2007-11-24
ミシュランと聞いて
仏タイヤメーカーが発行するレストラン格付け本「ミシュランガイド」の東京版(22日発売)の内容が19日発表された。最高の料理と評価される「三つ星」には、すし屋2店を含む計8店が選ばれた。日本料理の三つ星店は世界初。(略)
三つ星以外で東京版に掲載されたレストランの内訳は▽二つ星25店▽一つ星117店。三つ星を含む計150店は都市別で世界最多。また、三つ星8店はパリの10店に次いで多く、これでミシュランガイドの三つ星レストランは世界で68店になった。 (略)
ミシュランガイドは「ミシュラン」が1900年に創刊。レストランのほか、優れたホテルも掲載。「覆面」調査員が店を訪れ「料理の味と質」だけで評価を下す独自の調査手法で知られる。(略)これまでフランスやイギリス、米国など計21カ国が調査対象になり、世界で年間約100万部を発行。アジアでは東京が初めて。東京版は日本語版(2310円)と英語版が97カ国で販売される。 【川久保美紀】
毎日新聞 2007年11月19日 19時58分 (最終更新時間 11月21日 11時22分)
こんなニュース
が、日本中を駆け回っています。「食は文化」らしいですが、美食家とは程遠いこちらとしては、あまり 感興をそそられない話題です。
ただ、食に明るい女性スタッフや、つきあいの長い生徒さんたちは☆の数の多さに「凄い。ありえないです」と声を上げていました。
ミシュランと聞いて、こちらには、「道路地図」が真っ先に思い浮かびました。ミシュラン道路地図には、ずいぶん世話になった記憶が強いためかもしれません
海外をドライブ(といっても、イギリスとアイルランドだけですが
)するとき、ミシュランの地図は必携です。
ドライブを楽しみたいなら、運転免許証と同じくらい重要です。
似たような他の地図を、ミシュランがなくて買いもとめたこともありましたが、折りたたみやすさなどの使い勝手から、調査の精密さまであきれるほどいきとどいて、その違いに驚いたことがあります。
いい景色を見てみたいなら、ミシュラン地図の、道路を緑色に塗った道を探しながら走ればいいだけでした。
ビューポイントには、
(この絵文字ではないのですが)「ココ景色がいいですよ!」というマークがあります。
そこにいけば必ずナルホドね、や、オオ! と声が出てしまうような風景に出会えるようにできていました。
1ポンド130円~180円(180円のときはもう「来れない」と感じました
)ほどのとき、夏休みは、イギリス全土の美しいうねうね道を探してドライブをしていたことがありました。
1日400キロ。1回の旅で3,000キロ(十年程前なのに、ずいぶん元気でした)。
とくに、1年で一番昼の長いころで、なおかつ、サマータイムですから午前3時には明るくなり、午後11時にやっと真っ暗になるようなスコットランドは、ドライブ好きな人なら、食べること(『イギリスはおいしい』)を忘れるような地域だと思います。
なんといっても、交通法規が日本とほとんど同じです。というか、日本がイギリスを模倣したものですから、とても運転しやすいのです。
ミシュラン推薦の英国グリーンロードは、走っても走っても食い足りない景色(人間の手のものにはあまり感じない人なのです)をそろえています。5回程度で大きなこといえないですが『こんな細い道までよく来ているよ』と、あきれるほどリサーチしています。
トニー・ブレアが首相になり(44歳で英国首相、54歳で退陣ですと)、イギリスが国力を増していって1ポンド240円前後になった最近は、ちょっと手が届かない国になってしまいました(130円を知っている身には倍という感覚です)。
―巧みな経済政策でイギリスは15年以上に及ぶ景気拡大を実現し、イギリスを世界屈指の競争力と経済成長率をもつ国家に押し上げた。―フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より
ミシュランの「道路地図」は、日本でも手に入れることできますがたしか2倍近い値札がついていました。
ヨーロッパでは、毎年1,200万部も販売されているほどの人気マップです。
ぜひ、日本もミシュラン道路地図、お願いしたいものです。
……ただ、景色のいいところは、たくさんあるのでしょうが、道沿いの「看板」のために難しいのかもしれません。
真
