過去に受けた人の言葉を信じたからである | 教室ブログ by クリエイト速読スクール

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2025-05-20

『文演』情報

過去に受けた人の言葉を信じたからである

 第87期文演(24/11/30~25/2/1)アンケートです。

   きょうは、大学を卒業したばかりのNさんです。

 2024-11-22余計なことに頭を使うことが少なくなった」のNさんです。





        
Nさんの文演アンケート




 
Q.1 当講座をどんな目的で受講しましたか?
 
A.1  ・自分の文章がよくない理由を知るため。文章を書くのが苦手で、自信を持てたことがない。次第にあきらめて目を背けるようになっていた。このような背景で受講した。当講座の受講を決めたのは、速読トレーニングの成果からこの講座も期待できるのではないかという直感と、過去に受けた人の言葉を信じたからである。



  Q.2 「文演」を受講して文章への印象で変わったことがありますか?
  A.2 
変わった。読む側の立場におかれて視野が広がった。読みにくい原因や読みやすさの理由と改善できる部分、書きなおす前と後の比較など様々な角度から読みやすさとは何かを勉強していった。

   勉強していくうちに、文章は容易につくられるものではないと実感させられた。費やした時間に見合った対価を具体的にみせられて、時間がかかるのは当然だと納得したのだ。何気なく読書していた小説は相当な準備のもとつくられているのがイメージできるようになった。



 
Q.3 宿題の「要約」はどうでしたか?
  A.3-1 「授業前」 
初めて要約を真剣に取りくんだ。参考にしたのは各回で配られた資料とうっすら覚えている国語の授業の記憶のみである。

    最初の提出までは筆者の最もいいたいことは何か意識していた。音読を重ねて、深く読みこんだ。普段使われていた言葉や名前以外知らないような事柄を調べるとより理解が深まった。時間をかければかけるほど気づきは多かった。

   しかし、評価は思ったよりも低かった。原因は要約ではなく感想文を書いていたことだ。ずれる前に見せればよかったと感じた。

   最終提出までは課題の文章の通りに書こうと意識していた。気持ちは沈んでいたが一から書きなおして提出した。締めきり二日前に一日中悩んだものの全く進まないことがあった。提出できなかったという結果にはなりたくないと思い、ぎりぎりまで粘って書きおえた。

   それ以降胸のあたりでもやもやとする感覚を覚えはじめる。なぜなら、要約を通して、文字を書いたり消したりする量が少なかったのではないかという心残りがうまれていたからだ。


 
A.3-2  「授業後」  どこを変えていかなければならないか発見できた。例えば、提出するのに必死で、配られた資料を見て修正する時間がそれほど取れなかった。提出した要約を見返すとやはり、すぐに直せる箇所がいくつかあった。まずは初歩的なところから変えていかなければならない。

   もやもやとした感覚はそのままだったが文章を書く修行をつめば、より上手く書けるという自信も持ちはじめていた。文章を書けばその感覚を処理できるだろうと思ったので文演アンケートにぶつけていた。思ったことを書きつらねるだけだったが、おかげで考えをまとめられた。



  Q.4 全体的な感想をお聞かせください。
 A.4 ・
読む側、書く側の両方の立場におかれて自分の文章がよくない理由をつきとめた。

   当初、それは読みやすい文章を書くときのルールを知らなかったからだと考えていた。しかし、根本的な原因は構成を設計するところにあった。

   これまで設計が甘く、文章に起こしてから問題点を見つけ修正してきた。時間を多く使うものの、どのように書くか考えた密度はあまり濃くならない。最終提出以降、文字を書いたり消したりする量が少ないと思っていたのは密度の薄さが理由だ。

   また、この書き方は余分が多いため疲れる。書きおえたころには推敲する体力がない。要約ですぐに直せるミスが直せなかった理由だ。

   現在、書きたいという気持ちが大きくなっている。得た知識や事実を試してみたい。


 Nさんの要約提出は、締め切り直前でした。

 七転八倒もいいですが、文演講師がいるわけですからまずはチェックしてもらうべきです。

 「感想文」になっていたので、書き直しを求めました。

 多少の瑕瑾はありましたが、すぐに対応できたのが勉強してきたNさんの力です。

 できたら、高校生のときに追いかけてきてくれたらなーという思いがあります。

 Nさんの高校は、東京都市大付属(むかしは、武蔵工大付属)。教育環境が整備されてきているのか、急速に進学実績をあげています。



 Nさんは大学院進学をやめて、急遽、就職したそうです。

 バイオサイエンス専攻。

 紆余曲折は若者の特権です。

 いつでも行きたいところ、生きたいように生きるために勉強を続けてほしいです。



 文演終了後も通い続けています。

 直後の2/3(月)から、2月だけで10回受けにきています。

 5/7(水)が受講49回目。

 Nさんは茨城の企業に就職しました。

 これからもさらに通うようです。

 受講50回アンケートは、受けたらすぐ提出をお願いします。
 
 

   




        ※クリエイト速読スクールHP  

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