普段の何倍も考えている | 教室ブログ by クリエイト速読スクール

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2014-03-02

10代と「速読」「文演」

普段の何倍も考えている

    中3女子Yさんの受講30回40回アンケートと最新スコアです。

 2013-04-22入学試験、定期テストに備えて&宇宙人みたいだ」・2013-07-10 「(イメージ記憶のおかげ?)のYさんです。


 文演初の中学生でもあります。


            「Yさんの受講30回目アンケート13/10/26
   マイナス
・サッケイドで、三角の記号を一つずつ追っていった方が良いのか、縦の線として見た方が良いのか、毎回悩んでしまう。・ロジカルDが、あまり伸びない。・正確ではなくなるときがある(トレーニングでも、それ以外でも)。

    
プラス・1万字/分を超えるようになって嬉しい。・ブログを読んで、前半を頑張ると倍速も伸びると分かったので、前半を以前より気合いをいれてやるようになった。・ランダムシートやたて一行が、受験勉強の数学と共通する点(広く見て、何かを見つける)があると気づいた。・本に夢中になったときの読むスピードが、以前より速くなった。気づくとページが少なくなっていて驚く。・定期テストのとき、暗記が楽。普段の生活でも、イメージ記憶やイメージリストのように、面白いことを思いつくことが増えて楽しい。


           「Yさんの受講40回目アンケート14/2/24
   マイナス
・イメージボードで、4×4のマス目全体が思い浮かべられない。碁石があるマス付近しかはっきりとした画像として想像できない。

    
プラス・高校受験の数学が、以前より得意になった。・定期テストのときに、暗記が短時間でできるようになった。・本を読むのが速くなった。気づくと1冊読み終わっていたことがあって、嬉しかった。それに伴って読む量も増えたので、ついついたくさん本を買ってしまう。


        「Yさんの受講42回目の主なスコア14/3/1」よこサッケイド大89 数字ランダム4549 漢数字一行〇→2,787、四→2,240、三→1,719 漢字二行口→320夏→295、算96 たて一行ユニット9892 スピードチェック4056秒4051秒)ランダムチェック121(1分12854秒ロジカルDタイプ25/26(3分)27/28(3分)イメージ記憶22/4020秒)、27/4020秒)倍速読書『世界でいちばん13,500字/分理解度A-ランダムチェックとロジカルがいつもよりスイスイできて、うれしかったです※漢数字一行とスピードチェックは前回のスコアです。

   ロジカルがDタイプでイメージ記憶が20秒20秒ですから、「定期テストのとき、暗記が楽」なこと、この上ないはずです

 Yさん自身が筋金入りの「宇宙人」になってしまいました。

  Yさんを見ていて思うのは、いまさらながら「親御さんの力は計り知れないほど大きい」ということ。

 大人になってからの長い時間を視野に入れて、我が子に助言しています。
 


  「Yさんママ、もしこのブログをご覧になっていましたら、9月からの文演、受講希望でしたらお電話ください。初の中3生受講になります。Yさんは、優秀なここのおとなたちと一緒に楽しむ力があります」と2013-07-10で書きました。しかし、9月からの第60期文演への申し込みがなかったので、ザンネンと思っていました。

  そうしたら、第61期文演申し込み初日の9月1日日曜昼前、お父さんから電話をいただきました。

  Yさんは、第61期文演の第1号となりました。


 Yさんの許可を得て、文演受講3回目アンケートの後半部を掲載します。前半部は、個別の作品への感想です。骨太の文章をご覧ください。

 
今まで、理詰めで文章を組み立てる小論文は得意だったが、作文はあまり好きではなかった。うまく書けなかったからだ。変な日本語を書いては恥ずかしいから、主述の呼応や漢字などは間違えないように気をつけていた。しかし、いざできあがった文章を読んでみると、全然面白くないのだ。作文が上手な友人のいきいきした文章を読むたびに、うらやましく感じていた。だが、その日の授業を受けたことで、自分の文章が面白くないのは伝えたいことをきちんと伝えようとして書いてないからだということがはっきり分かった。それが嬉しくて、帰り道では迎えに来てくれた母に「自分とそっくりな文章があった! 私の作文がつまんないのが分かった!」とずっとまくし立てていたほどだった。
 
さっそく文演の次の日に卒業文集の書き直しに取りかかった。生まれてはじめて、意識して「まじめに」文章を書こうとしたのだ。だが、書き直し始めてすぐに困ってしまった。伝えたいことを伝えるために書くには、想像していたよりもたくさんのエネルギーが必要なのだと思い知らされた。実際に今この文章を書くにも、普段の何倍も考えている。
 
3回目以降の文演でも、文章を書く時の視点の大切さについて何度も話題になり、少しずつ文章のつくりかたがつかめてきた気がする。これからの文演で、自分に足りていなかった視点を手に入れたり、文章を書くエネルギーを鍛え上げたりして、自分も人も納得できる文章を作り出せるようになりたいと考えている。

  きのうが第61期文演の第5回でした。

  5分前に18名全員そろいました。

 ロジカルFのJさん 、大学教官のYさん、30年の司法書士生活から司法試験に挑戦することになったSさんなどなど、ほんとうに多士済々のメンバーがそれぞれに楽しんでくれています。ありがたいです
 
 






          ※クリエイト速読スクールHP

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