2007-07-04
受講10回ごとアンケートより(3)
クリエイト速読スクールでは、
通っている生徒さんに10回ごとにアンケートを書いていただいています。
質問は毎回2つです。
Q.1 トレーニングを受けていて困っていること、悩んでいることはありませんか?
Q.2 トレーニングを受けて変わってきたこと、よくなってきたことを教えてください。その他要望等がありましたら書いてください。
きょうは、海外の大学に留学中のAさんと、仕事を辞めて次の仕事に就くまでの2カ月間に集中して通っているBさんのアンケートを紹介します。
まずは、8月末には大学に戻るAさんの10回受講アンケートから。
A.1 短期間しか通えないので、毎日欠かさず通っているのですが、どうやったら記録が伸びるのか、もっと効率よく速く読めるのか、を考えたり工夫したりする余裕がありません。ただ毎日一所懸命やるだけ、になってしまっている感じです。
A.2 集中力がついた。本を読む時間がふえた。記憶力がよくなった。勉強するときなどに、できなくてもとりあえずやってみようと思えるようになった。勉強する時間が長くなった。
Aさんは、自分の置かれた環境を的確に文章化しています。
20回あたりまでは、「どうやったら記録が伸びるのか、もっと効率よく速く読めるのか、を考えたり工夫」するかなどよりも、「ただ毎日一所懸命やるだけ」で十分です。
それでも、A.2のようにしっかりした成果があがってきます。
Aさんの取り組む姿勢のよさが文章から感じ取れます。若い生徒さんで「一所懸命」などと書いた人は初めてです。
次は、あっという間に30回受講したBさんの30回受講アンケートからです。
A.1 現段階で自分がどのレベルにあるのかという点が気になります。例えばスピードチェックが40問終わらなかったり、ランダムシートの伸びがにぶかったりするので不安に感じることがあります。
A.2 本を読むために、これまではそれなりの労力を感じていましたが、今はスキマの時間に気軽に本を読むことができるようになり、小さな文字で書かれた文章でも苦痛に感じなくなってきました。
Bさんは、もう相当高いレベルまできています。ご本人が「不安に感じ」たりするというのは謙遜というものです。
ある程度中身の濃い小説でも、30分前後で読める力がついています。実用書ならもっと速く読めます。
本を速く読めるようになるためには、本をラクに読めるようになるという前段階がなければなりません。そのための教室トレーニングです。効率のよいプログラムのはずです。
これからも、生徒さんの生の声をお届けします。参考になさってください。
真
