最終回の授業で、私は少し放心状態になった | 教室ブログ by クリエイト速読スクール

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2008-07-19

『文演』情報

最終回の授業で、私は少し放心状態になった

 ※追記:Kさんは、工藤愛さんです。令和三年司法試験に最終合格しました。



   第47期文章演習講座(2008・4・19~6・21)の終了時アンケートです。  

 今回は、法科大学院生のAさんとKさんです。


       Aさんの文演アンケート

Q.1どんな目的で受講しましたか?
 A.1 ・論文試験やレポート作成でうまく書けるようになりたいこと。・文章を正確に理解したいこと。・松田さんに強く勧められたこと。

Q.2文演を受講し、文章への印象が変わったことなどありますか?
A.2 ・受講前は文章の内容が正しければ文章が下手くそでもよいと思っていたが、以下の点で印象が変わった。・ 文演を通じて、文章の基礎がいかに重要であり、少しでもうまく書かなければ話にならないことがわかった。すなわちクリエイト速読スクール以外の文章指導で言われる「下手でも良いから内容を正しく書け」とは、試験中に文章表現に拘泥することによって本末転倒にならないように注意しなさいといっているのであって、誤字脱字・文字が読みにくいもの・意味がはっきり読み取れない表現については試験の評価で話にならないことが含まれていることを理解した。・これによって文章を慎重に作成するようになった。特に文章作成前の構成について考えることが重要であることがわかった。・それに、文章を正確に読み込まずにはいられなくなった。・さらに読解や文章作成のポイントがわかるようになった。


Q.3宿題の「要約」については、いかがでした?
A.3-1「授業前」 作成においては特に原文の表現を壊さずかつすっきりした表現にしようと心がけた。しかし、漠然としながらもしっくりいかないこともあり、これを他者に読まれるのだと思うと正直言って恐かった。

A.3-2「授業後」やはり自分が心配していたことを松田さんは指摘した。しかも具体的に厳しく指摘してくれた。特に勉強になったことは要点がひとつ抜けることで実際の内容とかけ離れてしまうことである。最終回の授業で、私は少し放心状態になったものの参加できてよかったと思う。

Q.4全体的な感想をお聞かせください。
A.4 今回の文演に参加できたことを心から感謝したい。今回のアンケートのようにまだまだ文章表現について自己嫌悪に陥るくらい拙いところがあるが、勉強以外の書を多く読み、思考力を上げていきたい。自分の文章表現について正面からじっくり向き合うことが大きな収穫であったと思うし、設問に答える精度がさらに上がっていることも実感している。正直言って、8回で終わりにしてほしくないと思った。

 
Aさんは、4か月で速読80回受講と猛烈なスピードで通い、たて一行120、スピードチェック30秒台、ロジカルテストDタイプ終了と猛烈によくなったのですが、まだ基礎的な読解力を伸ばさないと司法試験合格までは手が届かないのではと要らぬ心配をし、文演をすすめました。最終回は、彼にだけ少し手荒な言葉遣いをしてしまいました。

 現在は、週1回速読講師を担当していますだから、Aさんではなく、A君になります)。きっと、そのうち勉強が忙しくなり講師ができなくなるのでしょうが。




     Kさんの文演アンケート


Q.1どんな目的で?
A.1 文章の読み方、書き方を学び、自信を持って文章を書けるようになりたいと思い受講しました。


Q.2文章への印象は?
A.2 抽象的な単語を並べていく文章こそが、論理的文章であると思っていました。でも、読み手に自分の主張を理解してもらうためには具体的なことに言及していくことが必要であると、わかりました。しかも、これは、論理的文章であることと全く矛盾せず、むしろ勇気が必要だなと思いました。具体例が的確ではないと、誤ったメッセージを読み手に送ってしまうと考えるからです。

Q.3宿題の「要約」は?
A.3-1「授業前」制限された字数の中で、人の書いた文章を要約するのは、筆者の言いたいことを把握、理解していないとできないことで、要約ではなく、改悪になってしまうと思いました。

A.3-2「授業後」自分の文章に向かう姿勢の甘さに気づき、とても恥ずかしいと思いました。ひたすら反省しました。他の受講生の要約を読んで、とても勉強になりました。同じ文章を要約しているのに、同じものは全くなく個性が現れるのは発見でした。同時に、自分が文章を書く場合にも、読み手により、いろいろな捉え方がされることを、しっかり頭に入れておくべきだと考えました。


Q.4全体的な感想を。
A.4 もっと早くこの講座に出会えていたら、もっと人生楽しかったのではないかと、欲が出てしまいました。文演を紹介してくださったNさんには感謝の気持ちで一杯です。文演で教えて頂いたことは、自分の一生の宝だと思います。宝の持ち腐れにならないよう、論文を沢山書いて、どんどんスキルアップしていきたいと思います。松田さん、本当にありがとうございました。 

   Nさんとは、2007-04-17 第44期文演スタートのN講師です。Nさんはいま、ロースクールの勉強が忙しくなり「講師」を休んでいます。

  Kさんには、自分のライバルになるはずのNさんがこれを紹介してくれたことを心から受けとめ、勉強に精励してほしいものです。

  今回の2人は、ある意味、身内のコメントでした。

 

  第48期文演は、きのう18名満席となりました。ありがとうございます 

 

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