2013-07-08
ルールを知らずに文章を書くのは、
第59期文演(13/1/12~3/9)アンケートです。
今回は、「Q.4」のみとなります。
Aさん・国家公務員、Bさん・医師、Cさん・会社員、D君・高校生、Eさん・会社員、Fさん・団体職員、Gさん・公認会計士受験生、Hさん・団体職員、計8人の生徒さんです。
Q.4 全体的な感想をお聞かせください。
Aさん.的確な批評を受けたことで直す文章は、こんなにも読みやすくなったり、面白くなったりするのかと驚きました。
一度指摘されたことは、次からは意識することができます。意識することが増えれば、文章を深く読むことができるようになったり、文章をより良く改善させることができるようになると思います。
文章の力をつけるにはこういう過程が必要なんだということを実感しました。文章の力がつけば、自分の思考が変わるはずですし、自分の言葉が変わってくるはずです。
8回の講義を終了して、自分の実力がどれだけ足りないかを知りました。不足していることが分かった以上、もっと力をつけたいと思いました。文演で習ったことを基礎にして、もっと文章の力を鍛えていきたいと思いました。
Bさん.実際に文演を受講して、まず、文章の基本的なルールを知らないことを思い知らされた。ルールを知らずに文章を書くのは、交通ルールを知らずに車を運転するに等しいことではないか、なぜ学校教育では教えないのだろうか、という疑問も芽生えた。
そして内容の読解や細かなテクニックの解説の段階になると、いかに自分が文章を読めていなかったかが認識できるようになった。文章の世界の厳しさも同時に身にしみ、プロの方が、どれほど緻密に文章を構成しているか、さりげないが高度な工夫をしているかが多少はわかるようになった。
人が成長していくためには、色々な経験をつみ、知識を得ることが必要となる。文章化された媒体から、多くを学ぶことができなければ、成長も知性の発達もない。そういう意味では、非常に強力な武器を今回与えられたと感じている。
Cさん.文章を読んで理解するのが苦手なので、ぜひ技術を身につけたいと思い受講しました。文章を読んで理解できないのは、自分の力不足のせいだと思っていましたが、そもそも文章に読ませる工夫のあるものと、そうでないものがあるということを知りました。
文章を読んでブラッシュアップしていく実習では、松田さんからとてもたくさんのことをさずかりました。これからは忘れないように大切に使っていきたいと思います。また、今回は図らずも「読んで、理解して、アウトプットする」という高度な体験ができました。大変でしたが、とても有意義でした。
D君.国語の成績を良くしたかったので受講しました。文演を受講する前は、何を書けば良いのかわからず、字数だけを稼いでいました。文演を受講したら、何を書けば深みのある文章になるかがわかるようになりました。しかし、うまく書けずイライラします。文章はたいへん難しいものだとわかりました。
どんな文章が深みのある文章かを教わり、自分にも書ける気になったのですが、なかなか書けず文章を書くのが嫌いになりました。文演で感激を受け、感謝の気持ちを書きたいのに、思うように書けませんでした。本を読むことから始め、少しずつ書く練習をしていこうと思います。三か月間ありがとうございました。
Eさん.業務等で書類やメールを作成している際に、文章を長々と書くことが多く、要点が相手に伝わりづらく、文章を書くことに苦手意識をもっていました。
要点のまとまった文章の書き方の基礎を学び、相手にわかりやすい文章が作成できればと思い、受講させていただきました。
いろいろな文章を見ていきながら、他の受講生の意見を聞いたり、松田さんの指導を通じて、文章の知識を楽しみながら受講でき、本当にいい体験ができました。これからも良い文章を読み、自分なりに要約を行い、知識を高めていければと思います。松田さん本当にありがとうございました。
Fさん.学校などで行うような一般的な国語と違う視点の授業が新鮮でした。文がおかしくないか、わかりにくくないか、といった点は普段気になることですが、日常取り扱う文で、こうした方が面白いという観点で文を直すことはないため、そういうことか、と頭の中で今まで閉じていた扉が開いたような感覚がしました。
ただし、まだまだ学びたいというのが本音です。また、作家の卵ではない自分にとっては、作文より要約の方が重要に感じたため、『記事や本の要約に特化した講座があったらぜひ受講したい』と思いました。
Gさん.文演を受けることで、言葉の不完全さを感じました。
一つの言葉に、様々な意味がある一方で、書き手の気持ちを完全無欠に表現しようとすれば長々とした文になってしまいます。言葉が不完全だからこそ、使い方をきちんと学ぶ必要があると思うのです。言葉の使い方を学ぶのは、多くの人の心に溶け込む文章を書く技術を磨くだけでなく、文章を読み解く技術を磨く必要があるのだと感じました。
文演では、主に文章を読み解く技術を教えていただきました。この技術を自分の力にして、文章を書く技術も鍛えていきたいと思っています。毎週教室で、松田さん、他の生徒の方々と顔を合わせて学べることは喜びでした。本当にありがとうございました。
Hさん.優れた文章というものがどのようなものなのか理解しておきたかった。営業職に就いて人を説得したり、交渉したり、文章を出したりと国語力というものを非常に気にするようになった。とっかかりとして受講してみようと思った。
文章というのは、分析を加えることではっきりとわかることがあると感じた。松田先生の問いに関して考えるのだが、「そんなことはわからないんじゃないか」と思う問いがある。解答を聞き「あー」と納得してしまう内容だった。文章というものも、解答や結論が確実に決まる、実に精密なものであると感じた。松田先生の講義でそう感じた。正確な、誤解を受けない文章をつくる心構えができた。
僕は松田先生の授業中における知識の伝授がとても役に立った。
最後に自分の問題として、多忙な時に文演の申し込んでしまった時期と仕事の多忙さが重なってしまったことが悔しくて仕方がない。もう一度、文演受講を希望する。
節目となる第60期文演は、9月28日(土)午後7時からとなります。
2014年は、1月~と9月~の年2回を予定しています。
真
※クリエイト速読スクールHP
