2019-04-30
文章を読むスキルを伸ばす上で、
第72期文演(19/2/9~4/20)アンケートからです。
第1回は、弁護士のTさん。
2017-11-02「体系立てられているものだと感じた」 ・2017-11-17「大量の資料を読む際、「速読の練習に使おう」と考えることで、」・2018-12-20「思考のキレが良くなった」のTさんです。
Tさんの文演アンケート
Q.1 当講座をどんな目的で受講しましたか?
A.1 正しい文章の読み方・書き方を学ぶ目的で受講しました。クライアント様からいただいた資料を読み、読み取った事情に基づいて文章を作成するという日々の生活の中で、これまで自分なりに培ってきた文章の読み方・書き方は正しいのか、改善する余地はないのか、という疑問を持つようになりました。文演は、上記疑問を解消するひとつのきっかけになれば良いと考えていました。
Q.2 「文演」を受講して文章への印象で変わったことがありますか?
A.2 他人が書いた文章の細部にまで興味を持つようになりました。文演受講前は、他人が書いた文章の細部に興味はなく、文章の要旨をある程度理解できれば、文章の読み方としては十分だと考えていました。しかし、松田さんや他の受講生の方々の発言を聞いていると、自分は文章の細部に施された書き手の細かい工夫に全く気付けておらず、不十分な読み方しかできていないことが分かりました。他人が書いた文章の細部に興味を持たないことは、書き手・文章に対して失礼な態度であるとも思います。文演受講後は、細部にまで興味を持ち、一文一文についてどのような書き手の工夫が施されているのか注意して文章を読むようにしています。
Q.3 宿題の「要約」はどうでしたか?
A.3-1「授業前」一文を書くことに神経をすり減らす、という経験ができました。松田さんが「100点の要約を書く心意気で宿題に取り組んでください」と仰っていたので、推敲に推敲を重ね、自分としては100点と思える要約を提出しました。自分の文章にあれだけ神経質になったのは人生で初めてだと思います。
A.3-2「授業後」私が提出した要約は、松田さんから一定の評価をいただくことができました。もっとも、他の受講生の方々の要約を読むと、工夫の施された構成・表現に驚かされることが多々あり、まだまだ自分は鍛錬が足りないと感じました。鍛錬を重ね、技術を磨き、私の文章作法を確立していきたいと思います。
Q.4 全体的な感想をお聞かせください。
A.4 「文演の記憶を消してもう一度最初から文演を受講したい」と思うほど刺激的な時間でした。計6回の授業を通じて、これまで知らなかった正しい文章の読み方・書き方を学ぶことができ、当初の目的は十分に達成されました。また、文章を読むスキルを伸ばす上で、速読と文演は車の両輪であると感じました。速読を活用して文章の内容を大づかみに把握し、文演で学んだ文章の読み方を活用して細かい部分までしっかりと把握する、という文章の読み方がひとつの理想形だと考えています。文演をまだ受講されていないクリエイトの生徒の方々には、ぜひとも文演を受講するべきだと伝えたいです。短い時間ではありましたが、松田さん、他の第72期文演受講生の皆様のおかげで刺激的な時間を過ごすことができました。本当にありがとうございました。
Tさんの宿題は、「推敲に推敲を重ね、自分としては100点と思える要約を提出」しただけあり、よくできたものでした。
『これが、大学4年で司法試験に合格したひとが「自分の文章にあれだけ神経質になったのは人生で初めて」という要約です』と、この先の文演受講生に見せたいぐらいです。
Tさんも、何回か文演受講を断ったひとのひとり。『おとなしくしてくれているなら』と受けてもらいました。
逆に、こちらが困っているとき助け船を出してくれました

Tさん、第2期GW朝トレを受けてみませんか。
たった2回でも、Tさんにはよき脳のストレッチになるはずです。
きっともう予定が入っているんでしょうが、ちょっと言ってみました
真
※クリエイト速読スクールHP
