るように、正答を意識せずとにかく機械的にリズムを保って丸をつけることで、60秒内に40問完了するということができるようになってきた。
教室外で視野の広がりを感じることがある。例えば、教室の一本南にあるサンシャイン60通りで、道に広がる大勢の人たちの顔を同時に見ようとして、ある程度それができたと思えることがある。「視野が広がる」というか「より多くの情報を同時に取得している」という感触である。
速度も視野も、一つ上の段階が当たり前だと慣れていくことがポイントだと思う。水泳の練習法では「選手をロープで引っ張って目標タイムのスピードを出す」というのがあるそうだ(体験記 '06 | 体験記&インタビュー | クリエイト速読スクール)。訓練により、なんとか自分のタガを外していきたい。余談だが、教室から徒歩数分、キュープラザという建物の屋上にバッティングセンターがある。ここで、80kmのボールを打って、次に130kmをやって、それから80kmに戻ると、球が驚くほど遅く感じ、弧を描いて飛んでくるのが本当によく見えた。そらそうだろうと思うかもしれないが、知識と実体験はかなり違うので、試してみるのも一興ではないだろうか。ちなみにここには「ビジョトレ」という動体視力を鍛えるゲームマシンもあり、数字ランダムシートみたいなことが練習できる。授業前後にお時間ある方は、訪れてみるとよいかもしれない。
引き続き、どうぞよろしくお願いします。
「Sさんの受講30回目アンケート21/8/3」
マイナス・29回のあと、30回を受けるまで1か月以上経ってしまったのですが、ほとんどの種目でスコアはそれほど下がりませんでした。それは良かったのですが、逆に、ここからなかなか上がらないという感触も覚えます。とはいっても、プラトーを打破するためには、さらに多く深く練習を重ねるしかないと考えています。
プラス・時間が経ってしまい、もうどうにでもなれいう態度で久々に受講したら、肩の力が抜けたのか逆にそれが良い方向へと作用したように感じました。初期からずっと「ラフに」というやり方に抵抗感がありましたが、それが少し緩和されたのかもしれません。
まだスコアは伸びませんが、五里霧中から、スタートラインがおぼろげに見えてきたかもしれないなと思っています。
引き続き、どうぞよろしくお願いします。
「Sさんの受講39回目の主なスコア21/8/22」よこサッケイド29 数字ランダム42・50 数字BP16-1(1分)・26-5(2分)漢数字一行〇→3,700、四→1,600、五→65 漢字二行口→100、夏→62、耳→18 たて一行ユニット70・69 スピードチェック40(56秒)・40(56秒) ロジカルテストCタイプ25/26(3分)・27/30(2分55秒)イメージ記憶15/40(45秒)31/40(30秒) 倍速読書『ある男』2,800字/分・理解度A「前半、ランダムはもうちょっとやり方自体の工夫で伸ばせそう。漢数字の「〇」は、もっとタガをはずせそうだが、こわさがある。漢字二行は逆になめらかさがでても良い。倍速読書、「コピー機のように」さらっといくかんじ。めくる7、読む3で!」※数字BPは前回のスコアです。
Sさんが次回チャレンジするロジカルCタイプは、SEG最終回に取り組む2ページ。Cタイプの最終盤です。あと数回でDタイプまできています。
倍速読書で面白度◎がついたら、ジュンク堂に駆け込んで立ち読みするか、購入して味読してみるかにしたらよいのではないでしょうか。
倍速読書訓練ですから、楽しみを置き去りにして6,000字/A-とか10,000字/Bとかを目指すべきかと思います。
真
※クリエイト速読スクールHP
