2021-07-21
この本は、本と闘うための型を授けてくれる
2021-06-13「クリエイトサウナ説」のTさんです。
まず、Tさんの体験レッスンスコアと入会時アンケートコピーです。
「Tさんの体験レッスンの主なスコア20/8/4」たてサッケイド17 数字ランダム21・12 漢数字一行〇→153、三→99、一→90 たて一行ユニット34・35 スピードチェック27・28 ロジカルテストAタイプ27/28(3分)・29/30(3分) イメージ記憶36/40(2分)38/40(1分) 初速537字/分・理解度B
「Tさん体験レッスン(入会時)アンケート20/8/4」 ・「体験感想」自分にはスピードが足りないことを改めて実感した。普段、頭の中がボーッとするな、と思うことが多いが、スッキリした。・ゲームのように取り組めた。居心地が良かった。・「入会を決めた理由」勉強・読書・仕事で、考える・読む・理解するスピードを上げて、input・outputを増やしたい。
次は、Tさんの受講90回目アンケートと最新スコアです。
「Tさんの受講90回目アンケート21/7/3」
マイナス・ランダムチェックの上限が160問になった途端、手が滑らかに動かなくなった。チェックしていくと自分の筆跡にも気を取られ早く探せない。チェックしながら1, 2個先の数字まで特定しておく技術が必要と感じる。
・ロジカルはなかなかスピードに乗れず、パチパチッと解けない。まだ感覚にまで正しい思考が刷り込めていないような、もどかしい感覚。
・イメージ記憶はどうやら「一単語あたり最低限かけなければ記憶に残らなくなる閾値となる平均時間」があるようで、今の制限内に記憶作業を進めようとするとその閾値を下回っているような感覚。単語がイメージしにくくなっていることもあり、苦戦中。
・いずれにせよ繰り返しトレーニングするしかないだろう。同時にブログで上手い方法を探してみる。
プラス・ここ10回の中で「ブレイクスルーかも?」と感じた回があった。その時に意識したことは「目の高速回転と、脳の高速処理を独立させる」ことだ。特に前半のトレーニングに活かされると思う。具体的には、目は最高速度でグルグルと動かして対象を視野に入れるだけ。脳は入力された画像を最高処理速度で処理するだけ。勿論正確には目の動きも脳が司っているので完全に独立しているわけではないのだけれど、普段のデスクワークで使う目の使い方と比べると独立動作と感じてしまうほど、別物であり、不慣れであり、意識を要する。脳が処理しきれなくなったら目の動きにはブレーキをかけずに同じところをもう一周する。精度を高めてトレーニングしたい時もあるので、常にこの見方をすることはない。ただ、リミッター外しとしては有効な見方なのではないかと思う。
・最近素晴らしい本に出会えたので紹介したい。クリエイトで借りた本で、その名も『本を読む本』。(M.J.アドラー、C.V.ドーレン著、外山滋比古・槇 未知子訳 (1997) 『本を読む本』、講談社学術文庫)
・世に数ある読書術の本の中でも、この本は群を抜いていると思う。この本は様々な点で素晴らしい。いくつかピックアップしてみる。
・実践的である。本を血肉とするための方法が具体的に、かつ構造的に書かれているので理解しやすく、使いやすい。クリエイトの中で瀧本哲史さんの影響を受けている人は多いと思う。私も例に漏れず瀧本さんのファンなのであるが、彼の著作『読書は格闘技』を読んだときに「なるほど、著者と格闘しなきゃいけないんだな!」と息巻いたのも束の間、「でもどうやって格闘するんだろう…」と丸腰でリングに上がるような不安を覚えた記憶がある。格闘以前に、武道で言うところの型を何も知らなかったのである。この本は、本と闘うための型を授けてくれる。
・論理的である。本と闘うための型が論理的に構築されている。ディベートに似た分析になっており、ロジカルな読者も満足させられる内容となっている。
・熟読の勇気を与えてくれる。クリエイトに通っているので、つい速読しないといけないような気持ちになってしまいがちである。しかしこの本では格闘の価値のある本、言い換えると自分よりレベルの高い本は型を使って熟読すべきと記している。熟読でもクリエイトで培った基礎体力は活かされる。じっくり読んでも良いんだと念押ししてくれることは、意外と価値のあるポイントであった。
・小説と専門書の読み方の違いとその理由がわかる。倍速読書をしていると、小説と専門書で読み方が異なることに気がつく(私は小説の方が読みやすい)。その理由がわかりやすく書かれており、今後の読書の指針となる。
・クリエイトとの親和性が高い。書かれている内容の随所でクリエイトの通常トレーニングや文演で習ったことが想起される。クリエイトに通っており、文演も受講済みであればより一層染み渡る本だと思う。クリエイトのトレーニングと、この本で得た型を武器に苦手な専門書にもタックルしていきたいと思います。
「Tさんの受講93回目の主なスコア21/7/20」よこサッケイド144 数字ランダム120・130 漢数字一行〇→39,000、三→20,250、六→1,890 たて一行146・165 スピードチェック40(53秒)・35/40(46秒)ロジカルテストDタイプ22/25(3分)・24/25(3分)スピードボード5×527/30(2分59秒)・24/25(3分)イメージ記憶4/40(15秒)13/40(15秒) イメージ読み77個(30秒)倍速読書『ある男』12,600字/分・理解度A-「「四隅を意識」をするのは、視野を広げるのが苦手な自分は意識するとよいかもしれない。スピードボード終わってよかった」※漢数字一行・ロジカルは、前回のスコアです。
Tさんはきのう7/20(火)5限に93回目を受講。
それから近くもない自宅に帰って、Sent: Wednesday, July 21, 2021 3:17 AMにメールを送ってくれています
『本を読む本』、まだ手にしたことのないの生徒さんは、どうぞゆっくり読んでみてください
真
※クリエイト速読スクールHP
