2007-02-06
訓練受講後の「コメント欄」
クリエイト速読スクールのBTRメソッド受講記録カードには、教室受講も通信講座(通教)受講も、またSEGでの受講も、1回の訓練を受けると必ずコメント(所見)を記入する欄が設けられています。
数字からは見えないものを、そのコメントから読み取りアドヴァイスするのも重要と考えているためです。
ユーキャンの「新・速読」、’06年、年間約5,000人。
そのコメントの内容は千差万別です。
「楽しい。本を読む苦痛から解放されてきてる」というような、自分を励まし奮い立たせるようなプラスコメントから、「疲れるだけ。伸びない」というような悲愴なコメントまで。
ただ、この3年で大きく変化したことは、トレーニングの中身を変えていないにもかかわらず、「意味ない」「よくわからない」というようなコメントが激減したことです。
確かにこの間に、日本実業出版社よりBTRメソッドに関する書籍を2冊出版しています。また、通教受講生のなかから多くの55回修了感想文がユーキャンに寄せられたり、受講体験談がユーキャンによってインタビューされたりしています。
こんなことが、表面的にはあるのかもしれません。
しかし、やはり底流には、速読に対しての過剰な期待がなくなりつつあり、またそれにつれて、正面からトライしていけば十分に習得可能な「技術」と理解されだしてきているのかなという気がします。
今回(明日以降
)、ユーキャンの『新・速読』受講生(20代男性)で、現在35回まで受講しているAさんの、16回目から35回目までの読書速度と理解度とコメントを掲載します。
Aさんがよく出来るからというよりも、非常に真面目に訓練に取り組み今後の可能性を期待させるコメントになっているための掲載です(といってもやはり序盤、中盤よく出来ています。第32回目たて一行ユニット82、スピードチェック40/分ですから)。
BTRメソッド受講生であれば、よいところはどんどん参考にして自分自身をブラッシュアップしていってください。
コメント欄へ記録を残し続けることはとても重要です。
「私」が何を考えているかなど、「私」にしかわからないのですから。また、時間がたてばその「私」も忘れてしまうわけですから。
真
