2015-12-13
社内文書の作成に活かすため
第64期文演(15/9/26~12/5)アンケートです。
第1回は、IT企業で仕事をするYさんです。
ユーキャンの通信教育を55回完走し、速読も現在(15/11/5)65回受けています。
Yさんの文演アンケート
Q.1 当講座をどんな目的で受講しましたか?
A.1 ・正しい文章の書き方を学ぶため
・読み手に伝わる文章を書けるよう、留意すべき点を知るため
・それらを社内文書の作成に活かすため
・文章を書くことに対する苦手意識を少しでも克服するため
Q.2 「文演」を受講して文章への印象で変わったことがありますか?
A.2 プロの作家の書く文章が、以下の点でいかに優れたものであるかを意識するようになりました。
・一語一句にそれを用いる意図が込められている
・文章構成、描写表現が綿密に練られたものである
・時系列、事実関係の整合性、描写の正確さに、細心の注意が払われている
同時に、自分の書く文章でも、伝えたい内容を的確に表すには、同じように注意が必要であることを強く認識しました。
Q.3 宿題の「要約」はどうでしたか?
A.3-1 「授業前」 同じ課題文を要約しているにもかかわらず、抜き出す箇所や表現が人によって随分異なる、ということはブログで読んで知っていました。
それだけに、自分の書いた要約がとんでもなく的外れな結果になっていたらどうしよう、という不安がありました。
A.3-2 「授業後」 下手な細工はせず、原文を削っていくという基本に、とにかく忠実に従おうとしていました。しかし、それにこだわりすぎてしまい、原文を切り貼りしただけの読みづらい文章になってしまったのが、全体的な反省点です。筆者の主張を余すところなく汲み入れながらも、簡潔に分かりやすい文章でまとめられた他の生徒さんの要約には、心から感心しました。
自分で書きながら、どうも上手く言い表せていない、まとめられていない、と感じていた部分は全て指摘されました。何がそう感じさせるのか、どこに問題があるのか、自ら分かるようになることがこれからの課題です。
Q.4 全体的な感想をお聞かせください。
A.4 普段仕事で目にする文章の中には、基本的なルールが守られていなかったり、変に古めかしい言い回しが使われていたりするものがあります。それでも、毎日繰り返し目にするうちに感覚が麻痺してしまい、多少おかしな文章でも、それを受け入れているところがありました。今回の講座で、正しいルールと適切な表現を確認できたことで、文章に対する正誤の感覚を取り戻すことができたと感じています。また、社会人になると、自分の書いた文章を評価してもらう機会がなかったため、要約を添削していただいたのは貴重な経験でした。ありがとうございました。
講義で取り上げられた文章はエッセーや小説でしたが、文章を書く上でおさえておくべき点は、仕事で書く文章にも共通するものです。今回教わった内容、要約で指摘していただいた点を意識し、日々業務で文章を作成する際も活用していきます。(三行省略
)どこをもっと掘り下げて書き表すべきか、という解説には、毎回深く納得させられ、印象に残っています。
教材の文章とは別に、毎回講義の最後に配布していただいたプリントも有益でした。書く技術だけでなく、文章を書く際の心構えを教えてくれるもので、興味深く読ませていただきました。
最後に、各回とも中身の濃い講義をありがとうございました。改めて御礼申し上げます。
(三行省略
)は、具体的すぎて、今後の講座に影響しそうなのでカットです

大きな会社でバリバリ仕事をするYさん。
高い読解力を持っていることはわかったわけですから、あとは量をこなすことを優先すればよいのではないかと思います。
Yさんのような有能な女性にも学ぶべき点が文演にあったと感じていただいたことが、ありがたいです。
真
