圧迫感のない緊張感の中で | 教室ブログ by クリエイト速読スクール

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2014-03-04

教室から

圧迫感のない緊張感の中で

 2013-12-10当初の期待を遙かに超えています」の大学教官Yさんの受講120回目アンケートと最新スコアです。

 110回目アンケートは「もらい忘れ」といいますか、本人パスです。

    「Yさんの受講120回目アンケート14/2/23」
  マイナス序盤です。広く見ることはある程度できるようになりましたが,広く見た上で文字を認識するということができていません。ランダムシートは少しずつ伸びていて,数字BPシートはずいぶんとできるようになりましたが,かなBPシート,かな一行Pシートなどは話になりません。
 以前のアンケートにも書きましたが,序盤がもっとできるようにならないと,中盤のスピードチェックはできるようにならないでしょうし,倍速読書もなかなか伸びないと感じています。スピードチェックは行きつ戻りつで探している状態ですし,文字数が多い本の場合には倍速読書のスピードがガクンと落ちてしまいます。広く見る,文字の形を意識する,ラフに見るという3点を心がけているつもりですが,ほかに注意点がありましたらご教示ください。

   プラス●トレーニングについて  トレーニングを重ねることで,少しずつスコアが伸びたり,スコアには現れなくても手応えが出てきています。スコアが上がるだけでもうれしいですが,次の段階に進むことができると非常にうれしいものです。例えば,イメージ読みが45秒から30秒に短縮されたときには思わずガッツポーズしそうになりました。
 特にうれしかったのが,かなひろいで「文字数2倍シリーズ」に入ったことです。ただでさえしんどいかなひろいがより一層しんどくなりましたが,2分間ずっと集中し続けるのは気持ちがいいです。先日初めて挑戦したときには,時間配分を考える余裕がなくて10秒くらい時間を余らせてしまったので,今後は時間配分に気をつけて,見落としがないように頑張ります。
 ロジカルテスト,イメージ記憶も少しずつ手応えが出てきたので,次の10回は次の段階に進むことを目標に頑張ります。

 ●トレーニング外について  読むスピード,理解度ともにずいぶん向上しました。スピードについては,受講前と比較して,普通の本で3~5倍程度,専門書で1.5~2倍というところでしょうか。客観的な指標はありませんが,読み進めていて戻るということが少なくなりましたので,理解度も向上していると感じています。
 また,他人の話の飲み込みが早くなりました。相手の言っていることを,「要するにこういうことだよね」とこちらでまとめてしまって,短時間で正確に意思疎通するのに役立っています。ただ,やりすぎてしまうと嫌われてしまいますので,辛抱して聞き続けるかこちらでまとめてしまうか,慎重に判断する必要があると自戒しています。

 余談ですが,最近話題の『脳のワーキングメモリを鍛える!』という本をざっと読んでみたところ,要するにロジカルテストとイメージ記憶に取り組めばいいということだと感じました。逆にいえば,この本に出ているエクササイズを行えば,ロジカルテストやイメージ記憶のスコア向上につながるかもしれないと思いました。わざわざ時間を取るつもりはありませんが,通勤中や会議中にでもやってみて,変化があるかどうか試してみます。

 Yさんの「普通の本で3~5倍程度,専門書で1.5~2倍というところ」は、あまり真に受けない方がいいと思います。どちらもその3倍速でいけるはずです

 体験レッスンでのかなひろいが70/70(2分)というひとでしたから。


    「Yさんの受講122回目の主なスコア14/3/2よこサッケイドシート93 数字ランダム4346 漢数字一行六→83七→94九→72 たて一行ユニット6362 スピードチェック331分)・361分) かなひろい132/1372分) ロジカルテストDタイプ27/302分42秒30/302分37秒イメージ記憶14/4030秒)、27/4030秒) 倍速読書『利休にたずねよ12,750字/分 理解度A-※漢数字一行は前々回、ロジカルは前回のスコアです。

 Yさんは、現在、文演を受講しています。

 第3回は、45年ぶりの大雪で出席できませんでした。全5回中4回出席した感想をおととい送ってくれました。

 最初、「外に出すのはご勘弁を」と断られたのですが、その後、「クリエイトさんにも,ブログとブログに登場される方々にもさんざんお世話になっていますので,もしお使いいただける部分がありましたらお役立てください」と、
またメールをもらいました。

 
  「文章演習講座受講途中の感想」

 松田さんに嫌がられながらも文章演習講座を受講させていただいた理由は三つあります。

 まず,迷わずに素早く的確な文章を書けるようになりたいということです。メールの返信一つとっても,「これでいいのか」と考え込んでしまうことがよくあります。意識せず的確な文章を書けるようになれば,時間の短縮につながるだけではなく,文章を通じた私に対する信頼性の向上がみこまれます。

 この目的を達成するためには,文章の書き方についての本を何冊も読み込んで,自分で学べばいいのかもしれません。時間の面でも費用の面でもその方がよさそうです。しかし,私はよほど必要性に迫られないと一人で物事に取り組むことができない性分です。実際,速読についても,ユーキャンでの学習は長続きしませんでした。教材を見返してみると,かなひろいではあらすじを書き出していなかったり,イメージ記憶は1回目でやめていたりと,ひどいありさまです。一人で文章の書き方を学ぼうとしても,同じことのくりかえしになるでしょう。速読については,軽い気持ちで体験トレーニングを受けてみて,臨場感・緊張感のある雰囲気の中で学ぶことの意義を痛感しました。文章についても同じことがあてはまるのではないかと考えたこと二つめの理由です。

 このように表向きの理由はあるのですが,実のところ,面白そうというのが最大の理由です。ブログの文演アンケートを読んでも,皆さんの文章から楽しくてたまらない様子がにじみ出ています。せっかくクリエイトに通っているのだから,その楽しさを味わってみたいと思うのは当然のなりゆきです。

 さて,これまで受講して,第二と第三の目的は十分に達成できました。初回の緊張感は,速読の体験トレーニングを受けたときに感じたままのものでした。圧迫感のない緊張感の中で,松田さんや受講生の皆さんのおっしゃることを聞きながら,頭はフル回転でした。文章についての本を一人で読んだのではこうはいきません。この緊張感の中でああでもない,こうでもないと全員で考えていくことが面白くないわけはありません。自分ではこう考えた。でも,自分が考えもしなかったことを指摘される方が出てくる。あれこれ考えた結果,松田さんの答えは●●●●●●●●●●。手玉に取られているように感じます。次は何が出てくるか,周りの方はどうツッコミをいれるか,そうきたかと,ワクワクしながら受講しています。無理を申して受講させていただいて大正解です。

 しかし,残念ながら,第一の目的である「素早く的確な文章を書けるようになりたい」は達成できていません。むしろ文章を書くのが遅くなってしまいました。メール一つとっても,一通り書いてから何度も読み直す。一度送信してから五秒後に取り消してみる(そういう機能があります)。このような始末で,時間がかかってしかたありません。ただ,これは産みの苦しみなのでしょう。自分の文章を前にして悩むということは,それだけ文章に敏感になっているということです。文章に対する審美眼は養われつつあるものの,なかなか使いこなせないという段階なのでしょう。自動車の運転のように,意識せずに的確な文章を書けるようになるまで,地道に悩み続けるしかないと理解しています。

 このように,文章演習講座は私の期待に十分に応えてくれています。残念でたまらないのは,不可抗力とはいえ,第3回を欠席せざるをえなかったことです。私が出られなかったあの3時間にいったい何がおきたのか。どんな面白いことがあったのか。あれこれ考えてしまいます。ただ,過ぎたことを考えてもしかたないので,あと3回,しっかりとあの楽しさを味わい続けたいと思います。

 1年くらいたってから文章演習講座の成果を感じられるようになったという趣旨のコメントがブログにあったと記憶していますが,その意味がおぼろげながらわかってきました。 引き続きよろしくお願いします。

 嫌がられながらも」は、文演55期生編集者Mさんのとき、こちらはプロの編集者などいやだいやだと、前期断ったのですが、熱心さに根負けし今期受け入れてしまいました」と似たものです。

 楽しんでくれていることに感謝です。



 第61期文演第6回は、ほぼ6週間先になります。

 その日が、宿題提出日になっています。

 宿題に全力で取り組むほどに、最終回の楽しみが増すというプログラムになっています
    

 



           ※クリエイト速読スクールHP

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